突然,不治の病になりましたとさっ。

病気が大っキライです。
何年経っても受容できず、コントロールの愚痴、毎日の出来事を愚痴る後ろ向きブログです。

メガネ株を買う。

2018年05月28日 | 私=my

株主優待を狙って株を買うことにしました。

私はど近眼なので、メガネやコンタクトを手放せないので、メガネ会社の株を買うことにしました。

 

いやぁー、どれも低位株だし。

配当とか将来性とか考えれば、どーなんだろ??なんだけど、少なくとも、5万円も出せば単位株で優待券を貰えるし、それでメガネ代が2-3割引きで購入出来たら悪くない利回りじゃないですか?

 

主婦らしい銘柄でしょ?

まっ、所詮、お小遣い程度ですからね。

 

 

紙くずにならないことだけを祈ります。(人´∀`)

 


W不幸

2018年05月28日 | 私=my

fbの「過去のこの日」で2年前に、勤務先が倒産したんでした。

ありゃあ、まあ。

 

あの頃は冗談だけど、「・・・仕事を失くし、これで家も無くしたら、トリプル不幸だね。」と言ってました。

 

 

なんとか、採用してくれるところもあって食いつなぐこともできております。あはは。

不幸中の幸いです。

 

 

 

 

 


リブレを考える。

2018年05月27日 | 私=my

まいど、大したことも考えておりませんが・・・。(-ω-*)んー

リブレリーダーの持ち歩きをどうしていらっしゃいますか?

 

私はスキー用のリフトチケットホルダーに入れています。

簡易的な防水機能があり透明カバーで、カバーの上から操作できて数値も読めるとあって、ばっちり!なんです。

でもね。

それをハンドバックの中に入れてちゃ意味ないんです。

いつでも、どこでも、なんどでも、ちょこちょこ数値を確認出来るのがリブレの魅力の一つなんですから・・・。

 

 

話がそれますが、SMBGしない方って多いみたいですねぇー。

1日1回しか測定しないっていうお仲間さんもいて、穿刺タイプのSMBGだって7-10回/日の測定だった私には信じられないんだけど、逆に、測らないお仲間さんは「えっー、そんなになんで測るの?」って呆れられます。笑。

まっ、各々のスタイルってことで・・。

 

 

そーゆーわけで、私は、リブレリーダーをスキー用のホルダーに入れ首から下げています。

そしたら、いつでも「しゃらーん」ってできるでしょ?

さすがに職場ではジャケットとかセーターの内に下げてました。

アウターのない今の季節はポケットの中です(そそっかしい私は、どうぞ、落としません様に・・・と注意するばかりでございますよ。( ̄人 ̄*))。

 

 

 

長い前置きでしたが、本題です。

ジムでの移動の時、ドリンクマグカップやトレーニングシューズ、鍵などを持ってロッカーから出入りします。

両手がふさがるので、リブレリーダーホルダーを首から下げていたら、「ソレ、何が入っているの?」と知人から聞かれました。

これで二人目です。

 

(ー゙ー;)うーん。 

 my 「血糖値測定器なの」なーんて答えたら、

「へぇー、どうやって使うの?」ってことになるに決まっているでしょ?

当然、「何もないわ。両手がふさがっていたからぶら下げただけ。」って嘘をついてごまかしました。

先方は腑に落ちない顔をされていたけど、何も言いませんでした。

たぶんね、私が何度か「しゃらーん」って体に当ててるところを見てたんだと思います。なにかしらのウェアラブル機器だと思ったんでしょうね。

 

 

     ♪

 

いつも、「頑張れ、リブレ!」って言っているけど、リブレが2型にも保険診療スタンダードになってきたら、私の「しゃらーん」もバレバレになっちゃうんだろうな。

 

リブレ、1型の世界だけで密かに頑張れ!

