アメリカン大リーグと言えば、おおっ!という迫力がある。ニューヨークヤンキースにやってきたイチロー君やマー君の活躍を見て日本人なら特に嬉しく感じるところだ。ところで、この大リーグの下の下の底辺にアメリカの少年野球という世界がある。ジュニアリーグと言って馬鹿には出来ない。そこには、将来の大リーガー選手を生み出す土壌があるはずだ。別にそれを探索するつもりは全く無いのだが、この春から我が息子達が地元の少年野球チームに加わった事を機に、アメリカ流の少年野球のやり方というものを少し知ることが出来た。
久しぶりにハチマル君の登場です。
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いつも公園の野球場には我が愛妻が運転するレクサスLX450(ハチマル)で出かけますもので...。
雪が解けた4月から野球の練習が始まりました。が、皆で集まって練習したのは2日(3時間程)のみ、でした。その後は、全て試合(リーグ戦)のスケジュールがびっしり。
ええーっ!いきなり試合ですか?
ええ、いきなり試合ですが。
...ルールも知らんだろうに(汗)
...なんでそんな事聞くの???
これが、この国のやり方だよ。
日本ではまずは玉拾いから始まって、ランニング、うさぎ跳び?キャッチボール、素振り、1000本ノック、そしてレギュラーに昇進してから練習試合、っていう様な順序を踏む?ので、それが当たり前だと思っていたもので...。忍耐、ど根性、血と汗流せ涙を拭くな、の世界だと理解していました。
いきなり、試合というのがアメリカらしいスね。
...
まずは投げてみろ、とにかく打ってみろ、
走れと言われたら指差す方向に向かって走れ!
ふと、昔、アメリカで教えている日本人の空手の先生が言っていた事を思い出した。『アメリカでは、まずは基礎や形を固めてっていう日本的なやり方やっていると、道場には誰も来なくなるからなぁ(汗)、いきなりパンチやキックをさせんといかんのだわ。』 これってアメリカ的なやり方。
アメリカ的なやり方というのは、ずばり、いきなりやる事か?
ところで、練習は?
ああー、それは、各自でやって下さいな。との事。
活躍する機会は提供するから、練習は各自にお任せしますよ。
やっても、やらんでもええ、各自の自主性に任せるよ。
...練習する為にチームに入ったのだが(汗)
つまり、練習は自習。ここで大差が付くのだ。
いきなり、試合をさせる。/
(---)
おおーっ!考えたらそれは日本にもあったなぁ。
草野球です。
アメリカの少年野球は、草野球を真剣に教えている。と、自分なりに思った。
(注:野球の取り組み方、考え方、進め方はコーチによって随分と異なる様子です)
勝ったら大声をあげて喜び、負けると真剣に泣く。
子供といえど、結構、真剣勝負です。