2021年型の新型フォードブロンコの先行予約が好調であるとの事。1965年に誕生した初代のアーリーブロンコをスキャンしたデザインをベースとして現在のテイストでのブロンコ復活である。フォードブロンコのホームページを観るとグレードもカラーも豊富で遊び心を感じさせられる。2ドアと4ドアが存在するが共にオープンルーフ、更にドアを取り外しての使用も考慮している事からジープラングラーとのライバルを意識している様である。初代ブロンコ以降は車体が大型となりビッグパワーを誇るワイルドな方向性を維持して来たが、この新型ブロンコは初心に戻った感がある。エンジンは2.7Lの6シリンダー310馬力と2.3Lの4シリンダー270馬力が用意され、ミッションには10速のオートマチック、2.3Lにおいては7速のマニュアルの選択もある。ジープラングラーの市場での成功を横目に長く機会を伺ってきたフォードの四駆市場への挑戦である。発売にこぎ付ける姿勢はとても慎重であった。幾つかのプロトタイプの披露が有ったが最終的に、やっぱ初代のアーリーブロンコがいい、これでいこう、となったのだ。ラダーフレームにショートホィールベース、アドベンチャーを意識した新型フォードブロンコの存在はアメリカの景色を変える存在になると見ている。
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