先日のこのブログでお話しした通り、新作の見本が到着しております。
『細川忠興戦記 本能寺将星録』 12月24日発売
池田宗隆先生、『関ヶ原群雄伝』に続いて素晴らしいイラストをありがとうございます。
さて、今回の表紙ですがメインはもちろん忠興なのですが、その甲冑は結構凝っています。
作中にも説明がありますが、眉庇の大きな兜に小型の面貌当、細川忠興が考案、完成させたという「越中具足」です。
・・・「作中の時期にあったのかよ」というツッコミは、全力でスルーする方向で。
ちなみに、陣羽織も「三斎羽織」と称された独自のもので、後に初期の明治陸軍でも採用されています。
いずれも実戦重視のデザインで、忠興の性格が良く出ているとのことです。
細川忠興といえば山鳥の尾の頭立が有名ですが、本作では同じく細川家に伝わる、
二つ靡の兜を着用しております。
本能寺炎上!!その時、忠興は・・・・・みたいな感じで。
皆様、よろしくお願い申し上げます。
智本光隆