変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




昨晩色んなブログを読んでいたら、NANAの15巻が本日発売されるという。
出勤途中で本屋に寄ってみたら、山積みになっていたので即購入。
昼食と移動中に熟読。
仕事は基本的に好きではない。だから、決して仕事バカではない。
なのに、ほっとくと仕事のことばっかり考えている自分がいる。許し難い。
ということで、食事や移動中は本を読んでいることが多い。それが今日は
NANAだったわけさ。
面白いね、このマンガ。
話の中で、美里ちゃんの不気味さが際立っているのがいいし。
今年になって14巻買い揃えて読破したくらいで、NANAマスターを名乗る
のはおこがましいと思う。
しかし、だ。
少女漫画デビューを鮮烈に果たしたおいら、デビュー前との相対性から
言うと充分に「マスター」の資格有りでしょう。
以後、自称NANAマスター、ということで。

などとおいらがいくらかまけていたとしても、今日が社内事案のプレゼンの
日であることに変わりはない。幹部レビューと言った方が適切か。

うぜぇー!
本心の叫び。

ありがとうございます!
大切なことだし、いい機会を与えられている訳だし、でも建前。

建前と本音を使い分けることをやめて来た。本音を押し通すのではなく、
好き嫌いは置いて自分に必要なもの、他人に迷惑がかかること、について
は、本心から真っ向勝負を掛ける。そういう生き方だ。
前にも書いたが、これをやり過ぎると、自分を見失う。
だから、表面は今までと変わらないように見せながら、本音に耳を傾けて
みるようにしたわけさ。
これはこれでストレスだねぇ。
やっぱ、やめようかな。。

そして、いざプレゼン本番へ突入。
やってやったさー。
ざまーみやがれ。
文句なんて言わしてなるものか!
手加減してくれたんだろうけど、グの音もでねぇでやんの。


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エコロジストか、おいら?
日常から、環境保全を意識はしている。
モノは大事にする方だと思う。
裏紙は利用するようにしているし、今職場で使っているホッチキスは10年前に
修理したやつだ。ペン類だって、破損するか消耗しきるまで使っている。
近年のホッチキスは、モノコックボディーになっている。表面のプラスティックが
スプリングを支える構造だ。この表面が割れてしまったら、全く用を成さない。
かかる負担は大きく、テープ類では例えガムテープであっても支えきれない。
因みに、ガムテープという呼称が示すモノって、人々が認識しているアレでは
ないようだが、ま、ここではそれは置くとして。。
ゴミ箱から拾って来た小さい定規。ガタガタになっていたので、使えなくなって
捨てられたものだろう。これを適当な大きさに裁断し、割れたホッチキスの筐体
にアロンアルファで貼り付ける。3面。その状態をダブルクリップで固定し、半日
間乾燥に充てる。その上からガムテープで更に補強してみた。修理は見事に
成功し、10年の使用に耐えている。
かように大切にした品々が、周りを見渡すと少なからずある。
エコロジストなんじゃん?

エアコンはどうだ?
薄着でガンガン付ける方だ。。
東京で自家用車に乗っている時点で、エコロジストとは片腹痛い。
洗剤は?
なるべく使わないようにはしているが。。。

エネルギーの節約と資源の保全、ここではこれがエコロジーだと定義しよう。
おいらは確かに前者への取り組みが足りないかもしれない。
総合的に見て、標準的環境破壊者、といったところか。
でも、努力はしているし、今後も続けよう。

しかるに何だ? ホワイトデーって!
過剰な包装!
無駄な装飾!
不要な出費!(これは関係ないか)
おいらの1年分くらいの頑張りはこれでフイになったんとちゃうか?

いやいや、
皆の日頃の頑張りのお陰で、ホワイトデーのようなお祭り事ができるんだ、
と考えることにしよう。

本当にそれでいいのかな?