なーんてね。

 

あー、痛し痒し。帯に短したすきに長し。リブレの普及とカミングアウト。


休肝日

2018年05月25日 | 私=my

本日から10日ほど休肝節酒週間に入ります。

こーんなに長く休肝日にするするのか?と言うと、来月、職場の健康診断があるからですよー。

 

HbA1cも空腹時血糖値も、ギリギリ隠し通せるか・・っていうレベルなんだけど、大酒のみの私は、γ-GTPも基準値ぎりぎりなんですよ。

なので、10日くらい禁酒したら何とかなるかと考えたんです。

 

 (^^ゞ あはは。

 

γ-GTPの半減期は2-3週間なんだそうです。

基準値が>30に対して、私は31なんです。

 (ちなみに、元センセは1でもオーバーしていると、静かに「ココ」と検査結果票を指さして笑っていましたが、現主治医先生は寛大で、「コレくらいならどうってことありません。」って。┐('~`;)┌ ふぅ~)

話を戻します。

つまり、半減させるまで下げなくても、10日の禁酒で20台になればいいんです。

 

にわか仕立ての数字合わせじゃ本来の「健診」の意味ないんですけど、良いんですっ! その理由を知ってて下げることが出来れば、私にとって有益な健診だと言えるんですから。

まっ、下がれば・・のオハナシですけどね。

 

頑張るぞぉ―! 我慢できるかな。

 

 


3988日目

2018年05月23日 | 私=my

愚痴ぐちブログを始めて3988日目となりました。

キリ番の4000日目は6/4月曜日になります。

 

えっとー。

ありがとうございます。

ブログからのお付き合いの皆々様には、ステージが変わっても、ココでお付き合いを続けてくださって。

特に、最愛のダーリンの余命を知らされた時も、無言で私を支えてくださったこと、本当に感謝しています。

 

gooブログを始めてもう10年以上たっているんですねぇー。



発症した頃、1型DMを知るすべはネットしかありませんでした。

主治医センセよりも、ネットの情報の方が、私には勉強になりました。

 

私が勉強させてもらった先人たちのブログに感謝して、いつか、恩返しができるといいな・・と思っています。

 

 

    ♪

 

長きにわたって、「お仲間さん」でいてくださってありがとうございます。

どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

 

   my


受診してまいりました。

2018年05月22日 | MY主治医と病院

私の「受診してまいりました。」のタイトルは、古いお仲間さんなら「耳タコ」ですよね。

現主治医先生へ転院してからは、初カテゴリーネタでございます。

 

うーん、以前と比べて「バトルネタ」もありませんしね、笑。(でも、バトルも、シアワセな患者でしたよ。)

 

     ♪

 

主治医先生は専門医ということで、私にご指導くださるネタは多いです。

私がネットや勉強会で得たモノより、新しい事をご教示くださいます。

なので、元はリブレのためだけに、転院に踏み切った自分の選択を後悔していません。

 

 

    ♪

 

さてさて、本題です。

 

「べジ、ファースト」 コレは、血糖値スパイクを作らないDM患者の食事工夫です。

ですが、大体、サラダやおひたしって、冷たいですよね。

私は、できたら、主菜の温かいお料理からいただきたいです。

 

 主治医先生 「タンパク質から先に摂ると、インクレチンが分泌されやすくなるんだけど、ソレは2型の反応であって、やっぱり、1型は野菜から食べるといいよ。」って。

 

うーん。(-д-;)

 

血糖コントロールの為に、焼きたてのお肉やお魚の前にサラダを食べますか?


