スノウ＆セーラの血液検査

我家の一員となったスノウの健康診断を兼ね、このところは寝てばかりのセーラを伴い、獣医へ行ってきました。


この数日のセーラは、水を飲む量や食べる量が減っていたが、昨朝の歯磨き時に口の中が乾燥していることに気付いた。手足の裏も冷たく感じる。いつもと違う項目が二つ以上となったため獣医に診てもらうことに．．．。


今は亡きジェッシーと被る、この表情も気になり．．．


いつの間にか車のバリケンに自ら乗ろうとしていたスノウ。


ジャンプ出来なかったけれどね(笑)


先日の通院時は、知らない土地のプロムナード散歩付きであったため、車での外出は楽しいことだと早くも学習したようだ。



ときおり、私の方を見ていたが落ち着いた様子で寛いで乗っていた。


一方セーラは診察台に上がるまで寝ていた。





動物病院で、スノウは健康診断と血液検査を行った。

血液検査の結果、あのような過酷な状況下で暮らしていたのに、栄養失調のための標準値外れという以外は今のところは数値的には問題なし。

マラセチアの治療は継続、狂犬病と登録は先日の混合ワクチン接種一カ月後に行う。

我家に到着した日に化膿していた足の傷はようやく治癒、綺麗になってきたが、栄養失調で皮膚等細胞の再生も遅れるのだそう。そのため、栄養状態がもう少し改善されてきたら去勢手術を行う予定。


セーラは夏に起こした貧血に関しては今回問題なく、しかし脱水症状が出ているとのこと。

今は亡きアメコカジェッシーが、何度か脱水症状に陥ることがあったため、もしやと思っていた。



数値的には他に悪いところは見つかっていないとのことであるが、体温も低く37度ちょうど。引き続き要観察。
食欲や活力が出るようにと、肝臓の薬として使用する精力剤のようなものを処方して頂いた。

今後の脱水の状態によっては入院しての治療となる。


セーラは姿や表情がジェッシーと重なるところがあるためなお一層、いつまでも元気で長生きしてほしい。

犬の名前

我家の犬達の名前は、それぞれにとてもマッチしていると感じている。

そこで改めてご紹介。(笑)


スノウ・S

新たな任務は放置したままの衣服を齧る「片付け警告係」

福島の保護団体が餓死寸前のES8頭をレスキュー、最終的に千葉の鳥猟犬保護団体CACIがそのうちの4頭を引き受け、我家にて一時預かりを経て家族として迎えた。
心身の健康と筋力のリハビリ中。

スノウはCACI代表の方の、心に残る思い出深い良犬と同じ名前なのだそう。


セーラ・S

テラスにマイ便器を持つ(笑)

37頭飼育崩壊現場からレスキューされ、CACIで引き受けたうちの一頭。我家の家族として迎えた。
最近、老化による体力低下や白内障著しく、右目は見えていない。夏の貧血を乗り越えたものの、一日の殆どを寝て過ごし、来た当初のように衣笠山まで往復する体力は無い。排便は室内では落ち着かない様子のため、小学生チームが朝夕外へ連れ出してくれる。

セーラの可愛らしい名前は、CACI代表が名付け親。


ヴァレンシア・アシュリー・S

衣笠山で日々、潜むコジュケイを追い出す仕事に精を出す

茨城愛護センターからCACIがレスキュー、2009年9月に我家の家族となった。ちょうど6年が経過。
この年月を経て、ヴァレンシアとは私とのコミュニケーションで交わす言葉も通じ、信頼関係も構築されていると感じている。

当初、CACIが名づけたバレンシアを英綴りでこちらがいつの間にか勘違い、ヴァレンシアという表記に。
また、我家で迎えた時点で、現在米国在住の娘の長女がアシュリーという名前も希望したため、ミドルネームが追加された。(笑)
ちなみに、「あっちゃん」とか「アチュ」と呼ばれている。


ボブ・S

心優しくてお調子モノ、突然のバカ引き力有り

今は亡きジェッシーと同じ、個人保護活動されているお家からやってきた。
飼主持ち込みのため、この方が気付いてくれなければ消えていた命。ボブはヴァレンシアよりも一年早く我家の家族になっており、信頼関係は構築されている。何か不満があると、吠え声が文句調になり、ちゃんと訴えてくる。ヴァレンシアと同じくコミュニケーション言葉を理解する。

