雨が降らない乾燥した日を選んで今年もランクルの錆落としのメインテナンスを行った。年々増加する錆を確認しながらも、それでも錆の進行を遅らせる為に自分で出来る努力を投入する。ランドクルーザー60はボディの下の鉄板を重ね合わせた部分が袋状に製作されているのでそこにはどうしても湿気が溜まりやすく錆を誘発する。僕のやり方は錆の進行を鈍化指せる為に溜まった錆はなるべく除去し、そこに空気の循環をもたらす事により錆の進行を遅くするという考え方だ。結果、ボディの下部には多くの穴が開いてしまっている。見た目はアグリーだが自分ではこの方法がベストなんだと思っている。金もかけない、時間もかけない、そして気もかけない即席修理ではある。
我がロクマルのブルーに近いプライマー入りのスプレー。
今回はペーパーサンドも準備した。
以下はボディの一部の写真、BEFORE and AFTER です。
我がランクル、穴だらけです。
こうして錆のメインテナンスは終了。離れて観るとその傷跡には気付き難い。
ランクルの錆と付き合うと言う事は錆を黙認する事や錆の進行を無視する事ではない。錆を可能な限り除去しながらも錆に敵愾心を抱くことなくその作業を楽しんでいる様なところもある。自分がランドクルーザーに発生する錆をどの様に捕らえるかは大事な要素である。なぜならはその姿勢が硬直ならばオーナーにとって精神的に良くない。また、軟直ならば鉄のランドクルーザーにとって良くない。よって、その変のバランスを保ちながらの指向(思考)が古いランクルを実用的に使い続ける為の技術なのかも知れないと思ったりしている。
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