本日は学生アメリカンフットボウルの西日本決勝戦、というよりは3校優勝となった関西学生リーグのプレーオフ最終戦といった方がファンの声を代弁しているといえるかもしれない。関西学院(KG)との死闘を制した関西大学と南山大を下した立命館の激闘の結果、甲子園ボウルへの出場権を立命館大学パンサーズが手に入れた。
今年はなんといっても中継方法が凄い。この試合は関西学生リーグがUSTREAMを通じて試合の様子を生中継するし、読テレの尾山アナはツイッターで実況中継するしと、これまでならGAORAかSKY-Aに頼るしかなかったのが、大資本がなくてもそれなりに楽しめる方法が登場したのだ。
今日は、夕方に外出だったことをいいことに、そのまま早めに帰宅。家のリビングPCを使ってUstreamの試合中継をテレビで観戦。フルスクリーンにしたのだけれど、さすがにこれだけ動きがあると、画質的には厳しいか。で、同時にNetbookを立ち上げ、尾山アナのツイッター実況中継をチェック。画像が粗いので、何が起こったかのチェックに助かります。
視聴者は1200人ほど。2、3日前に急遽告知があったことを考えると、よく集まってきたなぁという感じか。
試合はというと、1Qはディフェンス戦。どちらの攻撃も決めてなく0対0。それが2Qに入ると立命館が2TD!ただしTFPを1本はずして13点のリード。ここから関大がTDを返し、FGで追加点で10点獲得。さらには前半終了直前にFGで3点追加。なんと、前半終わって13対13!
後半は徐々に立命がペースを握る。互いにミスが発生する中、立命館がそれを点に結びつける。RUN、RUNで攻め立てTD、さらにはQB 谷口のロングパス成功、勢いそのままにTDで追加点。3Q終了時点で27対13。ライン戦で立命館が優位にたち、RB 高野橋のRUNもとまらない。立命館がFGがを決めて30対13。さらには関大の攻撃中にインターセプト!RUNでゴール前に攻め入りダメ押しTD!!37対13。これで勝負あり。
最後は関大がTDで一矢報いたものの、37対20で立命館が勝利し、甲子園ボウルの切符を握ったる。
東日本の代表校・早稲田大学との1戦となる甲子園ボウルが12月19日(日)。あまりにも準備期間が…
それにしても…確かに映像品質や撮り方、解説などの付加価値面ではテレビの力は偉大だというのは分かるが、こんな風に自分たちで配信できてしまうということの凄さ!
しかもUstreamのサイト上では、視聴者のツイッターでコメントが表示され、何となくみんなと盛り上がっている感、空間を共有している感もあわせて楽しむことができる。
こうしたことは2ちゃんねるのような掲示板でもできるのだけれど、1つのスレッドを中心に「会話」が投稿される掲示板では、必要以上に他者との交わりが発生する。1つの会話に誰かが(感情的に)反論する。全然、関係のない会話が間に挟みこまれる。プラスの盛り上がり方だけではなく、マイナスの形で盛り上がることもある。
これに対してツイッターを表示させるものというのは、個人の「つぶやき」や単純な「感想」だ。特に誰かの反応を期待しなくてもいいし、他者が同様な「つぶやき」をしていることに安心感を得ることができる。
もちろんRTや返信のようなものも可能だが、それは選択の問題。また発信者側からすると無視することだってできる。
こうしたツールの登場にこれまでのテレビ局はどう対処していくのだろうか。極論すれば、PAYテレビの代わりに自分たちで課金し配信することだってできる。コアなファン・小さなターゲットに対して、最小限のコストで、コンテンツを提供していく。そうすることで今まで見ることのできなかったコンテンツを見たい人々に届けることができる。それは当然、PAYテレビのターゲットとも重なるだろう…
次回の甲子園ボウルはテレビ放送が決まっている。となるとUstreamでの中継というのは難しいかもしれない。そのためにテレビ局は放送権を獲得するために、協賛や放送権の購入を行っているのだから。しかし今、ネットサービスが提供しているものというのは、単に「中継」をどう見せるかとは違う「楽しみ」を提供しているのだ。
