昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

彼岸の中日 彼岸花

2013-09-24 | 菜園日記




彼岸花の咲く季節となりました。

お彼岸の三連休、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

彼岸の入りから数えて7日間を彼岸と言います。

その中日が秋分の日。

母や叔母たちは、秋分の日の事を今もお中日(おちゅうにち)と呼んでいます。

彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。

祝日法では、春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
秋分の日を『祖先をうやまい、なくなった人々を偲ぶ日』としているそうです。

我が家は、お墓参り以外は畑で過ごした連休でした。



先日植えた白菜は、順調に大きくなっています。

  

大根と芽が出たばかりのチマ・サンチュ(焼き肉レタス)。

いいお天気が続くと、芽が出て間もない野菜たちの水遣りは欠かせません。





畝を立て、蕪の種まきをし

  

ブロッコリーの苗とカリフラワーの苗を植えました。

カリフラワーの苗は、知り合いの方が種から育ててくださったものですが

それはそれは、細い~!

ちゃんと育つか心配です。



そして、秋の一大イベント! サツマイモ堀りです!(笑)

全体の1/3暗い掘ったでしょうか。

紅東(べにあずま)と色の薄いのが安納芋です。

この安納芋、幻の芋といわれ

焼き芋に最適と聞いていたので

早速、焼き芋にしてみたのですが・・・



何故か、美味しいものとそうでないものが混じっています。

う~~~~ん・・・・

どうも、土との相性があるらしいのです。

やっぱり、幻の芋は幻だったのでしょうか。

もう少し、日向ぼっこさせてみることにいたします。





真っ赤に燃えるように咲く彼岸花ですが

お墓のそばに咲いていたのや、刈り取りを終えた田圃の畔に

寂しげに咲いていたのを思い浮かべてしまうからか

はたまた、有毒と云われる花を加えて亡くなっていた若い娘の

昔話のせいか・・・・

持ち帰ると、家が火事になるという謂れがあったからか

眺めていると息苦しい様な気持ちになります。

そんな彼岸花ですが、鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬名で

利尿や去痰作用があると云われています。。

しかし、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険だそうです。

ちなみに、毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されているそうです。

毒を持って毒を制す・・・・

そんな言葉も似合ってしまう彼岸花です。

  Thank you♪


お月見飾り~そして十六夜(いざよい)

2013-09-20 | 四季折々のひとりごと


中秋の名月、ご覧になられましたか?

月の出の頃は、雲に隠れていましたが

夜半過ぎ、雲がす~っと晴れて

冷たく光るお月様があらわれました。

  

大きな望遠レンズなしに撮るのは難しい!

左が十五夜、右が十六夜です。

 今年のお月見飾りです。

お団子を作る時間が無くて、お向かいのおば様が作って下さった

栗きんとんをお供えしました。

初物の里芋とサツマイモもお供えするのが習わしです。

そして、欠かせないのがススキです。

ススキはイネ科ススキ属の植物で、野生に生息する一般的な多年生草木です。

全国に分布して日当たりのよい山野に生息しています。

秋には茎の先端に花穂をつけ、その種子には白い綿毛が生えます。

ふわふわの綿毛が風に舞い、遠くまで種を運びます。

子供の頃には、この綿毛が耳に入ると、耳が聞こえなくなると言われ

ススキに障るなと注意されたものです。

ススキは切り口が鋭いことから魔除けの力があるとされ

お月見で供えたススキを家の軒先につるしておくと

一年間病気をしない という言い伝えもあるそうです。

毎年、お月見の日になると父がどこからかススキをとて来てくれていました。

父が亡くなってからは、これは夫の仕事になりました。

「今年もどっかでススキを採って来てね。」

そういうと、どこにあるのかわからないとか

時間が無いとか、ぶつぶついいながら

間際に採って来てくれていました。

それが今年、まだお月見までには1週間もあるというのに

ススキを採って来てくれました。

しかしながら、3日もするとススキは綿毛だらけになってしまって

花瓶に挿しておけなくなります。

お蔭で今年は、二度もススキを採って来てもらうことになりました。(笑)

来年からは、何も言わなくても

丁度いい時期に採って来てくれるようになるでしょう。



今宵は十六夜(いざよい)。

十六夜とは陰暦十六日の夜の事を指し

その月を十六夜(いざよい)と呼びます。

「いざよう」とはためらうことの意味で、十五夜よりしばらく遅れて昇ることから

「いざよい」と呼ばれるようになったのだそうです。

なんだか洒落た言葉ですよね。

誰が考えた言葉なんでしょう。








月夜のコスモス♪

明るい月の夜はこんな曲が聴きたくなります。


  Thank you♪




ポップでキュートな美術館~松本市美術館にて~

2013-09-16 | 街,建物,美術

草間彌生「幻の華」



8月の終わりに松本を訪れた際に、美術館に立ち寄りました。

一足早く美術の秋を味わってきました。

街を歩く途中、ふと松本在住のブログ友達shoppgirlさんが紹介していらしたのを思い出し

未だ一度も行ったことのない美術館に

そして、子供のころから大好きだったあの人の絵を見に行くことにしたのでした。

2002年に開館した松本市美術館は、松本出身の草間彌生、上條信山、田村一男など

信州ゆかりの作家を中心とする展示を行っているそうです。

玄関横には草間彌生の作品「幻の華」が野外展示されていました。

実は、前調べ無しに訪れたので

この作品が草間さんの作品だと知ったのは

松本駅についてから見たバス(タウンスニーカー)のパンフレットでだったのでした!

