エノキの巨木を観に行った。
巨木を見上げるのは、何の木であれ好きでいる。
姿の逞しさがいいし、
風雨にたえてのこれまでの歳月が思われて、
寄り添いたくなる。
樹は、住居地から左程遠くない地の大エノキ。
傍の道路を通ることは何度かあって、
その巨木の在を知ってはいた。
そして、
その樹がエノキで、市指定の天然記念物・
しかも腐食から保護か伐採か、
市と住民で意見が違ってきているいきさつを
6 / 6 の新聞記事に知って以来、
改めて親しく観たいと思っていた樹なのである。
訪れて、
記事に「住民の安全を守りつつ、
大エノキの文化的な価値を失うことのない手段を考えたい」
という意見の市文化振興課の考えを支持したいと思った。
訪れた日が穏やかな陽気の日であったからかもしれないが、
樹齢約480年と思われる樹の命を人の手で絶つのは、
忍びないであろう。
あらゆる存続の手段を施して、
朽ち果てるまで見守ってあげたくないか。
今はまだそう思わせる樹に思えたが、
部外者の傍観意見に過ぎないだろうか?
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