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ジェーンチャイルドって何処行っちゃったんだろう? 
という疑問を持ったミッドナイト。結構好きだったのに。
そんなことをぼんやり考えていたら、昔からの疑問が頭をよぎった。

おいらのVWパサート(型落)は、5バルブエンジンにターボを装備している。
4気筒なので20バルブ。直列。1800rpm付近で最大トルクを出すというのが
ウリで、1.8Lの少燃費と2.5Lクラスの実用トルクというキャッチだったと思う。
ウソではない。街乗り程度なら。
しかし、ここ一番の加速は出ないし、車重を感じさせられる。正直、遅い。。

5バルブエンジンが高回転に向かないのは、構造上から理解できる。
駆動部分であるバルブを押さえつけるスプリングが、たくさん必要ってことは、
高回転時のロスは小さくないだろう。
つまり、そもそもスポーツ走行に向かないエンジンってことだ。
前ゴルフのGTIやアウディのA4クワトロにも同型エンジンが搭載されているが、
この辺の節操の無さというか、思想の弱さと言うか、VWの弱点でしょうな。

それはそれとして。
高回転と言えば、ロータリーでしょう!
RX-8に試乗した時の感触が忘れられない。いやー、素晴らしかった!
あれで環境性能もいいと言うのだから、文句の付けようがないってものさ。
だのに、普及しない。なぜだ!?
そもそも、レシプロエンジンの上下死点でのエネルギーロスってどれ位なの
かな? 燃焼室はスクエアな方が効率がいいと聞いたことがある。そこは
ロータリーは不利だ。おむずび型のローターって、死点ロスがあるのかしら?
あってもレシプロよりは少ないだろうに、燃焼室の形状の問題の方が大きい
ということか。
現在の普及率から判断すると、そういうことになる。
でも、エンブレかけた時の驚き、忘れられない。あの抵抗の少なさは、即ち
死点ロスの少なさでしょう!
本当にそれでもレシプロに適わないの?
ま、パテントの数とか想定投資額とかを、効果と天秤に掛けた結果が現状
なんだろうけども。

ロータリーのコンパクトさは、ミニバンに向いてないかしら。
低速トルクの問題だとすると、ハイブリッドとの相性はむしろロータリーの
方がいいように思うのは気のせいか。
それより先にロードスターだろ。あれはレシプロじゃないとダメなのかな。

何の結論も無いのだが、楽しげに夜が更けて行く。


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このところ、白いものが白くない。
洗濯に手を抜いていたのだが、如実に結果が伴っている。
これはいかん。
ということで、つけ置きモード+漂白剤で洗濯機を運転。最後に柔軟材を
入れて、絞り終わるまでに約1時間。見事にキレーになりました。
最近の柔軟材は実に素晴らしい。
アトピー気味のおいら、すすぎを充実させる必要があるので、柔軟材を使
うまでに、水を大量に投入することになる。節水のために普段は柔軟材を
余り使わないのだが、効果は覿面。
皺にならないし香りはいいし、乾いた後に匂いも付かないし。
素晴らしい。
曇り空の下、干したわけさ。

ちょうどその頃、名古屋国際マラソンが始まった。
今年は渋井洋子ちゃんが出場する。おいら的には、Qちゃんと洋子ちゃん
が花のある選手だと思っている。
応援したさ。
でも、結果は2位。ゴール直前、弘山晴美に抜かれてしまった。
弘山が嫌いなわけじゃないが、渋井ファンとしては残念でした。
高橋直子や野口みずきと比較すると、渋井洋子の知名度は雲泥の差が
あるように思う。彼女だって同じ日本記録確立者なのに。
オリンピックの金メダルの力なんだろう。
恐るべし。

しかし、洋子ちゃんがゴールするまでの2時間23分強の間、忙しかった。
大人しく見ていればいいものを、撮り溜めていた「BLOOD+」の編集を
並行で進める。CMを切り落とすだけで、中身は見ていない。
そうこうするうちに弘山に抜かれ、レースは終わってしまった。
しょうがなく、折角編集したので、「BLOOD+」を見てみた。特に興味が
あったわけでもなく、ただガンダムの後番組だから、もしかしたら、という
期待値で録画していたもの。
何だこりゃ。
第1話しか見ていないけど、即刻全て消去。
余りに酷い。
乾ききらない洗濯物をベランダから乾燥室に移しながらブツブツ。
「こんな時間帯にこんな番組やりやがって。。。」