一日乗車券(500円)を買って待っていると、やって来たのは、水玉模様のバス~♪

走るアート「クサマバス《水玉乱舞》号」でした。



最近では、あのヴィトンともコラボしている草間さんが

時代の先を行く研ぎ澄まされた感覚をお持ちの草間さんが

なんと昭和4年生まれの父と同じお歳だったということも初めて知り

驚くばかりでした。



美術館に到着し、玄関横の作品から始まり、ベンチ、自動販売機、ごみ箱・・・

草間さんのトレードアークである水玉模様があちらこちらに配されていました。

ん~♪ 楽しいです!愉快です!

しかしながら、今回の目的は特別展の方でした。(草間さんの作品はまた次回訪れたときに!)



『不思議の国のアリス』の映画化作品など、ディズニーの数々の絵を作り上げた

メアリーブレアの原画展でした。

~~~~夢と魔法の王国を描き続けた彼女の作品を見た後

中庭の芝生を見下ろすと、素敵な父子の姿がありました。

思わずシャッターを切っていました。~~~


メアリー・ブレア原画展
※画像をクリックしていただくと、メアリーブレア原画展のサイトに跳べます。

メアリー・ブレア(Mary Blair、1911年10月21日 - 1978年7月26日)は、アメリカ合衆国出身の芸術家。

ディズニー社で働くうち、ウォルトにさ才能を見いだされ

数々の作品を生み出しています。

中でもバージニア・リー・バートン作の絵本をアニメーションにした

「ちいさいおうち」

短編だけれども、いつもまでも心に残るいい作品です。

そして、息子と共に気に入っているのがこの作品です。

    

青い自動車』(あおいじどうしゃ)

『小型クーペのスージー』(原題:Susie, the Little Blue Coupe)は

1952年に制作されたウォルト・ディズニー・プロダクションのアニメーション短編映画です。

擬人化された自動車が主人公の物語。スペシャル・アニメの第8作です。

日本では何度かアニメ絵の絵本として発刊されています。

左が私が子供の頃買ってもらった絵本、そして右は息子が買ってもらったものです。

「ちいさいおうち」と「青い自動車」

どちらも、子供の頃映画館で観て

物を大切にするという心を育て暮れたような気がしています。

そして、あの場所にあるあの建物のファサードも彼女のデザイインなのだそうです。


※画像をクリックするとあの場所へ跳べます。

他にも、子供たちとの時間を大切にしたいと

ディズニー社を退社してから描かれたCMなど

ディズニー以外の彼女の作品も堪能することが出来ました。

まだ女性が仕事を持って外で働くということの少なかった時代に活躍した

素敵な女性、メアリー ブレア・・・

日本でいえば、明治生まれの女性なのです。

草間さんといいメアリーブレアさんといい

素晴らしい女性の世界を楽しませたくれた松本市美術館だったのでした。



台風一過の爽やかな祭日の午後となりました。

大型の台風といわれ、すぐ近くに上陸したにも関わらす

大した雨や風も無く過ごすことが出来たのは

町の南にある高い山のお蔭です。

皆さまのところも、被害がありませんよう。

  Thank you♪


秋の菜園~あの人がやって来た~

2013-09-12 | 菜園日記

この白い花はなんの花でしょう

そろそろ実になり始めます。



離れてみると・・・



青紫蘇の花でした。

薬味や彩、そしてジュースにと大活躍だった青紫蘇ですが

花穂はつまに使います。

そして、実が固くならないうちに摘み取って佃煮にします。

タイミングを逃すと、食べられなくなってしまうので

気を付けないと!

 

秋のキュウリも順調です。

一日おきに15本くらい収穫できています。

おやつ代わりにポリポリ食べています。(笑)

 一個だけ先に収穫してみたキウィです♪

今年もほんの少ししか、収穫できないようです。(ガッカリ)

ミツバチが少ないせいでしょうか・・・

花が付いても、落ちてしまう物が多いのです。

三週間ほど前の雨降り前に急いで作った白菜のための畝です。

 昨日、いつもの白菜作りの名人叔父さんが来てくれ

早生種12本を含む36本の苗を植えて行ってくれました。 

もう、頭の中では収穫時の映像が広がっています。



そして、今日・・・

3日前に撒いた大根の芽が出ました。

まだくしゃくしゃっとしていますが、可愛い!

畑にいると、暫しの間

日常の煩わしい事、腹立たしい事、悲しい事から解放される気がします。・・・






青空をバックに キバナコスモスがスカートを広げ

踊っているみたいでした♪♪♪

  Thank you♪