バーモント州の最高峰マンスフィールド山(4395ft)の登頂に立つ事が出来た。ここが今回の旅の地理的ゴールポイントである。標高約1400メートルなので山国日本人の感覚からすると決して高い山ではない。緯度が高いせなのか、山頂付近の岩場の光景は日本の中央アルプスを思い出す。山頂に立つと、東にニューハンプシャー州のホワイトマウンテンズ、西にニューヨーク洲のアディロンダック山脈郡、北にはカナダとの国境が展開しその先にはモントリオール。南は同州バーモントのグリーンマウンテンの山脈が続き(写真)マサチューセッツ州、コネチカット州、そして大都市ニューヨークが存在する。山頂付近は風も強く雲が通過ししばらく視界が閉ざされたりの変化もあったが、おおかた晴れて空気は澄み切っていた。山頂でペンシルバニアから来た年配の夫婦が、昨日もここに立ったが雲っていて景色が全く見えなかった、悔いが残るから今日も頑張ってやってきた、最高だ!と語っておられた。ピークを制した事でエネルギーがー充填され心に残るいい思い出が出来た。ニューヨークに帰ろう、という気持ちにスイッチが入れ変わった時間であった。
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