殻が割れて中から現れる実が小さな柿の実のようにも見えることからか
この地方では「割れ柿」とも呼ばれています。
新年を前に冷え込みが一層厳しくなってきました。
お正月の準備を本格的に開始しましたっ!
冷蔵庫も冷凍庫も無かった頃、お正月になると鶏を一羽買って
すぐに調理する分以外は、味噌漬けや醤油に漬けて保存したそうです。
肉や魚はもちろんの事、野菜もあれこれ工夫して
収穫の少ない冬の季節を少しでも豊かに過ごせる工夫をしていたのですね。
さて、我が家のお正月準備といえば
先ずは、この寒さを生かして作るスモーク=燻製です。
Wikipediaによると~燻製(くんせい 薫製とも書く)とは、食材を燻煙(後述)することで
保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食、またその調理法のこと。
燻煙により煙中の殺菌成分が食品に浸透すると同時に、長時間の燻煙によって
食品の水分量が減少することで起きる水分活性の低下により保存性が高まる。
なのだそうです。
いつもは簡易スモークにしているのですが
今回はきちんと脱水してみました。
始めに塩、胡椒、ハーブをすり込みラップで包んで一晩冷蔵庫で寝かせます。
水分を拭き取って新しいラップで包み、冷凍保蔵用のジップつきビニール袋に空気をしっかり抜いて入れます。
厚手の鍋に沸騰した所に入れ、蓋をしたら6時間~蓋を取ってはなりません。
ラップを外し、軒下に一日干しておきます。
もうここで、表面はサラサラな状態になっています。
【寒風に晒しているところ】 【燻煙中】
そうして、やっと燻煙の開始です。
今回使ったのは、桜のチップとリンゴの木のチップです。
かまぼこと醤油漬けのゆで卵も参戦です♪
鍋はヤニでベタベタになってしまうので、しっかりアルミホイルで保護しておきます。
【完成!】 【ぴったり包んで保存】
端っこをちょっとだけ切って味見してみました。
わぉ!本格的なスモークチキンの味です♪
なんでもスモークしてみたくなってきました!
そこで、ベーコンとスモークサーモンにも挑戦!
ご機嫌な気分になってきて。、作業をしている間中この曲が・・・頭の中で鳴り続けていました。(笑)
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ベーコンは現在乾燥中なので、完成したらご報告いたします。
鰆は西京味噌漬けにして保存します。
赤カブは薄く切って、酢で漬けて色を出してから
塩、昆布茶、醤油で漬けました。
これは、自家製カブの千枚漬け。
菊花カブも作りました。
酢レンコン、紅白なます、たたきゴボウも完成!
予備の冷蔵庫のドアポケットで待機中です。
さあ、今日はお餅つきです。