レストレーションが完了してもオーナー自身が良い保管環境を願って暫くショップに置いておく事を希望したランドクルーザーFJ60。オーナーには色々な事情が有るのであろうがレストレーションされたランドクルーザーの保管には駐車スペースではなくて雨風を凌ぐガレージが有った方が良い事は明らかである。不動産価格の高い都会では自身のガレージを所有する事は維持費が嵩む事情がある。
ところで、SUVと言う自動車の車種を示す名詞は今日随分と浸透している。本来のカテゴリーはピックアップトラックの荷台の上にFRP製のシェルと呼ばれるカバーを取り付けた初代 Toyota 4 Runner の様な車である。今日SUVのカテゴリーは、セダンでもクーペでもない、ミニバンには近いがハッチバックとは親戚的な味噌糞状態に感じる。SUVのS(SPORT) とは本来トラックの背後の空間を示すものであり、週末などに(アウトドア)スポーツ用品を搭載して郊外の野山に出かけて過ごす、そういう行動姿勢が出来る車両を示すものであったはずである。ならば、今日拡散放置されたSUVのカテゴリーの理解の流れを応用してランドクルーザーFJ60におけるSUVライフをまとめると、こんな形になるのではないかと思う、以下。
それにはガレージが必要です。ランドクルーザーFJ60は旧車という事もあり時々メインテナンスや修理は必要です。同時にオーバーランドビークルでありオフロードも走行します。更に通勤車、日常の足でもあります。そういった多目的な用途に使用する為にはアクセサリーやアウトフィッター等の装備を目的に合わせて付けたり外したり搭載したりする必要性が伴います。つまり、固定パーツと変動パーツを見極めて目的に合わせて変動パーツを付外する環境を整えるという事です。走りに合わせての部品の脱着は長距離走行の為に使用しないシートを全て外してしまうとか、サイドミラーを目的に合わせて替えるとか、タイヤとホィールのセットも目的に合わせて常に交換するとかも出来そうです。ランドクルーザーFJ60は一つの固定された車体から変動性を秘めた本格的SUV(多目的使用)ライフとなります。
着工してから一年が過ぎた期待のガレージ、様々な理由が重なり未だに工事中です。
ガレージ、素敵ですね。ぼくも千葉の田舎に住んでいますが、車は青空駐車です。秘密基地みたいなガレージが欲しいです。