名づけ親はレスキューしてくれた個人ボラさん。


我家のどの犬も名前とマッチしていると感じるのは、生涯幸せになるようにと、保護して下さった方が愛に包んで付けてくれた名前だからでしょうか．．．。

3頭引き階段降り

ウチの家族となったスノウは、先住犬達と一緒に毎日の衣笠山での散歩をとても楽しんでいます。


コジュケイチェック中

コジュケイを先日見た場所を覚えているワンズ


ガリガリでミイラのように骨が浮き出た身体でも、日に日に筋力や体力が付いてきていることがわかり、先住犬達に負けず劣らず衣笠山を楽しんでいる様子にとても嬉しく思います。


最初は登れなかった階段の昇降も慣れて上手になり、300段程あろうかと思う階段を、蛍の里奥から上の展望塔まで疲れを見せることなく登れるようになっています。



とはいえ、このセタードモ3頭を引き連れての階段降りはとても気を使い、こちらが修業中というところでしょうか。(笑)



毎度のおかしな音声付き


夕食を終えたあとは、リビングでお気に入りのボールを咥えて遊んでいるうちに寝てしまいます。




家族の多い喧騒の我家で、眠くなると、構わず安らかに寝てくれるようになったこともとても嬉しく思います。


※こちらが支援しなくてはならないような病気の犬達を預かって世話をしているお宅から、たくさんのシートや新しい毛布を差し入れ頂き、とても恐縮に思います。有難うございました。

トリセツ Ver.スノウ

重要事項掲載


スノウがフリーの間は浴室ドアを閉めること。

湿気を逃すために開けてある浴室の中へ入ります。


なぜか浴槽のふたの上に乗るのが好き。万が一溺死せぬよう注意してください。


オシッコシート、綿タオル、毛布をバリケンに入れないで。

オシッコシートはビリビリに、長時間にわたる犬部屋での留守番時には綿タオルをお召し上がりになりました。



バリケン内での留守番時間が長いときには要注意。人と共に過ごしている間は、そのような悪戯をしません。


他犬との関わり方を知りません。



雌犬とペアでの長い犬舎生活だったため、他犬との接触に慣れていません。そのため、うちのボブのように調子に乗り興奮するタイプの犬に対しては警戒心から唸ることがあります。
とはいえ、衣笠山でのお仕事に目覚めてしまったため、散歩中の争いはありません。


だけど他犬が吠えても、吠え返したりしません。



ただし小さい犬や猫には強い興味を持ちます。


車でのお出かけが好き。



車酔いはしません。
なぜか車の中を覗きこみます。


おばちゃまが思わず触りにくる、マダムキラーです。



なのにスノウはおばちゃまに興味無し。お許しください。


フリーにするとまずは食べ物探し。



長く飢えていたため、正しい食生活が身につけば改善されると思われます。


衣笠山が大好きです。



今後も毎日、衣笠山でオサンポすることを望んでいます。


我家の家族と過ごすことが大好きです。



とにかく甘えん坊さん。
ヒトリになることは、彼の不安要素を高めます。


広い心と深い愛で彼を受け止めます。

だからスノウは我家の家族になりました。


「コレカラモ　ドウゾヨロシクネ」

最近撮りためた画像

このところ撮りためていた、今見られる衣笠山の植物達。

見つけた時のハッとする美しさ

ヤマホトトギス

昨日辺りからヤマユリの群生地に杜鵑草（ホトトギス）も咲き始めました。


これは確か絶滅危惧種に指定されていた花だったような



こちらも早くも咲き始めています。

冬桜


もう終わりの頃ですね．．．

萩
　

雨後は発見が楽しいキノコ達。


赤いキノコ

これがこのような変化をしたことに驚き！

巨大だけど白くて可愛いキノコ

数日後．．．


元の姿は想像できない

美味しそう．．．

巨大きくらげ


今年は豊作＆大きい木の実。


ボブも喜ぶ栗の実


こちらは何の実？


ついでに、木の上部には．．．


貯水池横の通路脇

スズメバチの巣

危険個所には以下のガードが設置されています。



今年は多いスズメバチとマムシ。衣笠山だけではないようです。ご注意くださいね。