昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

『鴨川食堂』~思い出のあの味~

2016-02-06 | 映画・演劇・ドラマ



京都の東本願寺そばにある「鴨川食堂」には、のれんも看板もありません。

「思い出の食、 捜します」という一行広告だけをを頼りに

ようけ辿りつきはります。

はて今日の迷い人さんはどなださんですやろな




※京都の街かどにて

そんなセリフで始まる 『鴨川食堂』。

次の 放送を心待ちにしています。

忽那汐里(くつなしおり)がNHK連続ドラマ初主演!

13年振り連ドラ出演の萩原健一と親子を演じています。


※写真は西本願寺です


萩原健一=ショーケンといえば、私達世代の憧れの人でした。

特に男子に人気があって、彼の演じた『前略 おふくろ様』に魅せられて

料理人を目指した子が何人かいました。

自分でお店を持つまでになった子もいます。

そんなショーケンも、すっかりおじいちゃん!(ごめんなさい!)



最近、なぜだか陰気なドラマが多い中

ほっこりさせてくれるお話が続いています。


※京都散策中

第一話「母の肉じゃが」

第二話「別れた夫のとんかつ」

第三話「祖父と食べたナポリタン」

第四話「妻の鍋焼きうどん」

毎回思い出深い

それなのにもう味わうことのできない料理を再現するのです。

どれもこれも美味しそうで、真似して作ってみたくなります。

もう食べられないけれど、忘れられない料理ってありませんか?


私はといえば、祖母の作ってくれた『わらじ五平』でしょうか。



すり鉢でピーナッツ、胡桃、胡麻をすり下ろして

タレをつくるのですが

おばあちゃんの五平餅は格別に美味しかったのです。

力任せにせず、ゆっくりと時間を掛けてすり鉢でするのが深い味わいを出していたのかもしれません。

焼き加減も絶妙で、かぶりつくとふっくらとほぐれるご飯。

今は型を使っているし、胡桃なども機械ですりおろしているので

似てはいるけれど、あの美味しさは味わうことが出来ません。

そして、もう一つ作ってくれたのがネギ味噌味の『わらじ五平』でした。

先日も従兄弟たちが集まった時に

美味しかったおばあちゃんの五平餅の話で盛り上がったのでした。

皆さんにも忘れられない思い出の味ありませんか?

明日の第五話は

「おじいちゃんのハンバーグ」

はて明日の迷い人さんはどなださんですやろな?


番組サイトはこちら 鴨川食堂

鴨川食堂
NHK BSプレミアム
毎週日曜 22:00~22:50






大晦日に向けて そしておすすめの映画

2013-12-30 | 映画・演劇・ドラマ

 

昨日の最低気温は-5℃。

寒~い毎日が続いています。

池の水もしっかり凍って、こんなダイア模様を描いていました。



餅つきにお節作り、大掃除に追われている今日この頃です。

お餅つきといえば昔は祖父母の家に一族が集まっての

一大イベントでした。

集まった人のための食事の支度だけでも大変だったことと思います。

今では、餅つき器とふたりでの静かな行事となりました。

2013年も余すところ二日となりましたね。

皆さんはどんな年越しをされるのでしょう。

こたつにミカン、紅白歌合戦が日本の定番の大晦日でしたが

最近はそうではない人が増えましたね。

テレビはつまらないし、何して過ごそうというそんな方のために

こんな映画は如何でしょう。



イベントを初めて取り仕切るタイムズスクエア協会の副会長クレアにヒラリー・スワング
その警備を任されているニューヨーク市警察のブレンダンにリュダ・クリス
何をやっても上手くいかないレコード会社の秘書イングリッドにミシェル・ファイファ
他にザック・エフロン、ジェシカ・ビール、アシュトン・カッチャー、リア・ミシェル
ジョシュ・デュアメル、サラ・ジェシカ・パーカー、ロバート・デ・ニーロ、ハル・ベリー
ソフィア・ベルガラ、ジョン・ボン・ジョヴィ等々・・・

豪華俳優陣達が、それぞれに悩みを抱えながら同時に進行していくいくつもの人生が
大晦日のボール・ドロップに集まる様を描いています。

ジョン・ボンジョビの歌もご機嫌です!

誰にでもある一瞬が、あちらこちらにちりばめられ

いつか自分もその場にいる様な、そしてニューイヤーズイブを誰かと一緒に過ごしたくなる

そんなほのぼのとした気持ちにさせられます。

冴えない秘書のイングリッドが、今までの自分にサヨナラし変わっていく様は

小気味いい!

