現在開催されているシカゴオートショーにおいて北米市場を牽引するトヨタトラックの3種 TACOMA, TUNDRA, 4RUNNER の頂点に位置するモデル2019年型 TRD-PRO(FOURWHEELER参照) が公表され4X4愛好家達の間で話題となっている。特に関心が集中するのがToyota Tacoma TRD-Pro に装着されている Snorkel (スノーケル) と呼ばれる Air Intake の存在である。恥ずかしながら獏は今までスノーケルの存在機能に関心が薄く、あれは深い水場で役に立つ存在という程度の理解が頭の中を占めていた。乾燥した濃厚な砂埃の中を前進するビークルのボディの表面をフロントからバックへなでる様に空気は切り裂かれて行き、舞い上がった砂埃もその流れに巻き込まれボディの表面を流れて行く。その流れから独立した位置に座するのがスノーケルの存在なのだ。スノーケルの空入口はA ピラーとフロントウィンドウの上部に存在し、埃の純度の少ない空気をエンジンに送る事が出来るのである。用途を考えたら実に機能美的な装備だと理解する。実際にアメリカ南西部のダートコースを普通に走っても恐ろしい程の砂埃が起ちます。砂漠でのダートコースに必要なのは Desert Intake を備えたパワーの有るクローズドボディの四駆なのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます