ドッグヴィル - 「不快」な気分なのに見てしまう魅力 2004年11月26日 | 映画♪ 何ともいえぬ「不快感」が残る映画である。しかしこれはけなし言葉ではなく、賞賛の言葉である。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では「楽しさ」「明るさ」とは正反対のミュージカル映画を作り、本作品では、演劇さながらの、床にチョークで描かれた境界線と最低限のセットだけを用いるという実験的な映像を生みつづけるラース・フォン・トリアー監督にとって、「あぁ素晴らしい作品でした」などという言葉は不要だろう。彼の描こう . . . 本文を読む