何も変わっちゃいないのに、だんだん美しく見えてくるから不思議です。



因みに、コレ↓は我が家の毎朝の習慣になっているヒアロジェルスムージー!



ゼリー状のヒアロジュレをあらゆるジュースに入れています。

写真のものはキャベツとグレープフルーツ、リンゴとヒアロジェルで作っています。

ヒアルロン酸たっぷりのゼリーで、肌に潤いを!?(笑)

なんだか化粧のノリがいいのです!

病は気から、老化も気から

気持ちって大切ですよね。

自分自身に暗示をかけることも~~~♪

さて、新年を心地よく迎えられるように

もうひと頑張りいたしましょう!

皆さま、どうぞ良いお年を~♪




Thank you♪



踏んだり蹴ったり・・・

2013-11-12 | 映画・演劇・ドラマ



遅れ気味の紅葉前線がアッという間に南下してきたと思ったら

もう晩秋の気配がやってまいりました。

毎夕、家に戻ってからの一番最初の仕事といえば

柿の木の落ち葉掃き・・・・

掃いても掃いてもきりがありません・・・

さて、そんな秋たけなわの先週は

とんだ一週間となりました。

先ずは、階段を踏み外して落っこちました。

幸い、下から3段ほどの処だったの

思いきり腰を打ちつけただけで、特に痛みも無く骨折も捻挫もありませんでした。

しかし!一日置いて、妙に足の付け根に変な痛みが走るようになりました。

翌朝、起き上がろうとすると 「いたたたた!!!」

右足がいうことを聞かなくなっていました。

さあ大変、日曜日には大事な用があるのです。

インフルエンザの予防接種も済ませ、準備万端だったのに・・・

それまでにはどうしても治したい!

そこで、近くの鍼灸院で診てもらいました。

どうも骨盤が歪んで、神経を圧迫しているとのこと。

骨盤矯正と鍼とお灸をしてもらいました。

少し痛みは和らいだのですが、まだ階段の上り下りが困難でした。

そこで、痛みが引かない様なら2~3日経ってからもう一度来なさいと言われたので

もう一度、治療して貰いました。

翌朝、そ~っと起き上がろうとすると

「あれ???痛くない!!!」

無理をしなければ、痛みを感じなくなっていました。

やれやれ・・・これなら何とかなりそう・・・・

そして、土曜日。

翌日の外出のために、二日分の食事の準備を慌ててしてました。

天袋から、ステンレスの五層鍋(ちょっと重い!)を取り出そうとしたところ

鍋が額にガン!!!と落っこちてきたのです。

再び、「いたたたた・・・・・」

なんと、額に4cmほどの切り傷が出来てしまったのでした。

まったく、踏んだり蹴ったり

まさに、泣きっ面に蜂!

すぐに冷やしたところ、腫れも引き、痛みも無くなりましたが

傷は消えません。

仕方なく前髪を下して隠して出掛けることにしました。



日曜日、出かけた先は新・名古屋ミュージカル劇場

劇団 四季 ミュージカル「SOUND of MUSIC」だったのでした。

お蔭さまで、足の痛みもほとんど無く

額の天下向こうの刀傷のような跡も、前髪で隠して

出掛けることが出来たのでした。



ジュリー・アンドリュースの「SOUND of MUSIC」があまりにも好きすぎて

イメージを壊されたくなくて、行くつもりはなかったのです。

それが、何故かチケットを頂いてしまい

それならばと、思い切って観に行ったのでした。

でも、行って良かった~!

流石、劇団・四季です。

やっぱり、四季です。

原作のそして、映画の雰囲気を損なうことなく

素晴らしい舞台をみせてもらうことが出来たのでした。

ストーリーは台詞を暗記してしまう程知っているのに

何度も感動の涙を流しそうになってしまいました。

劇団員たちの演技はもちろんの事、トラップ家の子供たちの演技には

本当に惜しみない拍手を送りました。

いや~ 本当に良かった!

