この三連休の間、東京に行っている時も移動時間などにエースコンバットXをプレイしていたところ、ついに
『エースコンバットXをクリア致しました!!』
そこでミッション12からの大体の流れを(攻略法というには不十分かもしれませんが)書こうかなと思います。
ミッション12クリア後、拠点(グリスウォール)からのルート選択ブリーフィングで
1.レサスが光学迷彩搭載の新型航空機「フェンリア」(元ネタは北欧神話のフェンリル)を投入したこと。
2.レサス領内、セントリー島にあるレサス軍(ディエゴ・ナバロ)の拠点、フェンリアの生産基地でもある「アーケロン要塞」攻略が最終目的。
3.敵のエース部隊「アレクト隊」がセントリー島に向かっている。また敵の秘密兵器がセントリー島に向けて搬出されようとしているが阻止できるのはどちらか一つのみ。
ということで二つのうち一つの攻略ルートの選択を迫られました。
○ミッション14A「Fire Storm」
で、自分が選んだのは秘密兵器搬出阻止のルートでした。このミッション14A「Fire Storm」の目的は特定のターゲット、輸送船と島に点在するハンガーを破壊することなのですが、このハンガー破壊が厄介すぎる代物でした。
当初、このミッション、さして苦にならないと思っていました。エースコンバット5でも同様のミッションがあったのですが、ハンガーが真正面からミサイルを撃ち込まないと破壊できないとされた一方で、無誘導爆弾・ロケット弾をハンガーの近接に投下すれば真正面から攻撃を加えなくても破壊可能だったことから、そんなに問題にならないと思っていたのです。
ところが実際にプレイをしたところ、無誘導爆弾を間近に投下しても「Miss」とされてしまったのです。
どうやら、「爆弾・ロケット弾による攻撃は防壁による防御が無視される」という5の設定が修正されて、本当に真正面からミサイルを撃ち込まないと破壊不能になってしまっていたのです。
しかも問題のハンガー、真正面からミサイルを撃ち込もうにも手前に小島があって進入が難しい、仮にミサイルを撃ち込めたとしてもおちおちしているとハンガーが大爆発(中に可燃性の化学物質が大量に貯蔵されているため、誘爆するという設定)して機体にダメージを受けるため、かなり際どい飛び方を強いられるのです。
余談ですが、ハンガーの大爆発には敵のユニットも巻き込まれるのでタイミングを合わせれば輸送船や敵艦艇をまとめて始末することも可能です。
しかし、真正面からではなく、バンカー入り口に対して斜めに進入してミサイルを撃ち込み、急旋回して離脱する(Vの字飛行)方法をとれば比較的楽に攻略可能とわかり、何とかクリアすることが出来ました。
○ミッション13B「Armada」
秘密兵器(マイクロウェーブ兵器)のアーケロン要塞への搬入阻止に成功したものの、レサスのエース部隊「アレクト隊」はアーケロン要塞に到着してしまいました。
その一方でレサス軍の艦隊がアーケロン要塞に向かっていることが判明。これ以上の敵の増援を阻止するため、この艦隊の撃破に向かいました。
ミッションタイトルの「Armada」は「無敵艦隊」の意。このミッションではエースコンバット史上稀にみる艦隊決戦に挑むことになります。
とにかく敵艦艇からの銃撃とミサイル攻撃が熾烈を極め、うかつに飛んでいればたちまち撃破されてしまう状況なのです。
そこでLASM(長距離対艦ミサイル)を装備可能なF-35で出撃。通常ミサイルで敵艦のSAMとAAGUNを潰しつつ機銃+ミサイルでとどめを刺し、厄介な艦艇(艦載機を発進させてくる2隻の空母)には真っ先にLASMを撃ち込むという形でミッションをクリアさせました。
通常の艦艇を相手にする場合はヒット&アウェイで良いのですが、空母はおちおちしてると艦載機を次々に発進させるの2隻とも輪形陣形をとっている艦隊のほぼ中心に居るため集中砲火を浴びかねない為、ギリギリまで高度を落として猛スピードで空母めがけて突進する方法がベストかなと自分では思いました。
○ミッション15B「End of DeceptionII」
いよいよ最終ミッションです。作戦開始の前にムービーパートが入り、例の従軍記者がディエゴ・ナバロが戦争の黒幕であることを暴露する記事を作成しながらある不安に駆られます。
「戦争の真の勝者は目的を果たした者であるとも言え、戦闘自体には破れたものの武器の輸出と宣伝という目的を完全に果たしつつあるナバロがこのままでは真の勝利者になってしまうのでは?」
と考える記者。一方のディエゴ・ナバロはフェンリアへの絶対の自信からか本国で市民を前に最新兵器(フェンリア)のお披露目をする準備をしたたかに進めている。
