ガレージが出来上がるの首を長くして待っているのだが今年になってから工事は中断している。施行を依頼しているのが自分では無いのでただ受身的に待つしかない。冬の期間は氷点下の気温が続いたり雪が積もったり凍ったりで、もし自分が工事を受け持った立場だったとしても天候の具合によって計画変更の余地は避けられないであろうとは思っている。今年は春の到来よりもガレージの完成の方が待ちどおしい。
普段からランドクルーザーで街の中や郊外の住宅街を流す時に意識して住宅に隣接するガレージを観ている。特に郊外に行くと広いガレージが住宅の敷地内にあり、中にはクラッシックカーが停まっていたりする。また、ガレージの中で大工仕事をやっていたり買い込んだ食料や生活グッズを積み上げていたりとガレージの空間は個人のライフスタイルに合わせて多様に使用されている。
ではさて、沢山有るガレージの中で自身のランドクルーザーを駐車するのに相応しいガレージとはどんなのであろうか? という絞った課題が頭の中にある。上の写真は昨年の夏にニューヨーク.マンハッタンの西を流れるハドソン河に面した小さなボート付き場で見付けた管理用の倉庫である。建物は古く半世紀は経っているであろう。一部屋根は崩壊しており建物は2件に分断されている様に見える。おそらく後ろに生えていた巨木が倒れて建物を2つに裂いたのではあるまいか? 柱には太い木材が使用されており、この建物は作業場材料置き場、倉庫として現在も使用されている。個人的には丈夫で飾らないこんなガレージが自身のランドクルーザーには似合うと思って、このガレージにランドクルーザーを停めている風景を妄想する。この建物に少し手を加えて修正し駐車は勿論、作業やレストレーション。そして人を集めてBBQなどにも活用出来るかな。クルマ好きな男にとってガレージは男の夢!とは聞くが、その通りで、確かに夢を見させてくれる。そして未完成な状態のガレージこそが夢を観るのに一番好い状態だという事だ。
錆や凹みなんかも履きこんだヴィンテージジーンズのような良い味?のような感覚ですね!
ランクルから漂うオーナーのライフスタイルを想像するのも好きです。
現実的には仕事と生活に追われています。 時々気が付いて我に還った時にランドクルーザーロクマルを手放す余裕がなかったという事の継続に過ぎません。錆や凹みもヤレも汚れも全く気になりませんので、こんな楽なクルマは他に無いと理解しています。