足の痛みやおでこの怪我にもめげず、出掛けて・・・

帰り道では、足の痛みなどすっかり忘れて元気に帰ってこられたのでした。(やれやれ)





  Thank you♪


映画「阪急電車~片道15分の奇跡~」 そして 電車での出来事

2012-07-01 | 映画・演劇・ドラマ
 ※写真は初夏の我が家の庭から~




久しぶりに温かい気持ちにさせられる素敵な映画を観ました。

左サイドバーのブログパーツに気が付かれた方もあるかと思います。

公開当時に見た予告編に心惹かれていました。

いつものように、いつの間にか録画しておいてくれてました。(笑)











監督 三宅喜重
出演 中谷美紀
  戸田恵梨香
  宮本信子

作品公式サイトは こちら
 
宝塚~西宮北口間を約15分で走る、
えんじ色の車体にレトロな内装の
阪急今津線。

その電車に、さまざまな“愛”に悩み
やりきれない気持ちを抱えながら
偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。

後輩に婚約者を寝取られたOL。
カレシのDVに悩む女子大生。
息子夫婦との関係が
ぎくしゃくしている老婦人。
セレブ気取りの奥様たちとの付き合いに
疲弊する平凡な主婦。
おしゃれな大学になかなか馴染めない
地方出身の男女。
年上の会社員と付き合いながら、
憧れの大学を諦めきれない女子高生。
電車内という限られた空間で、それぞれの人生が
ほんのちょっと重なり合い、影響し合い
そして離れていく…。(作品資料より)


 
 






平凡な日常の中にありそうな、タイトルにあるように

これは奇跡なんだと思えるような。

でも、こんなことあったらどうするだろう

こんな風にちょっと前に進むことを

手助けしてくれることが起こるかも。

そんなことをあれこれ想像してしまう

観終わった後は、みんな笑顔になっているに違いありません。

電車での出会いって、結構あるものです。



結婚する前、数年の間電車で通勤していました。

毎日同じ電車に乗っていると、話したことはなくても

顔見知りになって、よそであった時に

思わず声を掛けたり。

毎日乗り合わせていた男子高校生が、何年か経った後

幼い子供を連れて歩いているのを見かけたときには

思わず「結婚したの?」なんて言いそうになりました。(笑)



そういえば、仕事帰りの満員電車でのこと

横に長い座席に座っていると

途中の駅から乗り込んできて

無理やり隣に座ってきた

インテリ風の男性、どうも様子が・・・

え?何?うそ!

ぎゅうぎゅう詰めの電車の中で座席から立ち上がろうとしたとき

前に立っていた男性が、その怪しい男と私の間にぐっと

入り込んで

「おっさん!!いい年して何してんだよ!恥ずかしくないのかよ!!!」

と、怒鳴ってくれたのでした。

それに驚いて、その男は逃げるように立ち去りました。

はっとして、顔を上げると高校の先輩の友達で

ときどき電車でいっしょになる人でした。

なんでも、その怪しい男はどうも痴漢らしいと

噂になっていたらしく、最初から何かしたら

間に入ろうと心に決めていてくれたのだそうです。

この映画をみていたら、こんなずっと昔の事を思い出してしまいました。



偶然同じ空間に居合わせることになる電車

毎日何も変わらない当たり前の繰り返しのような気がしますが

ひとりひとりがドラマをもっていて、悩んだり泣いたり

怒ったり笑ったり、そんな情景を映画にした

これをありえないと思うかそれはあなた次第・・・・




ところで、映画の中で、キーパーソンとなる主演の宮本信子さんの演じるおばあちゃん

こんなおばあちゃんになりたいわ~

なんて思ってみていたら

隣で一緒に見ていた夫が

「あなたは、きっとああいうおばあさんになるだろうな。」

「それは、褒めてるの?けなしてるの?」

「性格、似てるだろ?孫がいたらきっとああいう会話すると思うな
 怒ってるところもそっくりだし・・・」


ですって!

嬉しいような、嬉しくないような・・・・

複雑な気分だわ・・・・

中谷美紀さんの演じる祥子さんの性格も嫌いじゃないんだけどな・・・


  




私だけのアカデミー賞~Somewhere In Time~

2012-03-03 | 映画・演劇・ドラマ
【道の駅に飾られた郷土の土雛】

3月弥生の声を聴いたと思ったら

今日は楽しい雛祭り~♪  

娘のいない我が家では、今年も私の雛人形の登場です。

旧暦の4月3日に雛祭りを行うこの地方

茶箪笥を雛段代わりにして、玄関に飾りました。

雛段といえば、昨日は日本アカデミー賞の授賞式が行われ
雛段に上がった俳優さんたちの嬉しそうな笑顔が見られましたね。

最優秀作品賞
  『八日目の蝉』

最優秀アニメーション作品賞
 『コクリコ坂から』

最優秀監督賞
 成島 出(『八日目の蝉』)

