完成の域に達したと思っていたMy小説。
イマイチとのご批判に応えるべく、面白くする方策を考え続けて一ヶ月が過ぎた。
やっとだいたいの構想が纏まり、いよいよ昨晩から改定に取り掛かった。
珍しくはないが新しい分野、の構築を目指していた。良く言えばそれでは高尚に
過ぎる、ということで、ありがちだが冒険小説の要素を取り入れることにしたのだ。
それにはファンタジー的ネタが必要になるが、もとよりその要素はある。
インディージョーンズにしようってわけじゃないんだけども、オープニングから加筆
し始めたわけさ。
次回作の草案がある。現在創作中のものとは色合いを変えていて、そちらはSF
にする予定だ。それを幾らか具体化させるために、心を太陽系宇宙に飛ばして
みていた時のこと。木星付近を浮遊しながらハリウッド的な冒険活劇の重要性
に気付かされた。偉大さに圧倒された、と言った方がいいかもしれない。
おいらのやろうとしていることは、フィクションでありながら実は大河ドラマであった
現状の物語を娯楽作品に化けさせる、という試みだったことに気付く。
ターンAガンダムのアニメは見ていないのだが、「ローレライ」の後に書かれた
「月に繭地には果実」で言う『ナノスキン』とは違った、ありきたりのネタを膨らま
せることにした。手触りが良すぎるかもしれない。どこかで見たことあるね、という
ことになりはしまいか。そんな危惧とも戦いながら執筆中。
フィクションの世界であっても、鬼畜を表現するに鬼畜を登場させてはならない。
それがおいら流。というかポリシー。むしろ意地?
それだけの価値があるというか、必要性があれば登場させるかもしれない。
しかし、今のところご登場願わなくて済んでいる。
世を震撼させたテロ事件から11年目のこの日、難しいんだけども、出来るところ
まで続けようと気持ちを新たにする。
今の取り組みが完了した時点で、真価を世に問うてみようと思う。
素人アイデアがどこまで通用するか。
楽しみでもある。
| Trackback ( 0 )
|