ということで、マラソンといい「BLOOD+」といい、ダブルで不愉快に。
阪神×巨人のオープン戦を見損ねたから更にブルー。

おー、そう言えば、今日からF1ではないか。
今晩決勝だね。

よし、今日はF1で一日を締め括ることにしよう。
つか、もう始まってるし。


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あー、すっきりした。
もう3月も半ばになろうというのに、未だ初詣に行ってなかった。
本日、やっと行って来ました。
毎年恒例の成田山新勝寺。
すると、おいら前厄ということらしい。
先日、ちょっとした超常現象を体験したこともあって、すかさず
厄払いを申し込んだ。
30分の祈祷(集団)と、お守りのセットで3000也。

その後、通例のお参りをして、昨年のお札を返して、煙を浴びて。
おみくじを引いたら大吉。初めてだよ。すげーツイてんじゃん、おいら。
そしていよいよウナギを食いに。
これも恒例になっている。なぜか、新勝寺の参道にはウナギ屋が多い。
理由は調べていないが、その中に特に旨い店がある。川豊。
初詣シーズンが終わっているからだろう。並ばすに入れた。
いつもはそりゃえらい行列ですわ。
有難くうな重をよばれて、帰宅。

ETCのお陰もあって、超スムーズに帰れた。
未だ陽は高い。
そう言えばこの季節、つくしが生えてはいまいか。
あちこち散策してみました。
毎年この時期にはつくしをとって、ごま油で炒めたり天婦羅にしたり。
旨いのだ、これが。
予想以上に大量にゲットできた。掛けた時間は1時間強ってとこか。

今日は旨いもの食って気分転換するデーに設定してあった日。
近所の有名な商店街に行って、テレビでも紹介されているお魚屋さん
でネタを買い込む。魚勝。店員あいかわらずだけど、やっぱネタいいわ、
ここ。これでこの値段は信じられん。魚勝も川豊も行き始めて10年に
なるが、どちらも長い付き合いになりそうだ。

結果、本日の献立。
①マグロのブツ(中トロ)の漬。
②赤身のお刺身。
③炙り鯛のお刺身。
④生牡蠣の塩レモン。
⑤つくしのごま油炒め。
⑥つくしの天婦羅。
その他もろもろ。
ビールは一番搾りで。

いやー、旨かった!
赤身のお刺身以外は、いくらか仕事したものばかり。手間をかけたもの
は余計に旨い。特につくし。1本づつ「はかま」をとる面倒さったらない。
それもやり遂げて、鯛は慎重に炙って。

これで今年もいい年だ、間違いなく。
しょっぱいことを考えず、この余韻に浸って眠ることにしよう。


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今は落ち着いている。
昨晩の深夜前、いや、もう一昨日か。11時半過ぎに猛烈な邪気がおいら
を襲った。霊感は弱い方だと思うのだが、今回のは凄かった。
仕事中だったのだが、ざわざわとした何かに包まれてしまった。
ゴースト系の「怖い」感じではない。
生霊なのか、怨念なのか。
急激に体調が悪くなり、余りの気持ち悪さにひとしきり嘔吐。
30分位打ちのめされ、その後は回復した。
何だったのかな。
誰かに何かが起こったのか。何らかの異変を第六感が察知したのか。
いずれにせよ、それは去ったようだ。
幽霊を信じる訳ではないし、そのようなもののけ的な怖さは無かった。
ニュータイプなのかな、おいら。
ハハハ。

ただ時間が来たから去ったのか。神頼みが聞いたのか。
恐怖感が少なかったとは言え、得体の知れない感覚に神頼みもする。
特に信仰がある訳じゃないので、とりあえず宝くじを当選祈願している
七福神様にお願いしてみた。
ナムエビスタイジン。
オンソラソバテイエイソワカ。
オンベイシラマンダヤソワカ。
オンマカキャラヤソワカ。
オンマカシリソワカ。
オンマイタレイヤソワカ。
オンバザラユセイソワカ。
このご真言、多少は間違っているかもしれない。。。
今年は七福神様に二つのお願いをしている。未だ聞き遂げてくれたこと
はないのだが、今回の神頼みは通じたか。