リブレ雑感

2018年05月20日 | DMお勉強

今度のリブレセンサーは、ちょうど腰骨の上で、骨が当たりちょっと痛いです。

場所、悪かったです。ヽ Д`;)ノ

 

えっと。

前のリブレセンサーが電極での測定値とかい離が大きく、3日を過ぎても、とんでもなくLO表示が続きましたのでアボットのカスタマーセンターへ電話して交換対象となりました。(ココまでは前ネタにしました。)

でねっ。

代替品が送られてくるまで、前のを使っていたんですけど、数値が体感と合ってきたんですよー。

メーカーの話では、「装着して1-2日はそういう事(数値が極端に低い)もございますが、3日目なのでお詫びして交換いたします。」って。

外した5日目には、ソコソコの値になってきたってことです。

 

いやぁー、なんか申し訳なかったかしら。"<(××)>"

 

 「装着して1-2日は誤差が出やすい」とメーカーも認めているわけですよね。

ならば・・ということで、私は、リブレの交換日の2日前に、反対側に装着しているわけで、外した5日目は装着7日目と言う事です。

そりゃあ、センサー期限14日分の半分近く、アテにならない場合、クレーム言ってもいいと思うんです。

 

 

さて、ココからが本題でこざいます。

 

先週、受診してまいりまして、主治医先生からリブレの新ネタをうかがいました。

リブレのグラフは就寝中は低く出やすいんだそうです。

某大御所センセの患者さんたちが夜間低血糖を起こしている・・・んだけど、実際はそんなことないってお気づきになったそうです。

実際、前のセンサーでLO表示が続いていたのも夜間でした。

以前から、えせ夜間低血糖だって分かっていたんですねぇー。

でも、夜間血糖値ってコントロールの上ですごく重要ですもん、リブレ、頑張ってください。

 

それから、私みたいにリブレ装着時に出血した場合、主治医先生としては「出血して炎症が出来れば(数値に)影響は出ると思うんだけど、ほとんどの人は関係ない、血が止まればそのまま使うって言ってますねぇ。」って仰いました。

今回のかい離の原因にはならないかもしれない・・ってことかな。

 

 

ガンバレ、リブレ!

 


回収業者

2018年05月18日 | 私=my

我が家は郊外の比較的大きなベッドタウンで、似たような家が建ち並ぶ新興住宅地にあります。

廃品回収のチラシ(不要の家電製品を無料引取りします・・の類、レア金属の回収が主だった収入なのかな??)が、よくポストインされていますが、胡散臭い業者な感じがして、普段は市の粗大ごみに出しています。

全国の市町村では、粗大ごみなどのゴミ捨て場からの業者の持ち出しを禁止する条例が出されていますよね・・・。そーゆー事も影響しています。

だって、そーんな条例が出るなんて、一部でしょうが、全体的に「胡散臭い業界」と一般市民は思うのでございます。

 

 

   ♪

 

 

本日、ちょうど、帰宅してカーポートに停めたタイミングで、アナウンスして回っている廃品回収業者のトラックが来ましたので、手を挙げて止めました。

 

いやー、意外にもお若いご夫婦で回っていらして、我が家の庭の防犯灯(人感センサーが動かなくなっていた)を「外してくださるなら持っていってください。」に対し、ものすごく丁寧に、何度も「ありがとうございました」を連呼して回収して行かれました。

 

でも、他には、お役に立てる壊れた電化製品なんて無かったのよねぇー。

 

 

   ♪

 

 

ダーリンはエンジニアだったので、機械音痴の私は、お恥ずかしい限りですが、電池交換も電球すら替えたことがありませんでした。

 

何度も頭を下げる礼儀正しい若夫婦は、どーして、廃品回収業を選んだのか? 

うーん。

 

 

    ♪

 

 

 

私はわがままな鬼嫁だと、再度、自覚いたしましたよ。

次の家電製品を購入するときは、どーしたらいいでしょね???

