ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

街は暗いが地球は眩しく輝いている

2020年04月06日 | NEW YORK

 ニュージャージー州のプリンストンという街の郊外にあるマクドナルドの駐車場で咲き誇る桜の花。薄紅色の小さな甘い花を見る時と少年時代の記憶の中にある学校の校庭に咲いていた満開の桜の花を思い出す。桜の花の甘い香りに癒される。

 

 春雨の後、森に隣接した駐車場に停めていたランドクルーザーのボディの上には大量の樫の木の花が雨によってばら撒かれていた。一つ一つの花を見ると愛くるしく感じる。これも春の嬉しい光景の一つなのだ。

 

 コロナの感染防止の為に自宅での自制が求められている。週末、そういった中で外の空気を吸いにいつもの自転車トレーニングコースを走ってきた。皆、同じ事を考えているのか道は凄い賑わいであった。追い越しても追い越してもまだまだ先に人がいる。道端に咲くレンギョウや庭先に咲くモクレン短い春の日々はあっという間に過ぎ去ってしまう、楽しまなければもったいない。終始そんな気持ちで走った。

 

 再び先週のニューヨークマンハッタンの5番街、平日の午後の光景。先方の右手側に見えるのがエンパイアースティトビル。街はコロナの蔓延で暗く静まりかえっているのに、なぜか?空だけは青く明るい。不気味なコントラストである。コロナの蔓延の記憶は自分が生きている限り頭の中にこれからも残るであろう。そして、将来コロナが蔓延した2020年の春のニューヨークを思い出す時に、暗い街の光景よりも明るい春の花や澄んだ青空の記憶の方が強く残る気がするのは、空や花は正直であり自分の心とつながっているからではないかと思う。

 


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2 コメント

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Unknown (札幌のヨンマル乗り)
2020-04-09 07:58:02
厳しい状況が続きますね。
協和して立ち向かっていきましょう!
私は時間ができたらパテ盛りでもしようと思います。
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ニューヨーク (砂漠のおじさん)
2020-04-10 11:49:02
 ニューヨークにおけるコロナの影響の現実を目の前にしながらも、なかなか受け入れる事が出来ない自分です。特にこの2週間で激変しました。ファーストフードさえ閉まってしまい、街中でお手洗いを見つける事さえ出来ません。ソーシャルディスタンスが強調され、人を見たらコロナを疑う気配です。まるで街は死んだかの様相。長期化しそうですので安易な期待を持たずに過ごしています。
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