先日、参加した勉強会ネタの続きです。
ご講演の先生方は「膵腎同時移植」についてお話されました。
透析患者さんでは、すでに医療費免除なので、手術費用も免疫抑制剤の負担も大して掛からないことなどをお教え頂きました。
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それに対して、「膵島移植」は保険適用ではなく、自費診療となるので高額になるそうです。
もっとも、ほぼ、大学病院での治験となるので、費用が発生することはなさそうですけど・・・。
膵島移植のメリットは、開腹手術でなくとも出来るようなので、患者の負担が少なくなります。
半面、精製される膵島は、膵臓の臓器提供されるドナーの三人分だそうで、ソレだけでも大変ですね。
さらに、移植されたβ細胞の定着率は「膵臓移植」に比べ、6割程度だそうで、2度3度と「膵島移植」を行う必要がある患者さんも出るようです。
そのたびに、ドナーの膵臓がたくさん必要となりますね。
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でもね。
今回の勉強会では、「膵腎同時移植」をご専門に治療研究をなさっているドクターのご講演でした。
以前、「膵島移植」をご研究のドクターの講演や、ほかの「膵腎同時移植」をご専門にされているドクターとオハナシできる機会がございましたが、少しずつ、その時の印象が違いました。
また、その事についてもネタにしますね。
勉強会ネタ、また、続きます。(長々と、ゴメンです)