 

コレまでの偏見と、気持ちのいい若夫婦の対応と、外された器械を・・・なんだかなぁー・・・のmyでございました。

 


リブレを考える。

2018年05月16日 | DMお勉強

リブレ用の新しいカテゴリー作ろうかと考えるほど、リブレネタが多くなってまいりました。

 

えっとね。

一昨日、アボットに電話して交換対象になった事は記事にしましたよね。

でね。

本日、届いたので、不具合の多かったセンサーを外しました。

 

 

    ♪

 

 

だけどね。

装着して3日目までLO表示が続き、体感とも電極測定値とのかい離幅が大きい事に嫌気がさし、交換以来の電話したんですけど、装着後4-5日になってきたら、体感と合って来ました。

だけど、アボット社に不良センサーを送り返す・・と約束したので、勿体ない気もしながら外しました。

 

   ♪

 

 

ここで、ちょっと、考えたんです。(myの総身の知恵とて知れたもの・・ですけど。)

 

アボットのカスタマーセンターは「装着後1-2日は数値が安定しないとご案内しております。」と仰いました。

でも、私は、30時間より前に次のセンサーを装着しているんです。

ってことは・・・・、メーカーの言葉通りに受け取れば、今回の、私の3日目のかい離幅は、5日目ってことです。

 

だけど、その後の乖離幅が縮まったとすれば、新しいリブレはセンサーは、一週間前からつけておく方が良い事になりませんかね?

ながぁー。

 

 

ガンバレ、リブレ!

ガンバレ、自分!

 

 


侮れぬ、アボット社カスタマーセンター

2018年05月14日 | DMお勉強

リブレセンサーを装着して3日目が過ぎました。

装着時に出血したためか、かい離が大きく、LO表示が続きます。

なので、アボットのカスタマーセンターに電話しました。

 

コレまで、何度か作動しないセンサー不具合が生じた際、「掛かりつけの先生のご判断で交換をお願いします。」と言われ続けて、主治医先生経由でリブレの交換をしてもらっていましたが、今回は、作動するけどかい離が大きい・・という微妙な不具合だったので、サポートセンターに電話したわけです。

 

 

 サポセン 「電極値とセンサー表示値を具体的に教えてください。」

 my 「電極値が78mg/dlで、センサーはLO表示です。」

 サポセン 「装着して1-2日はかい離が大きい事も、曲線が途切れることも多いとご案内しておりますが、3日目と言う事なので交換させていただきます。それでは、読み取り機(リーダー)の操作をしていただいて表示される番号を教えてください。」

言われるがままに操作をして番号を伝えたところ、

 サポセン 「履歴がございましたので、my様のご自宅にお送りいたします。」って!!!  (◎。◎)!

 

 

 

アボット社、驚き!!!

交換の履歴まで残っているのか!?

 

 

そこまで出来るなら・・・・、_| ̄|○

リブレに力を注いでいるって事でしょ?

 

ガンバレ、リブレ。

ガンバレ、アボット。

 

 


それなりに。

2018年05月13日 | 家族 MY娘

本日、「母の日」でした。

ですが、一人娘のMY娘は、相変わらず、「ママ、ありがとう」の感謝の言葉もありません。

毎年、ダーリンが叱っていたものてす・・・(ノ_-;)

 

 

    ♪

 

本日は、ご町内の、年に2回の清掃奉仕の日でした。

せめて一世帯に一人が出ればいい慣習なのですが、

私は、時々、その作業中に低血糖になることがありました。

だけど、カミングアウトもしていない私には、途中抜けは出来なくて、残りの作業は家族に任せることになります。

清掃奉仕なので義務じゃないけど、一家に一人も出ないのは申し訳ないので・・・。

 

毎回、夫婦で参加しておりましたので、低血糖で私が抜けても、ご近所さんに気兼ねもなかったんですよ。

 

   でね。

 

今回も、昨年に続き、MY娘が帰省して参加してくれました。

 

母の日のプレゼントも、感謝の言葉もないけど、ダーリンの代わりに清掃奉仕に出席しているMY娘は「それなりに」母親思いなのかもしれません。

 


元主治医センセ

2018年05月12日 | MY主治医と病院

私が、内分泌がご専門ではない呼吸器内科の「元、主治医センセ」に12年掛かっていたことは、いつもネタにしておりましたよね。

最初の頃、元センセの2型治療としか思えないご指導に反発して、「いいえ、センセ」「ですが、センセ」「違います、センセ」とバトルしていたネタは数多いです。

 