何はともあれ、神秘的な感じがした不思議な夜だった。
風邪が完治してなくて、単に疲れが溜まってただけなんだろうけど。
でも、ライブDVD聴きながらやってたんだけど、この時間帯だけ突然雑音
が入って聞けない状態だった。機械が壊れたんだと思ってたのに、今は
直ってるし。ライブの主を心配もしちゃうさ。何も無ければいいけど。
「大丈夫さ何とかなるさ」念派を送ったけど、届いたかな。
ニュートラルな立場で言うなら、神秘的な世界や力の存在有無は
「分からない」が答え。否定も肯定も証明できないから。
でも、もし存在するなら、役に立つ形で具現化してくれないかな。
それとも、気付かない所で助けてくれていたりして。
そう思うことにしよう。
いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。


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おいら、本当に無力だ。
マジ凹んでいる。
近い将来、今の仕事が大きな局面というか、転換期を向かえる。プラスの方向
に向けなければばらない。それ以外に生き残る道は無い。
そのために何ができる?
個人の仕事をしているわけではない。役割もある。一人の力で変化をもたらせ
られると思う程自惚れてはいない。個人では成し得ないレベルとボリュームの
仕事の一部を担っているという自負もある。
だからって何だ。
見通しは極めて暗い。明かりを照らすのはおいらの役割ではないのか?
役割なんてどーでもいい。
何かできることは無いのか?
考えろ。
考えろ。
考える。
随分と行き詰まったもんだなぁ。

というわけで、
旨いものでも食って気分転換することにした。次の休みにでも好きなものを
いっぱい作って、たらふく食ってやる。
何にしよーかなー。

魚の炙り系は外せないな。
炙るなら青魚か、脂ののった鮪か。鮭なら柚子胡椒を合わせよう。
いやいや待て待て。
鯛を炙ってみるか。脂の少ない白身魚は難しいそうだけど、上手くやれば
きっと美味いはずだ。
どれにしても、塩が鍵というかミソというか。
粗塩を振ってから炙ろう。何とも言えない香ばしさが今から口に広がる。
噛み締めた時の味に期待が広がる。
炙り用に購入したバーナーのボンベは、未だ予備があったはずだ。
慌てるな。
白身魚はオリーブオイルをかけて、バジルソルトでカルパッチョにした方が
いいか。焼きたてのバケットを買って来て、残ったオイルを付けて食うも良し。
お気に入りのエキストラバージンを惜しげも無くかけるんだ。
油がしつこくなってきたら、バルサミコでさっぱりを演出するも良し。
炙りの塩に当たるのは、やっぱり油かな。
あいや待たれい。
蛤を使おうぜ。
お吸い物と焼き物。どっちも旨いんだよなぁ。
それなら春野菜の天婦羅も添えたい。
こいつの鍵ミソは、蛤自身だな。調味料を兼ねるあの味わい。
未だ有るぞ。
京都の椎茸佃煮が残っていたはずだ。これにはとっておきの炊き方をした
米が必要だ。合わせるお茶は何がいいかな。

そうか。
仕事に関する「塩」が足りないんだ、今。
なるほど。
よし、とりあえず旨いもの食ってから考えよう。


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今月初頭に納期を迎えた事案が、とりあえずにしろ一段落した今日この頃。
課題山積状態は変わらないにしても、心に余裕がある。
つか、こんな時くらい平穏でいさせて欲しい。
ということでおいらは今、半ば強制的に緩やかモードに入っている。

おいらとガンダムの出会いは中学の頃。ファーストガンダムのオンエアを
見た時から始まる。一昨年くらいまでは、これしか知らなかった。
数多の続編が作られたのは知っていたが、見たことがなかったのである。
それが一昨年だったか、ウルトラマンコスモスを見ていたのだが、同じ枠で
ガンダムの新作が始まるという。土曜日の夕方にテレビを見る習慣が出来
ていたので、見てみたわけさ。ガンダムシードってヤツを。
なかなか面白くて、最後まで見ました。
お陰で、他の続編に興味が湧いたわけさ。
そんな折、タイムリーにもZガンダムが映画化された。
見るでしょう、これは。
テレビ版も再放送を録画して全部見ました。

