ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

ネットでペットを飼う

2004年10月16日 | Weblog
以前、木村剛の番組で「たまごっちプラス」の記事に、赤外線通信機能が搭載されたという記事を読んだ時以来、だったらはじめから携帯電話で提供したらいいのにと思っていたけれど、あの独特の"卵型"への愛着か、おもちゃメーカーの本能か、あのデバイスのまま携帯との連動を果たしたようです。

バンダイ、携帯ゲーム機「たまごっち」の新型、「祝ケータイかいツー! たまごっちプラス」

携帯電話との連動には、携帯アプリ「たまごっちパーク」をダウンロードする必要があり、それ利用すると、「ケーたま」の成長やミニゲームで得られるポイントを使用して、ショッピングや旅行などが楽しめるとのこと。

でもあくまで中心はあの「卵」です。

個人的には、iアプリで提供したらいいのにと思います。携帯電話は常に持ち歩くわけで、そういう意味では常にペットと一緒に生活することが可能となりますし、待ち受け画面や着信画面に自分の「たまごっち」が現れるなんて、なんとなく嬉しいような気がするのですが…ただどうせならもう一歩進めて、ネット上で飼いたいですね。

gooBLOGではできなさそうなのですが、時々TBなどを見ていると「Blog Pet」を飼っている人がいます。どのブログをみても同じウサギなのが残念なところですが、このブログにも付けてみたいですね、正直。

Blog Pet こうさぎ

また過去には、PSで「人面魚シーマン」を飼うというのが流行ったり、ポストペットのモモがメールを配達してくれるというのもありました。

ただこれらのデジタルペットはそれぞれの住処が決まっていました。つまりPSだったりPCだったりという「ウサギ小屋」にいかないと「ウサギ」に会えないと。

そうではなく、ネットの中で飼うことはできないのでしょうか?
そうすれば、例えば携帯でも様子を見ることができるし、ブログにもちょこっと顔を出す。「My Page」ならぬ「My PET page」にアクセスすれば詳しい様子がわかるし、インタラクティブなやり取りもでき、かまってくれないと飼い主にメールを送りつけるみたいな。

最近ではYahoo!やgooといったポータルサイトが携帯用のサービスを開始していますし、どこからでもアクセス可能なこういったサイトが提供すると、結構面白いとおもうのですが。。

何ならペットに美味しいものを食べさせたり、服やアクセサリーを飾ったりするためにアイテムの購入やペット同士の交流やチャットさせたり、なんてのもありで。まぁペットの売買や交換っていうのはちょっとどうかと思いますが。

いずれにしろデジタル化・ユビキタス化の果てにあるのは、デバイスによる制限がなくなるということでしょう。複数のデバイスから同一のバーチャル空間へのアクセスする、あるいは複数の窓から唯一の空間を覗く、とでもいうのでしょうか。それは例えば、音楽だろうが映像だろうが、あるいは「お金」であろうが「情報」という言葉に置き換えられるものは、全てネットの中で管理可能になる。デバイスはあくまでネットの中に存在する「情報」にアクセスするためのツールとなる。

であれば、まずはこういったゲーム感覚溢れるもので実現して欲しいものです。



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