最優秀主演男優賞
 原田芳雄(『大鹿村騒動記』)

最優秀主演女優賞
  井上真央(『八日目の蝉』)

最優秀助演男優賞
 でんでん(『冷たい熱帯魚』)

最優秀助演女優賞
  永作博美(『八日目の蝉』)

最優秀外国作品賞
  『英国王のスピーチ』


詳細についてはこちらをどうぞ → 日本アカデミー賞

ノミネートされている中で観ている映画は「最後の忠臣蔵」だけなので
何とも言えませんが、亡くなられた原田芳雄さんの受賞には感慨深いものがありました。
伊勢谷友介さんが最優秀賞を逃されたのも残念でしたが、彼はまた監督賞をも狙って欲しいものです。

どなたかの言葉ではありませんが、「映画って本当にいいもんですね~」



さて、前回のお話の続きですが
もし、今まで観た映画の中で最優秀賞を選ぶとしたら
どんな映画を選ばれますか?

好みやその時の思い、様々なことが影響するかと思いますが

一番何度も観た映画は「Sound of Music」

そして「ローマの休日」でしょうか。

これらの映画はあらゆる国や場所で評価をされているので

あまり評判にはならなかったけれど、とても印象に残っている映画の中から選びたいと思います。

それは『ある日どこかで』です。



『ある日どこかで』(Somewhere in Time )は、1980年のアメリカ映画(日本公開は1981年)。
監督・製作はヤノット・シュワルツ、プロデュース:スティーヴン・サイモン
原作・脚本:リチャード・マシスン、音楽:ジョン・バリー

主演・クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモアによるラブストーリーです。

ご覧になったことがあるかたはいらっしゃるでしょうか。

公開された当時、ふらりと立ち寄った映画館で観てからというもの
ずっと心の中に住み続けている映画です。

最近になって知ったことですが、アメリカでの興行収入はあまり上がらず、皮肉にも興行終了後
ケーブルテレビやビデオによって次第に支持を集め、少しずつ誠実に
応援するファンが増えたのだそうです。
「カルト古典」映画としてコアなマニアによって好んで視聴され
25年以上経過した現在でも熱烈なファンが多くいる映画なのです。



ラブストーリーともSF映画とも分類されているようですが
純粋なラブストーリーといえるのではないでしょうか。

ストーリーは、舞台の初演を終えた脚本家リチャード(クリストファー・リーヴ)のもとに、一人の老婦人が現れるところから始まります。

「帰ってきて(Come back to me)」という言葉とともに金時計を手渡して立ち去った彼女。

8年後、リチャードはあるホテルの資料室に飾られた一枚の写真に心惹かれるます。

写っていたのは1912年にそのホテルで公演した女優エリーズ(ジェーン・シーモア)。

彼女こそ、あの老婦人の若き日の姿だったのです。
エリーズへの想いが日増しに募るリチャードは、思い余ってある行動に出ます。

ここから夢のようフなァンタジーラブロマンスへと展開していくのです。

あまりに美しい風景をバックにラフマニノフのラプソディーそしてジョン・バリーの
きらめくような音楽の流れる中
もうすっかり主人公に同化してしまいます。

ひとりで観たというのに、もう泣けて泣けて・・・・

アメリカンヒーローの「スーパーマン」で名を馳せ
若くしてこの世を去ったクリストファー・リーヴ 。

西部開拓時代の女医として活躍するテレビドラマを演じていたジェーン・シーモア 。

正義感溢れる演技がお得意だった二人のラブストーリー。


この作品に、私の観た映画の中での最優秀作品賞、そして最優秀主演男優賞、主演女優賞を贈りたいと思います。





ある日どこかで [DVD]
■1980年アメリカ作品/1981年劇場公開
■カラー
■本編:約103分
■4:3(ビスタサイズ)
■片面2層
■音声:英語(2.0ch)・日本語(2.0ch)
■字幕:英語・日本語
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン





因みにこの映画の中で女優エリーズ(ジェーン・シーモア)のマネージャとして
あのクリストファー・プラマーさんが出ていらっしゃるのです。

Somewhere In Time trailer


「ある日どこかで」オフィシャルサイトOfficial Somewhere In Time Website はこちら



ある日どこかで オリジナル・サウンドトラック
全編に流れるジョンヴァリーの
名曲の数々
そしてラフマニロフのラプソディ…。
ユニバーサル インターナショナル