正直、よく分かんない。
支持者が結構いるということなので、魅力があるんだろうけども、おいらには
伝わらないようだ。
とは言っても、映画版3部作の最終章「星の鼓動は愛」が封切られたので、
これは見ておかねばなるまい。折角前2作も見たことだし。

というわけで、見て来ました。
多くを語ることはすまい。一つだけ。
「新訳」は無いでしょう!
軽軽しくこの言葉を使うなー!
そんなんだから日本人は平和ボケしてるって言われるんじゃないのかなぁ。
空港の警備が甘かったりするのは、別に平和ボケじゃない。
母国が戦争状態の国からワールドカップに出場したチームとの試合の中継
において、解説者が「ピッチは戦場だ」と言って憚らないというような処が
平和ボケなのだ。
脱線しまくったが、Zのテーマって何だったんだろう?
命そのものをテーマにしたかった?
まさかね。


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人間のイマジネーションというのは、留まる所を知らない。
個人の限界はそんなに高くなくとも、一人一人が違うことを考えるから、
人類としてのサマリーは凄まじい広がりを持つ。
「悪魔」だってそうだ。
欧米人のキリスト教というかダンテの神曲が言う地獄というか、そんな
イメージの延長線で考案された、コンスタンチンの世界の悪魔。
何とも言えない感性で作り出されたデスノート的悪魔。
醜いということ以外に両者の共通点は少ないが、人々が受け入れるに
どちらも紛れも無い悪魔だ。

遅ればせながら、コンスタンチンをビデオで見たわけさ。
正直、面白いと思った。
悪魔の存在を信じさせる過程に労力を割かない設定に好感が持てる。
確か、サタン(ルシファー)って堕天使。つまり、元天使だよ。天使の長
という存在だったかな。てことは、ガブリエルと同列じゃん。この映画で
は、随分と差が強調されていたが。それでも、神の絶対性は描かれて
いたように思う。サタンは決して神と軸を異にしただけの同列の存在で
は無い、という主張が見えた。違うかな。

ということで、悪魔繋がりでデスノートが頭をよぎった。
友人に借りて読んだことがある。最新刊までは進んでいないが、エル
が死んで次のヤツが出て来た辺りまで読んだ。
これはどうしようも無いハナシだ。救えねぇ。
娯楽性はあるけどね。

それはそれとして、どちらも人間の力を超越した存在の恐ろしさを表現
している。上手だ。
更に、人間の本質に潜む別の意味の恐ろしさも表現したいのだろう。
これもよくやっていると思う。
怖いね、どちらも。

しかし、淡々と営まれる自然の力の前に、どれ程の影響力を持ち得る
だろうか。結局、人間が超越し難いと思っているのか、あるいは克服
したくてしょうがない、自然というものに人が挑戦し続けて来た事実の
一つの現れなんだろう。

そんなことを考えていたら、ヘミングウエイの「老人と海」が浮かんで
来た。自然の一つの姿を描き出した名作である。
映画はお世辞にも誉められたものではなかったが、原作は素晴らしい。
いや、和訳しか読んでいないおいらが原作を語るのは生意気か。
ま、それはいいことにしてもらって、読み終わった後に味わう独特な後味。
その深さというか、深さを感じさせる力というか。
デスノート vs 対コンスタンチン、
おいらの中では、圧倒的にコンスタンチンの勝ち。
ヘミングウエイまで後、、、まだ暫くかかりそうだね。


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基本的に無色透明なのである。
名湯草津と纏めてしまうことが多いが、草津には源泉がいっぱいある。
入浴に使用されているものだけでも幾つあるだろう。
おいらが入ったことがある源泉と特徴。
 源泉   湯の花  引泉施設の数  おいら好みの代表   
------- ------- ------------ ---------------------------------
・若乃湯  特多    極少        草津館
・白旗    多      少        奈良屋
・湯畑    普通     多        大阪屋、ビレッジ
・西の河原 少       少        草津ホテル、西の河原露天風呂
・万代鉱   極少    特多       ナウリゾート、草津温泉館
有名所では、地蔵と煮川に入ったことが無い。
いや、多分入ったことあるんだけど、覚えてない。
上二つの源泉の湯の花は本当に多くて、湯船に白く沈着している。
だから、遠目には白濁温泉に見えることもある。
しかし、繰り返すようだが基本的に無色透明なのである。