しかしナバロの思惑を「南十字星(サザンクロス)」が阻止してくれると確信にも似た思いを抱く記者。
このあとデモムービーパートに移り、いよいよ最終決戦となります。
今回のミッション、エース部隊の乗り込むフェンリア4機の撃墜がクリア条件になるのですが、光学迷彩を搭載したフェンリアにエース部隊が乗り込んだことでまともにやり合っても勝てる見込みはゼロ。
しかし、ミッション14Aで亡命を求め保護されたレサスの科学者からフェンリアの光学迷彩の電源が機体に内蔵できず、アーケロン要塞の発電施設からマイクロウェーブで供給していることが判明し、この発電施設の破壊がミッションの目的の一つにもなってます。
ミッション開始と同時に敵の普通の戦闘機が現れるので厄介になるまえに始末。フェンリアに関してはこの段階では倒すことがほぼ不可能なのでひたすら逃げ回ります。
一方で破壊目標の発電施設がシールドで覆われているため、それを解除するために味方の上陸部隊がアーケロン要塞のあるセントリー島に上陸しようとして敵の艦艇に妨害されている場合があるので(放置していても味方の艦艇が撃破してくれますが)これらも早めに始末するのも吉かもしれません。
味方の上陸部隊が発電施設にたどり着くとシールドを開けてくれるのですが、一定時間後に閉まってしまい、再度開くまで待機しないといけないため、ギリギリまで発電施設に接近してミサイル&機銃で一度で破壊してしまいましょう。
発電施設が破壊されるとフェンリアが姿を消すことが無くなるので容易にロックオンが可能になります。とはいえ、フェンリアの機動性はかなりなものである上に、4機のフェンリア以外の敵機も飛んでいるため、ミサイルアラートには十分気をつけないといけません。
そして4機のフェンリアを撃墜し、ミッションクリアと思いきや、基地内部に潜入した味方部隊から基地内に残されたフェンリアが逃げ出そうとしていると通信が入ります。
フェンリアの戦闘および機体データが敵に渡らないようにするため、基地内にいるフェンリアを撃破するため、基地内に飛び込む事になります。
エースコンバットシリーズ伝統の「トンネルくぐり」です。
実は最初にこの段階に至った際、逃げるフェンリアを追いかけて道を誤りトンネルの壁に突っ込んでしまいました。
実は今回のトンネル、構造が極めて単純で
「入り口からまっすぐ進んで暫く後に90度の角度で上に曲がっている」
という構造なんです。フェンリアがちょこまかと逃げ回るのでXLAA搭載可能な機体で、この段階まで数発残しておいて姿を現したらすぐに撃墜するのがベストの攻略法だと思います。
フェンリアを撃墜すると基地内の至る所で爆発が起き、急いで脱出を迫られます。トンネルの構造が簡単なので焦らずに行けばすんなり脱出可能と思います。
トンネルの出口に達するとミッションクリア。グリフィス1が大爆発を起こすアーケロン要塞から脱出するデモムービーでミッションが締めくくられます。
このあと、最後のデモムービーが始まり、衛星中継のアーケロン要塞をバックにフェンリアのお披露目を行う予定だったナバロが撃墜されるフェンリアと陥落するアーケロン要塞を目の当たりにし、しかも新聞記者の書いた記事でこれまでの真相を知った大群衆に襲われる事態に至ります。
ナバロの生死は不明ですが、少なくとも今までの地位には居られなくなったのは確実のようです。
ナバロの失脚(死亡?)により、戦争は終結。新聞記者は南十字星(サザンクロス)に取材を申し込もうとするも当のグリフィス1は
「暑いところが苦手だから」(ユジーン・ソラーノ:談)
とオーブリーに戻った後でした。
平和が戻りクリスマスを目前に賑わうグリスウォールで南半球ならではのサンタクロースの人形(サンタがサーフィンをしている)を買い込む新聞記者。
記者仲間に「南半球は性に合わないんじゃなかったのか?」と声を掛けられ「デザインが気に入ったからさ」とグリフィス隊のエンブレムの入ったサーフボードに乗ったサンタの人形を見せる記者。
ここからエンディングに移り、クリアしたことを実感致しました。
ところで最後の最後に気になることが判明しました。例の新聞記者さん、仲間に
「アルベール」
と呼ばれたんです。どこかで聞いたことのある名前だと思いながらエンディングを見ていたら、声優のキャスティングのところで
「アルベール・ジュネット」
の文字(当然英語で書かれてました)が。もしかして、このジュネット、エースコンバット5に登場したフリー記者
「アルベール・ジュネット」
と同一人物なのか?と考え込んでしまいました。
こうしてクリアできたエースコンバットXですが、まだルート分岐で到達できていないミッションがかなりあるみたいで次のプレイが今から楽しみです。