朝にお焚き上げがありましたが、1月9日は初市でございます。
前橋初市は厩橋初代藩主・酒井重忠(『関ヶ原群雄伝』に登場してました)の代か続くとの伝承あり。
別名、だるま市とも呼ばれております。
近年、規模が縮小気味(いや、笑えないな・・・)ですが、地元の新春の風物詩。
ただ、カメラは持っていかなかったので、購入品の写真を。
「縁起だるまの小林山」というのが上毛かるたにありますが、
群馬といえばこのだるまか。
天明の大飢饉対策に農家の副業に広まったとのこと。
ただ、我が家は元々養蚕農家。
まあ、そういう訳でもないのですが、まねき猫を購入。
養蚕農家ではネズミ対策に猫を用いること多し。
「猫絵」を描いて後世に残した領主もおります。
ちなみに、この猫は前年に吉事があれば翌年はひとつ大きなものを購入すると。
完全に店主の売り言葉な気がしますが。
「限界まで大きくなったら?」
「いや、私の身長位のもあります」
との返答。
とはいえ、去年は総じて好事。ひとつ大きくしておこうか。
景気よく、値引いてくれたことだし(笑)
智本光隆