不思議なのは大滝の湯。有名な日帰り入浴施設だが、ここの露天風呂は
見事なまでに白濁。更に、ここの地下には「あわせ湯」という古来のお風呂
を再現させたものがあるが、これも白濁しているように見える。
場所から言って、湯畑かそれに類似した源泉のはずだが。。

もう一つの不思議がお土産で売っている入浴剤。長野の白骨温泉で使用
されていたとかで問題になった「草津ハップ」である。
これを入れるとお湯は瞬く間に白濁と化す。

そういえば、近所の健康ランドには「草津の湯」コーナーがあるが、あそこは
「草津ハップ」を入れているに違いない。あのお湯の白さ、硫黄の匂い。

何にせよ、草津のお湯が白濁しているというイメージができているのは何故?

唯一、白濁する要素はある。古いお湯。
湧出口から出て時間が経つと、温泉は酸化する。この過程で白くなることが
ある。これが白濁イメージ定着の理由だとすると、昔は草津にも酷い温泉が
いっぱいあったんだなぁ。
今は、温度を下げるために水で希薄している所はあっても、基本的に源泉
掛け流しを謳うに躊躇するところは少ないはず。

いやー、ダメだ。おいら、草津を語り出したら止まらねー。


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中国では、王の二人称として「大王」が使われていたような気がするが、
ドラマか何かの先入観だろうか。
それさえなければ、歴史上「大」付きで呼ばれた王なり皇帝は数少ない。
あ、逆に中国には尊称としての大帝がいないなぁ。漢の武帝も唐の玄宗
も、大帝とは呼ばれないんじゃないかしら。
ちょっと面白い。
いやいや、古代エジプトだってそうだよ。クフやラムセス2世でさえ、大王
とは呼ばれていないはずだ。

そうなると、最初の大王はアレクサンドロスになるのだろうか。
待て待て。
ペルシャのダリウス1世をして、大王とした記述を見たことがあるぞ。
でも、ネブカドネザルやアッシュールバニパルはフツーの王と皇帝。
何かよく分からんなぁ。
インドでも、カニシカもアショーカも王様止まり。
う~む。。。

後年に尊号が与えられたケースもあるだろう。
例えば、キリスト教から支持されることで「大」付きになった人もいるし。
コンスタンチヌスの業績を否定はしない。功績と受け止める人が多いのも
認めよう。テオドシウスは、、えーと、カールやピョートルに至っては、、。
モンゴルの「大」汗は微妙だ。意味が違う。封建帝国の皇帝に近いだろう。
そうは言っても、チンギスやフビライの業績はすげぇーし。。
イスラム帝国の大帝たちはどうだろう。トルコからインドまで。う~む。。

理屈じゃないようだ。

時代の要請に応える。
これによって、評価がグンと上がる。
そえぞれ素晴らしい(同時に惨たらしい)業績を上げながら、「大」が付く
ためには強運が必要なようだ。
別に為政者に限ったことじゃない。
先日までオリンピックが開催されていたが、スポーツの世界でも、人心を
掴む記録・順位、というものがあるようだ。
音楽の世界もきっとそうだろう。

つまり、タイムリー。空気を読む。
難しいなぁ。。はぁ。。

そうでなければ、後年の夢を叶える、という手もアリかな。
いやいや、人たるもの、刹那を完全に否定はできまい。
それに、後年の利害や価値観に縛られないなんて、不可能に近い。
つまり、この手は狙ってできるものじゃないってこと。

結果的にしろ、両方の要素を持ったから、アレクサンドロスの業績に
「大」を付けるに躊躇しないのだ。少なくとも欧州は。
これが「力」というものか。
しかし、この男、いったい何人殺したのかな。
そして、その犠牲を強いる程の本当に業績って何だったのかな。


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風邪をひいた。
久しぶりな気がする。
喉が痛くて声が出ない。咳が出るから余計にたまらん。
頭痛も酷い。熱はあまりない。熱っぽいのに。

