今日も冷たい雨で 冬の寒さの我が家周辺
なにもするに気になれず またまた桜の花のつづき話
先週のお花見日和になる直前で
雨が降るという予報が出て慌てて見に行った水路沿いは
先日の乙女チックな花の近くでソメイヨシノの並木になっています。

そちらに目を移したら子供たちの声が・・・
川遊びをしていました。

「今日はなんにもいないよ!」と言いながら、網を水の中でかき回している。
今どき・・・
何と珍しい光景かとしばらく見ていて、思わず声をかけてしまった。
私 ≪何がいるの?≫ と聞いたら
子どもたちは「魚がいるはずなんだけどね」という。
遊歩道に降りて行き桜の花を写していると、一人の子が寄って来て
「見て!アメンボが2匹が入ってた」 と見せてくれた。
≪アメンボってなぜ沈まないんだろうねぇ~~≫などと言ってみたら
「足に特殊な脂があって表面張力で沈まないんだよ!!」と得意げ♪
≪おばさんみたいな重たいのでも大丈夫かな・・≫と話を振ってみたら
「アメンボは軽いから大丈夫なんだよ」とチラッと私を見たWw
それから子供目線で、半分冗談交じりにいろいろ話をすると
ちゃんと長々と会話してくれた。
いまどきはこんなところで自然に触れながら
自由に遊んでいる光景は見なくなった。
それ以前に
こんな場所すらほとんど無くなってしまったのだけれどね。。。

大人の話しかけにも会話してくれる子も少なくなった。。。
危険な大人がいたり
こんな水路では衛生面でどうかとか
いろいろ問題はあるけれど

楽し気に遊ぶ姿は見ていて心和む
会話する方法がわからない子がいたり
一人ゲームでしか遊べない子がいたり
自然相手に遊ぶ方法がわからない子がいたり
・・と
私のような世代には理解が難しい昨今ですが
この時は昭和にタイムスリップしたような気分だった。
もう夕方に近かくで一段低い水路沿いでは

暗くなりかけで

なかなか写せなかったのですが
それでも子供たちの楽しそうな姿には 目が釘付けになったままでした。


時々はまた寄ってきて
「こんなのがいたよ!」とか
「これがあそこのにあったので 水槽代わりにしたの!」とか話してくれる。
「おばさん僕も撮ってよ! みんなで一緒のもお願い!」
とか言ってポーズをとる。

今どき 子供のこんな無防備はやっぱり危ないかも・・・と思いつつ
心のどこかで自身の昭和の世界に浸りながら、会話していました。
春休みの桜の木の下は
子どもたちにも解放感とワクワクを与えていたのかも知れない。

私にとってもほのぼのとして幸せ気分の時間だった。
こんな美しい景色だもの 余計にね♪

もう少し居たかったけれど、我に返って主婦の顔に・・
お夕飯の支度をしなくちゃ^^;

カラスが鳴くから 帰~~えろ。。。
そんな昭和の田舎風な声が聞こえてきそうな夕方でした。