関西学生アメフトに見るツイッターライブ中継の可能性 - ビールを飲みながら考えてみた…
IPサイマルラジオ・RADIKOのスタートとネット・コミュニティ - ビールを飲みながら考えてみた…
今年はなんといっても中継方法が凄い。この試合は関西学生リーグがUSTREAMを通じて試合の様子を生中継するし、読テレの尾山アナはツイッターで実況中継するしと、これまでならGAORAかSKY-Aに頼るしかなかったのが、大資本がなくてもそれなりに楽しめる方法が登場したのだ。
今日は、夕方に外出だったことをいいことに、そのまま早めに帰宅。家のリビングPCを使ってUstreamの試合中継をテレビで観戦。フルスクリーンにしたのだけれど、さすがにこれだけ動きがあると、画質的には厳しいか。で、同時にNetbookを立ち上げ、尾山アナのツイッター実況中継をチェック。画像が粗いので、何が起こったかのチェックに助かります。
視聴者は1200人ほど。2、3日前に急遽告知があったことを考えると、よく集まってきたなぁという感じか。
試合はというと、1Qはディフェンス戦。どちらの攻撃も決めてなく0対0。それが2Qに入ると立命館が2TD!ただしTFPを1本はずして13点のリード。ここから関大がTDを返し、FGで追加点で10点獲得。さらには前半終了直前にFGで3点追加。なんと、前半終わって13対13!
後半は徐々に立命がペースを握る。互いにミスが発生する中、立命館がそれを点に結びつける。RUN、RUNで攻め立てTD、さらにはQB 谷口のロングパス成功、勢いそのままにTDで追加点。3Q終了時点で27対13。ライン戦で立命館が優位にたち、RB 高野橋のRUNもとまらない。立命館がFGがを決めて30対13。さらには関大の攻撃中にインターセプト!RUNでゴール前に攻め入りダメ押しTD!!37対13。これで勝負あり。
最後は関大がTDで一矢報いたものの、37対20で立命館が勝利し、甲子園ボウルの切符を握ったる。
東日本の代表校・早稲田大学との1戦となる甲子園ボウルが12月19日(日)。あまりにも準備期間が…
それにしても…確かに映像品質や撮り方、解説などの付加価値面ではテレビの力は偉大だというのは分かるが、こんな風に自分たちで配信できてしまうということの凄さ!
しかもUstreamのサイト上では、視聴者のツイッターでコメントが表示され、何となくみんなと盛り上がっている感、空間を共有している感もあわせて楽しむことができる。
こうしたことは2ちゃんねるのような掲示板でもできるのだけれど、1つのスレッドを中心に「会話」が投稿される掲示板では、必要以上に他者との交わりが発生する。1つの会話に誰かが(感情的に)反論する。全然、関係のない会話が間に挟みこまれる。プラスの盛り上がり方だけではなく、マイナスの形で盛り上がることもある。
これに対してツイッターを表示させるものというのは、個人の「つぶやき」や単純な「感想」だ。特に誰かの反応を期待しなくてもいいし、他者が同様な「つぶやき」をしていることに安心感を得ることができる。
もちろんRTや返信のようなものも可能だが、それは選択の問題。また発信者側からすると無視することだってできる。
こうしたツールの登場にこれまでのテレビ局はどう対処していくのだろうか。極論すれば、PAYテレビの代わりに自分たちで課金し配信することだってできる。コアなファン・小さなターゲットに対して、最小限のコストで、コンテンツを提供していく。そうすることで今まで見ることのできなかったコンテンツを見たい人々に届けることができる。それは当然、PAYテレビのターゲットとも重なるだろう…
次回の甲子園ボウルはテレビ放送が決まっている。となるとUstreamでの中継というのは難しいかもしれない。そのためにテレビ局は放送権を獲得するために、協賛や放送権の購入を行っているのだから。しかし今、ネットサービスが提供しているものというのは、単に「中継」をどう見せるかとは違う「楽しみ」を提供しているのだ。
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