昨日の朝から、総合感冒の常備薬を飲んでいる。
当たり障りのない薬だが、効いている。ちゃんと眠くなるし。
しかし、効き目が穏やかだねぇ。
最近は強烈な薬が市販されている。
初めてイブプロフェンの入った風邪薬を飲んだのはいつだったか。
あまりの効き目に、恐怖心さえ抱いたものだ。
力で抑え込む感覚。
以来、どうしてもって時のために、エスタックイブも常備している。
おいらの必殺技ってとこか。
症状によっては効かないことがあるのは愛嬌ということで。

今日は休日。
風邪薬を飲む理由はない。
飲むとしたら風邪薬じゃなくて、力を付ける類のものがいいだろう。
いや、この喉と頭の痛さは風邪薬で押さえ込まないとツライな。
一日迷った挙句、イブプロフェンの誘惑に負けた。
効いた。
爆眠した。それも久しぶりだなー。
でも、おいらの免疫は未だ今回の病原菌に勝つ秘策を見つけて
いないようだ。薬の効き目が切れた途端に症状が復活しやがった。
ちっ。
本格的に休養して体力付けとかんと、来週まで引きずるな、これ。
食って、薬飲んで、大人しくしていよう。

ということで、時間ができちまった。
そこで、新たな試みを少し。
本当の本当の本音ってヤツは文字にできるか、自分の気持ちは
自分でどれ位分かっているのか。
こことは違う場所で試してみた。

予想通り、おいらやっぱり自分の心の声が聞こえていないようだ。
あるいは敢えて耳を閉じているのか。
しかし、試してみて良かったこともある。
一つだけだけど、分かったことがあったんだ。
その本音については、分かっているつもりだった。危ないから無視
して来たわけさ。
文字にしてみるって不思議だ。思いの丈が出て来やがった。
その結果、自分がいじらしくなってきた。
風邪を引いた体だけじゃなく、心も含めて暫くは労わってやることに
しよう。


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スピードだけで木星の絶対的な重力に抗うというのは、とても心もとないものだ。
この星の恐るべき引力に対して、この機体の推進力は余りに無力だ。
一旦捉えられでもしたら、脱出は不可能。水素原子が核融合を起こしてしまう
直前の強大な圧力に押し潰されるまでに要する時間は、瞬き何回分か。
しかしそういう意味では、直系数千キロメートルの巨大な質量を有する衛星達
とて、大差は無い。公転という移動エネルギーが彼等を存続足らしめているに
過ぎないのだ。
機体を構成する機器から発生する僅かな音だけが充満する部屋の窓から、
そんな木星系の在りよう目の当たりにする。あらためて、音が聞こえて来そうな
木星の縞模様に圧倒される。それでもこの機体は、木星系の一員に加入した
のだ。離脱の工夫を発動しない限り、半永久的に木星を周回するはずである。
自らを言い聞かせる。ガリレオ探査機の終末を繰り返すつもりは無いと。

もう暫くすると、来客が予定されている。
土星から帰還する機体が木星に立ち寄るのだ。木星よりも遥かに遠い土星系
の異様さは、更に突出している。タイタンだけが衛星として優等生ぶっているが、
他の衛星達は、かつてこの星域が経験した激変が木星のそれと比較しても
引けを取らないものだったろうことを静かに物語っている。

生命とは何だろう。
生命は自然が生み出したものではないのか。
神が作りたもう特別な何かなのか。
そんな生命が作り出した力は、自然の力か、神の力か。
いずれにせよ、木星と土星という太陽系を構成する惑星の主役を舞台として、
かつて繰り広げられたドラマを、思いを、怒りを、悲しみを、それらの心を受け
止めねばならない。
我々人類が、余り遠くはない将来に保持するだろう力、それを発揮した結果が
どういう結末を作り出したのか。

人は試されているのだ。
学べる生き物なのか。
その先にあるものは何なのか。

けたたましいベルの音で思考が途切れた。
人口重力に慣れた体を苛め抜き、体力を維持する時間が来たのだ。
面倒に思えたルーチンワークも、この機体の中では地球の時間サイクルを匂わ
す最後の砦となった。
・・・続く。


