物心着く頃から4月になると
市川まけの先祖祭りがありました
「まけ」とは市川の名字の家々が集まり
多くの行事などをする集合体?です
市川まけは神社を所有します
駒在家(こまざいけ)稲荷神社と言い 春には神主さんを呼んで
祈祷をします
来年は うちの当番なので 飾るものを覚えておかねばなりません
20人ほどが集まり 神主さんにお祓いをしてもらいます
女性の神主さんは珍しいかも 素敵な神主さんです
皆が頭を下げ お祓いです 先ずは【鈴】 はたきのような【紙束】
そして【ぬさ】ぬさとは紙吹雪に使うような切り刻んだ紙です
そこで神主さんが一言
「このたびは幣(ぬさ)も取りあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに」
百人一首 菅家(菅原道真)の歌です
この歌は知っていたので 驚きました 神主さん教養も兼ね備える!!
ぬさを数枚拾いポッケにしまいました
祝詞(のりと)流れる中 一人一人葉を供え 礼をして
杯で御神酒を頂き 春のお祭りも終わりました
コロナが無ければ 場所を変え宴会ですが それもありません
飲んべえ連中は寂しそうですが 仕方ありません
久しぶりに 皆とも会えてお話しも出来て
素敵な神主さんにもあえて
良い一日でした