昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

菜園日記~冬到来~

2011-11-30 | 菜園日記
【オレガノ】

先週の土曜日に今シーズン初めての霜が降り
いよいよ冬本番となってまいりました。

*****************

明日霜が降りていたなら

それは凍った月の涙

秋は木立を抜けて

今夜遅く旅立つ

~yuming「旅立つ秋」より~

*****************

霜が月の凍った涙だなんて

なんて美しい素敵な表現でしょう。

凍った月の涙は、涙の形ではなく
丸くも無く、こんな風に棘とげしていました。


【春菜の葉に降りた霜】
霜ってこんな形をしていたのですね。

写真にとって見て初めて知りました。

この歳になってもまだまだ知らないことばかり・・・



畑にある富士山と言う名の渋柿の木には



胴回りが30cm以上もある大きな実がなりました。

あまりに大きいので、干し柿にするのは止め
熟し柿にして縦半分に切って
レモン汁を少々振り、スプーンですくって食べています。

 やっとブロッコリーにも花房が付き
ちょっとずつですが大きくなってきています。




蕪も大きくなり、漬物にスープにシチューにお味噌汁にと重宝しています。

   

夕べは久しぶりに、鶏のささ身、海老、ぎんなんを入れて
「かぶら蒸し」を作りました。

積った雪に見立てた冬ならではのお料理だそう。

里に雪が下りてくるのももう直ぐです。

それなのに・・・
それだから・・・

10日ほど前に蒔いた「きぬさやンドウ」の芽がでません!!!

ちょっと遅く蒔きすぎたかも・・・







今日もお付き合いありがとうございました。


黄昏は宵の内 灯りともりゆく宿場町

2011-11-26 | 言葉あれこれ
 



【妻籠いこまや】 
日曜日に畑仕事や庭仕事をすると
午後のお茶の時間を過ぎた辺りから

家事をする気がすっかり消滅してしまう事があります。

そんなときには、ちゃちゃっと夕食の支度を済ませ
近くの温泉に出掛ける事にしています。

車で40分ほどの温泉の露天風呂に浸かり
夕焼けの空を眺めながらのんびりと
手足を伸ばすと、疲れも吹っ飛び
じわじわと体が元通り元気になっていくのを
感じることが出来ます。

先日はいつもより早く出掛けたこともあり
帰る途中に「妻籠宿」をゆっくり歩いてきました。
 








秋の日は釣瓶落としといいますが
着いた頃にはまだ明るかった空も
いつの間にか夕暮れの空になって
いました。

この日没直ぐの時間帯がとても
好きです。

清少納言も「秋は夕暮れ・・・」と
綴ったように,秋のこの時間はなんとも
いえない雰囲気があります。

光と闇の混じり合う夕暮れの世界

ありとあらゆる色を織り込んだような
カラーだった世界が音も無く水墨画の
世界へと変わって行きます。



【吊るし柿】







【椿:はごろも】 
 この時間帯のことを、日本では様々な美しい
言葉で現しています。

黄昏・黄昏時・薄暮(はくぼ)・宵
宵の内・宵の口・

入相・入日・寒暮・暮れ色・暮れかかる
暮れ方・暮れがて

暮れ際・暮れ初む・暮れ残る・暮六つ
暮れゆく・黄昏・釣瓶落とし・照り返し
日没・晩方・晩景・うすやみ

反照・日暮・灯点し頃・日の入・日の暮
返照・晩涼・夕まぐれ

大禍時 .暮れ暮れ ・照り返し・日没
逢魔時(刻)・王莽が時 ・夕間暮
秉燭(へイショク)
雀色時・桑楡(ソウユ)・・・

何故故このように多くの言葉があるのかと
おどろくばかりです。

そして、ひとつひとつの言葉に浮かぶ
風景があります。

桑楡(ソウユ)とは、クワとニレ
広く樹木のことを指すらしい。
また雄飛が樹木の枝にかかることを言い、
灯ともし頃、夕方、夕日のことも表す
らしいのです。

桑や楡の木蔭を通り沈んでいく様が眼に
浮かびます。

しかしながら、分かりにくいからと
使われなくなり消えてしまったものも
あるのでしょう。

現に気象庁では数年前から天気予報の祭
宵の内という言葉が何時ごろにあたるのか
分かる人が少なきうなったとの理由で
使わないことに決めたのだそうです。

宵の内とは、「宵」を「日が沈んで間もない頃」「
午後6時以降」から朝日が昇る前と言うことに
なっています。

宵の内が何時だか分からない人が増えて
言葉もわかりやすく簡単になっていく・・・

なんだか寂しい気がしませんか。





そそくさと店じまいを始めるおばさん
犬と戯れながらkもう客は来ないかなときょろきょろするおじさん

忙しかった一日の疲れと安堵の混じった笑顔が交わる黄昏。

宿場の灯りがひとつ、またひとつと灯りゆく。灯ともし頃

私たちも家路へと急いだのでした。


今日もおつきあいありがとうございました。

愛でる秋・・・ 遊ぶ秋・・・

2011-11-23 | 四季折々のひとりごと




いつも見ている山も場所が変わると
また違った表情を見せてくれます。
 うちから北へ車で10分程のところに
東京ドーム約27個分の広さのある
公園があります。

子どもが幼い頃には、お弁当を持って
よく出掛けたものですが
最近は、すっかりご無沙汰していました。


母に頼まれた用で近くまで行ったので
駐車場に車を止めて、少し散策してきました。

時間も早かったせいか、ランニングや
ウォーキングをされる方が数人
いらしただけで、歩いている内に
誰も見えなくなりました。

  

晩秋の森はひっそりと鳥の声が遠くで聞こえるだけでした。

途中、目の覚めるような鮮やかな紅葉に出会い
写真を撮ったのですが

あまりの静けさに、ちょっと怖くなり・・・
に遭ったらどうしよう~)
早々に車に戻ったのでした。

 



あと一週間とちょっとで12月がやってきます。

重い腰を上げて、庭木の剪定を始めました。
選定用の電動バリカンも買って貰ったことだし

今年こそ11月中に仕上げるぞ~!

庭の花梨の木に大きな実が生りました。
先日作ったリースと同じものを作り
一緒に飾ってみました。



甘い香りが玄関一杯に漂っています。



今日もお付き合いありがとうございました♪


初冠雪~『雪だより』 :Yumi Matutouya

2011-11-21 | 音楽,ラジオ
寒いと思ったら、山は雪。


 最後にスキーに行ったのはいつだったっかな。
毎年この季節になると聴きたくなるユーミンのこの曲

♪~赤いダウンに腕をとおしたら
それは素敵な恋のはじまり
山の雪だより
サッシのベランダ 想いは屋根をこえ~♪

赤いダウンは最初ヤッケになる予定だったらしい・・・


菜園日記~里芋の冬眠と薩摩芋の日向ぼっこ~

2011-11-20 | 菜園日記



今年収穫した里芋の2/3を畑に掘った穴に入れ
土を被せ山にし、その上を籾ガラで覆い
ビニールシートを掛けて春を待ちます。

里芋の冬眠です。

ひな祭りの頃に掘り出し、種と春に食べるお芋になります。

残りの1/3は、籾ガラを入れたスチロールの箱で物置で保存します。
冬の内に食べます。

薩摩芋を干し芋(この辺では芋切干といいます)を作っています。


【芋切干】

そろそろ正月のおせち料理の中の
芋きんとんも作らなくては!!

さあ、そろそろ書こう~ 年賀状~♪

も~ういくつ寝ると~お正月~♪です!!