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全く大袈裟な話である。高々データのモバイルツールではないか。
それとも容量の大きいちょっと機能性に富んだウォークマンと位置付けるか。
どちらでもいい。
いずれにせよ、たったそれだけのことに見える。
ところが、この現象は何だろう。
大ブーム。
乗り遅れてなるものか(もう遅いか)、とおいらも購入対象を物色中。

先日、お気に入り曲を集めたオリジナルCDを作っていた時のこと。
メディアの容量と睨めっこしながら選曲。懐かしい。カセットテープの頃を思い
出した。CDになって、容量残が分かるようになったからとても効率的にできる。
それでも容量の問題で、どの曲を入れるのか、諦めるのか、悩んでしまった。

そこでふとipodを思い出したわけさ。
買ったらどうやるかな。
迷わず片っ端から全部ブッ込むでしょう。要らない曲は後から消せばいいし、
残しといて飛ばしてもいいし。
それがこれからの時代のやり方か。
これは、買いだな。
良し悪しは分からないけども。

悩んだ末に出来上がったCD。オヤジロック集。Van Halenから始まって
Iron Maidenまで。2枚に纏めてみました。アメリカ編とヨーロッパ編。
日本編の作成は次回にして、今度は癒し系CDを作成開始。
オープニングはEnyaでしょう!
そして、、、
3枚完成。締めて2GByte。
スケール小!

ipodユーザになるに向け、考え方を根本的に変えなきゃならんな。
ただ、この味気なさを感じるのは何故だろう?
徹底的にその原因を探ってみるか!

そう言えば、先月行ったおいら的天使のライブ、ビデオを撮って来たけど、
そもそも音声だけキャプチャしてライブCD作るつもりだった。
ipodがあれば、ライブ映像そのまま携帯できるじゃん。
すげぇ。
そんなことなら、ちゃんと映像も撮っとくんだった。
失敗した。

映像が扱えるんでっせ。
味気ないなんて滅相もございやせん。


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基本的に動物は、エネルギーを得るために捕食する。厳密で冷酷な生態系に
全ての生物が属しており、より上位の捕食者に抗うことはできない。
鼠と蛇。
人類というか人というか、人間は元からかなり高位の存在だったはずだ。
そして、自らの力で頂点に上り詰めた唯一の生き物である。
この唯一性は「進歩」によって磐石となり、かつて、人類以上にこの星の支配
を徹底した者はいない。
おいらは先達の恩恵を受けているだけだが。

ダーウィンによると、動物は海から順に「進化」したのだという。微生物から
人まで。
魚レベルの捕食は無節操だ。
あるものを食う。そいつが食えるものなら取捨選択等の判断は入らない。
さて、動物は陸に上がって何か変わったか。
爬虫類の一部から変化が見られる。
毒を使うヤカラの出現。
「エサ」の抵抗によって自らがダメージを受けるのを防ぐためだろう。食う前に
殺したり気絶させたりするのである。この行為は劇的な変化だ。生きながら
にして食われるという残酷性を若干にしても軽減させている。結果論にせよ。
そして、地球はついに哺乳類を育むに至り、この理論を強化する。
肉食の哺乳類は、基本的に相手に止めを刺してから食う。急所を突く、という
術を学んだのだ。
ところが、別の残酷性を発揮させる結果にもなってしまった。抵抗されることを
嫌う余り、なるべく「弱い」相手を選ぶという判断が入ったのだ。弱い相手と
いうのは、食われる側にしてみれば最も大切な存在なのだ。卵、子供、メス。。
こういうことは、「しょうがない」と片付けるしかない。地球が構築したシステム
の運用ルールなのであり、生きるために「必要」な行為なのだ。
地球上の生命は、他の犠牲の上に成り立つ宿命を持つ。しかし、それらは
生きるために「必要な量」という制限を伴っている。
ここが人間だけ違う。
過食する。
食料が不足していることが概ねの動物の前提である。よって、人間の過食も
不足前提の本能の延長線上にいるとすれば理解できる。
興味深いのは、生態系の上位に行くにつれて、残酷性が減少して来たはず
なのに、人間に至ってそれが復活した点である。
活け作り、踊り食い、踊り焼き、丸焼き、etc...
食に関する人類の唯一性は、残酷性への回帰という側面をも併せ持つ。

なぜだろう?


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