今回もDisneysea への旅日記ではありますが
どうぞお付き合いくださいませ
さて、港で船を待つ乗客になりきったところで
埠頭に停泊している豪華客船S.S.コロンビア号に乗船。
海底展望室が舞台となっているタートル トークで童心に帰って大笑いしました。
クラッシュ役のキャストのアドリブで話が進んでいくのです。
すっかり話術に引き込まれ、いつしか海底を探検したような気持にさせらていました。
次にやってきたのはDisneysea の中でも一番気に入っているショーが行われている
「 ブロードウェイ・ミュージックシアター」。
ここで行われているショービッグバンドビートは
リンク先ではハイライト版の映像も観ることが出来ます。
2006年7月から翌年の3月までの公演の予定だったのですが
好評につき、現在も続いているショーです。
間もなく10年になるというロングランのショーなのです。
人気は高まる一方で、最初の回と2階席以外は抽選でないと観ることができないのです。
しかしながら、今回は待ち時間無しでの入場
そして、前から2列目という席に着くことが出来ました。
何度も観てはいますが、大好きなスウィング・ジャズを中心とした音楽のレビューショーは
オープニングからカーテンコールまで
ずっと手拍子しっぱなしのご機嫌なナンバーが続きます。
1.スイングしなけりゃ意味がない It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
2.ピアノブレイク Piano Break
3.ブルース・イン・ザ・ナイト Blues in the Night
4.チャタヌーガ・チュー・チュー Chattanooga Choo Choo
5.タキシード・ジャンクション Tuxedo Junction
6.ジャズ・ベビー Jazz Baby
7.リトル・ジャズ・バード Little Jazz Bird
8.アイ・ラブ・ピアノ I Love A Piano
9.イン・ザ・ムード In the Mood
10.バンド・イントロダクション Band Introduction
11.オール・オブ・ミー All of Me
12.シング・シング・シング Sing Sing Sing
13.カーテンコール Curtain Call (スイングしなけりゃ意味がない)
ミッキーマウスのパフォーマンスには毎度、拍手喝采!!
パフォーマンスのクォリティの高さに、着ぐるみだなんていうことはすっかり忘れてしまいます。
このショーだけ観て帰っても満足よね~!といつも思うほどなのです。
楽しかったスペシャルナイトもそろそろお終いの時間となりました。
とはいえ、もう一つ行っておきたかった場所があるのです。
それは、水の都ヴェネツィアをイメージしたエリアパラッツォ・カナル (Palazzo Canal)でした。
あのヴェネッィアさながらの風景の中を運河をゴンドラが行き交っているのです。
昼間も美しい町並みをみせてくれるのですが
夜はまた一層美しく、かの有名な映画「旅情」の映画の世界へと迷い込ませてくれるのです。
閉演の時間となり、せめて写真だけ撮りたいと思っていったのですが
「最終便が出航します~!」ゴンドリエの声が響きました。
そうなのです。このパークでは閉演時間ギリギリまでアトラクションに入場できるのです。
どうです?ロマンチックな眺めでしょう?
映画「旅情」のキャサリン・ペップバーンの気分を満喫したい・・・
あ~それなのに・・・(しつこいようですが)おばちゃんの二人旅です。
ここでの主役は諦めて、脇役に徹することにいたしました。
ゴンドラに乗りこんだ隣の素敵なカップルに
「写真を撮らせて頂けませんか?」と声を掛けてみました。
快くO.Kしてくださってたので
「良かったら写真をお撮りしましょうか?」と尋ねてみたら
嬉しそうに彼女がカメラを手渡してくれました。
ロマンチックな思い出の一枚が撮れたと思います。
河岸を行く人から「アリヴェデルチ」と声が掛かります。
乗船している私たちも「アリヴェデルチ」と返します。
こんなことが出来るのも、ディズニーの世界だからこそ。
ポンテ・ディ・ベンヴェヌーティは、メディテレーニアンハーバーからアメリカンウォーターフロントへと架かる橋。
「ポンテ・ディ・ベンヴェヌーティ」とはイタリア語で「歓迎の橋」という意味なのだそうです。
この橋の下を通るときに願いを唱えると叶うと紹介されるます。
目を閉じて願いをつぶやいている間、ゴンドリエが「サンタルチア」を熱唱してくれました。
ゴンドラから降りた正面の建物の壁に
仮面が展示してあるのを見つけ、写真を撮るのに夢中になっていると
「お目が高いですね!」と声を掛けられました。
振り返るとそこには仕事を終えたゴンドリエの姿がありました。
「この仮面はとても貴重で高価なものなので、こうして柵がしてあるのですよ。」
「そうなんですか!?これはヴェネッィアのお祭りで使われるものなんですか?」と聞くと
「いいえ、お城で催される仮面舞踏会のものなんです。
とても腕のいい職人のいえなんですよ。
もう遅い時間ですから寝ていると思いますが
昼間この隣のドアをノックすると出てきてくれますよ。
一見、頑固そうで無口な人ですが
仕事の事を訪ねると、快く色々と教えてくれると思いますよ。」
・・・・途中で、はっと気づきました。これこれ!
これを待っていたのです。
「そうなんですか!?それでは、また明日訪ねてみることにします。
どんなお話が聞けるか楽しみです。ありがとうございました」
「アリヴェデルチ!」
「アリヴェデルチ!!」
ディズニーランドでもシーでも
来園客はゲスト、スタッフはキャストと呼ばれています。
キャストとは、ディズニーのパークという大きな舞台の出演者なのです。
そして、そんな夢の舞台の中に入り込んでただ見ているだけの人が
演じる人に変わる瞬間・・・・
これがこのパークでの楽しみ方のひとつなのです。
次回は、また違ったパークの楽しみ方をご紹介いたしますね。