米アラスカ州の火山のウェブサイトが大人気

◆米アラスカ州の火山のウェブサイトが大人気
　ロイター　２００６年３月１９日付け


2006.3.15
Image courtesy：Alaska Volcano Observatory / U.S. Geological Survey

　この週末、拙ブログやサイトにご来訪の方の『検索ワード』に「オーガスティン火山」が妙に多くて「？」だったのですが、このニュース関連だったのでしょうか？
　何故火山が人気なのかは依然不明なれど…ウェブサイトに掲載されている噴火の画像が鮮明で、数多いからかも知れませんネ。

　１月１４日付け『アラスカ：オーガスティン火山噴火』でご紹介したように、アンカレジから約２８０ｋｍ南西にあるオーガスティン山の噴火活動が依然続いていますが、この様子を伝えるアラスカ火山観測所のサイトが、科学者のみならずアマチュアにも大人気なのだそうです。

　リアルタイム・ウェブカメラの映像、数多くの画像などを閲覧することも出来たり、振動表、熱センサーのリアルタイム・データまであり、今年に入ってからの閲覧数は２億５３００万ヒット以上！！(*_*;)
　同火山は相変わらず小噴火を続けていますので、被害が出ないことを祈りつつ、様々な画像やデータを拝見したいと思います。

強風、霰、風塵のち快晴

　強風で風塵が観測されたこの日。
　


　低気圧の影響か当地では大気が不安定になっていたようで、午後には何度か霰が降りました。



　降り出す前に窓を開けていたら、埃だらけになってしまいました。(^^;;)
　霰の欠片はせいぜい２～３ｍｍくらいだったでしょうか。



　その後、天気は急速に回復。



　太陽の周りに何かモヤモヤとした輪があるようで、それが黄砂によるものか、花粉なのか塵なのか…と気になりました。

　日没直後には、富士山の影が長く伸びたりでまだまだ埃っぽい空でしたが、時間が経つに従って雲ひとつ無いお天気に。



　埃っぽかったので、もっと色づくかと思っていたものの、風が強くてチリも吹き飛ばされてしまったのか、思いのほかクリアな空でした。

強風：関東各地で風速２５ｍ超える

◆強風：関東各地で風速２５ｍ超える　「風じん」も観測
　ＭＳＮ毎日新聞　２００６年３月２０日付け

　発達した低気圧の影響で１９日、関東から東北にかけた各地で、２５メートルをこえる強風が吹き、電車の運転中止などが相次いだ。低気圧はさらに発達しながら北上しており、２０日にかけて、北海道を中心に北日本では風雪が強まり、大荒れの天気が予想される。



　この週末は遠くの景色が霞んで茶色っぽく見えるほどだったので、黄砂の影響かと思っていたのですが、風塵とのこと。
　気象庁によると、大手町では１７：５０頃に３月としては過去最高の最大瞬間風速　３３．４ｍを記録。１９９４年以来１２年ぶりに、ちりや砂が地面から吹き上げられる風塵を観測したと発表しました。


　風塵（ふうじん）は、そんなに珍しいのでしょうか？
　ミニ竜巻のようなつむじ風は、ビルの谷間などでは結構遭遇したり目にするものですが、それは地表部分でのみのことなので、風塵とは認められそうもないですね。
　風塵と認定されるには、巻き上げられたちりや砂によって視程が何ｋｍ以下になる…などの条件が必要なのかしらん？？



　黄砂について、平成１６年から気象庁では黄砂に関する気象情報を発表しています。観測点が何ヶ所あるのか分からないのですが、黄砂によって視程が５ｋｍ未満になるか、視程１０ｋｍ未満の黄砂が広範囲で観測された場合に発令されるようです。

　…という訳で、黄砂自体は飛来しているかも知れませんが、視程がその数値に達していないだけということかも。


▽視程について
　以前書いた『異常透明』に関してのからくり（？）が解ける！？
　

　なお、気象観測には『大気水象』『大気光象』『大気塵象』『大気電気象』…など様々な事象に関する項目があるそうです。