 

でもね。

 

今でも、元センセへの信頼は変わりません。

理由は、こーゆー事なんだと思う記事があったので転載します。

 (えっと、著作権の問題があるかと存じますが、私のココはお仲間さん以外は非公開なので、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。)

 

 

   —---- ♪  -----  以下、引用。m3.com 様より。

 

 

ふつうの内科医が目指す“総合内科的医療”の普及

“うちじゃないと言わない”“それ本当?”を大事に
オピニオン 2018年5月11日 (金)配信JCHO星ヶ丘医療センター総合診療部 医長 小嶌 祐介

小嶌 祐介 Yusuke Kojima

JCHO星ヶ丘医療センター総合診療部 医長

中央が筆者

【略歴】奈良県出身。2005年滋賀医科大学医学部卒業後、医仁会武田総合病院初期研修医・消化器内科後期研修修了を経て、2012年から洛和会丸太町病院総合診療科で医員として勤務し、2016年から現職。


 所属学会・取得資格は日本内科学会認定内科医、同学会総合内科専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医、同プライマリ・ケア認定医。

 私は大阪府枚方市にある星ヶ丘医療センター総合内科に勤務しています。急性期とリハビリ病床を合わせて580床の総合病院です。当科では複数の問題を抱える高齢者や主訴が特定の専門科に該当しにくい初診、診断のつかないケース、救急受診、院内からのコンサルテーションへの対応などを担当しています。よく言われることですが患者さんが診断名をぶら下げてやってくるわけではありませんので、結果として多様な疾患を初期対応から診断まで担当し、続いて院内他科への紹介、大学病院への紹介、場合によっては当科で治療を提供することになります。

 現在医師数は7人、入院患者数は平均して20人前後です。疾患名として誤嚥性肺炎や尿路感染が多いことは当然ですが、いわゆるサブスペシャルティでいうところの内分泌疾患や血液疾患、感染症、膠原病、神経疾患などを診療する機会もあります。総合病院といっても専門科のない領域も多く、なるべく院内の隙間を埋めるよう努力しています。一方で肺炎以外の呼吸器疾患や典型的症状で発症する脳梗塞、稀な神経変性疾患、手技的治療の対象となるような消化器および循環器疾患は院内の専門科にお任せすることが多くなっています。もう少し救急や集中治療の領域での仕事が増えることが当面の目標です。

 私がここに就職したのは2年前になりますが特別な経緯はなく、どこかと比較して選んだわけでもなく、単に自宅から通勤できる範囲にある「総合内科」だったからです。前職では上田剛士先生で有名な丸太町病院の総合診療科にいましたが、家庭の都合で転居したため通勤できなくなり、不本意ながら転勤を選びました。有名どころに所属してはいましたが私自身はふつうの内科医であり、総合内科を指揮するつもりも特になく、求められるものに応じて臨機応変に働くことを想定していました。

 星ヶ丘の総合内科は数年前から存在はしていたものの、スタッフ・症例・教育・院内での認識などすべてが不足していて、そのままでは潰れてしまいそうな状態でした。当時は徳田安春先生がJCHOの顧問だったのでときどき教育回診に来られていましたが、院内や地域に告知をしても若手医師は集まらず、熱心な学生が徳田先生目当てでイベントには参加するものの当院自体は研修先に選ばれないままでした。日常の業務においては専門科の狭間に埋没して魅力がない、ということが気の利いた若者にはお見通しだったのかもしれません。

