ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

届かぬ声、届く声

2008年12月04日 | 思考法・発想法
懐かしい人からメッセージをもらった。2年ほど前から音信不通になっていた人。以前の同僚。

もちろん電話なりメールなりをすれば連絡はとれたのだろうが、あらためて用でもなければそんなことしないし、そのうち連絡がとりづらくなってそのまま忘れ去られていく…今までであればきっとそうなのだろう。

でも今は違う。消そうとしない限り、僕らは繋がっている。いや、繋がることができるのだ。

きっかけは大したことじゃない。何となくその人のブログにたどり着いた。もう半年以上も更新されていないブログ。置き去られた日常の断片たち。

その最後に更新された記事に悲しい言葉が残されていた。心配になり、思わずコメントを書きこんだ。半年以上も前に残された記事に対してだ。

届くとも思っていないし、それが何か意味あることだとも思えない。ただその言葉に対して何か残したかった。

2~3日してそのブログを見ると、僕の残したコメントに対してその人からコメントが返されていた。

「どん底」だけど「のんびりしてるよ」とのこと。

いろんな事を抱え込めばその分いろんな事があるだろう。複雑な思い。複雑な事情。何が正しく、どこに救いがあるのか。どこに行けば何にかにたどり着けるのか――正直、何も分からない。ただ、このことは言える。

僕らは繋がっている。いや、いつでも繋がることができるのだ。



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