本日は日帰りの仕事の出張。ニューヨーク州の北西、カナダに近いオンタリオ湖に面した街まで車で出かけて来た。片道約400マイル(640キロ)所要時間は6時間程掛かる予定、途中で休憩を入れると7時間程掛かると思っていた。今回僕は助手席に深く腰を沈めて、半起半寝の状態で珈琲をすすりながら、流れ行く遅い春の樹木を眺めていた。2~3時間程すればトイレ休憩か珈琲を買いたいなどと言って運転交代要求の待機を気持ちの中ではしていたのだが、この運転手はそういった気配を全く見せない。
おい、大丈夫か!運転替わろうか?
トイレ行くか?珈琲はいらんかえ?
ノー プロブレム!
俺はOKだ!
......
ポリスカーも平気でぶち抜いてゆく!
おい!
チケット(スピード違反)もらうんじゃねーぞ!
ノー プロブレム!
...
5時間以上ぶっ通しで走り続けて予想到着時間よりも早く目的地に着いてしまった。
時間は午後。仕事が終わって帰路に、昼食の後という事もあり眠くなる時間帯。
いつでも運転変わってやるから、疲れたら止まれよな!
ノー プロブレム!
......
結局、帰りも無休運転で5時間代で帰ってきた。今日の帰宅は夜中だと思っていただけに、陽がまだ沈んでいない内にスケジュールをこなした事は驚きであった。眠気に襲れない、トイレを主管出来る。珈琲もガムもビーフジャーキーも要らない。水もタバコも...。
おまえ本当にタフだなぁ、
どうして?
どうしてって、これが普通だよ!
普通な訳ねーだろ!
実は彼、元レーサー(自称)です。
昔はレーシングカーでサーキットを走っていました。
レーサーの走りというのはこういうものなのだ。
ということを教えてもらいました。
そして、分った事があります。
それは、
僕はレーサーには向かない、という事です。
...精神力弱すぎ
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