 それでもJCHOと病院の上層部は地域の需要に応じるために総合内科を維持発展させるという意向を示していました。そこで私は総合内科の人員と仕事を増やすことを目標に、まずは自分の知る総合内科らしさを実行することにしました。丸太町病院の真似事ではありますが、少ないスタッフと一緒に回診をして病歴を聴取し身体診察を行い、検査の前に鑑別を挙げて無駄な検査を減らし、夕方には集まってカルテの確認をして、すべてのプロブレムを挙げて、治療には根拠を求め、基本的な知識について教育を提供し、ネットに掲示板を作って参考資料を共有し、製薬会社からの情報提供は受けず、常に英語情報を参照するという態度を見せ、勉強会で症例提示をして院外にも発信しました。最近では多くの病院で同様の実践がなされているようなので、「総合内科はじめました」と言うためには、ここがスタート地点なのだろうと思います。

“うちじゃないと言わない”“それ本当?”を大事に

 総合内科やこういう仕事をしている自分が生き残るために、私は“うちじゃないと言わない”受容的態度と“それ本当?”という批判的精神、この二つの要素を大事にしています。いずれも尊敬する二人の先輩医師からそれぞれ聞いた言葉です。前者については、専門科の隙間で自分の仕事を確保するために取るべき態度です。ふつうの内科医であって特定の専門分野を持たない私には“うち”という領域がないので、“うちじゃない”と言うと仕事が無くなるからです。

 念のために申し上げますが、専門分野に特化して診療している医師を批判する意図はまったくありません。正確に言うと、個人的には外傷と小児と産婦人科は診られないので、すべての初期対応に“うちじゃないと言わない”わけではないし、内科疾患を診断したとしても自分たちで治療を提供してよいかどうかは常に慎重に判断しているので、最終的には“うちじゃないと言っている”場合もあることになります。そのような留保のある受容的態度ではありますが、結果として院内や地域からのいろいろな需要に応じている(と思う)し、無用な軋轢や衝突を未然に防いでいる(かもしれない)し、一人の患者さんに複数の問題があるときに、そのうち一つだけではなく、多くをまとめて扱うことができます。多様な診療機会によって研修医を教育することもできます。もう一つ重要なことですが、そのような態度で得られる経験と知識の蓄積こそが、将来も“うちじゃないと言わない”自分を育てているのであって、他の方法はないと思います。

 二つ目の“それ本当?”という批判的精神は、診断や治療の妥当性を常に吟味するために持ち合わせるべき心構えです。ある診断や治療について“それ本当?”と聞かれたら、

 

・どんな患者さんに(P)
・どのような検査あるいは治療を実施したら(I)
・しない場合あるいは別の手段を実施した場合と比較して(C)
・何がどうなる?(O)


と聞かれていることになります。文脈としておかしいことを言ってるかもしれませんが、そういうことなのです。「誰かが言っていた」とか「前の病院ではそうしていた」では答えになりません。周囲に倣って行っている医療が実は無意味であったりコストが高いだけだったり根拠がいつの間にか覆されていたり、場合によっては有害だったりすることはしばしばあります。

 高齢の患者さんは複数のプロブレムが相互に影響していることも多く、知識が充実したとしても適用する文脈が一致しないこともあります。正しい意思決定を自立して行うためには、具体的に問題を設定し、教科書や文献を確認し、情報を取捨選択して、それを読み解くリテラシーが必要です。個別の価値観へも配慮しないといけません。つまり根拠と患者の要望に基づく医療です。などと偉そうに言っていますが、いまだに英語や統計の理解に困難を感じることがあるし、すべての問題について正解を知ることはできないし、ガイドラインに目を通すだけでやっと、という場面もしばしばあります。それでも年数が経つほど肝腎なことは自分で判断しなければならないので、以上のような意思決定の作法を繰り返して修得することは重要だと思います。

 総合診療科あるいは総合内科という部門に所属する以前の私は、ふつうの総合病院で初期研修を受け、消化器内科の後期研修を修了した後に内視鏡ばかり握っているのが嫌になって市中の一般内科を転々としていました。明確なビジョンがあったわけではありませんが、同じく医者である父親が自分のことを内科医としか言わなかった(言えなかっただけかもしれないが)という影響と、正しいことを広く知りたい、という気持ちが強かったことで特定の専門内科を選べなかったといえます。

スーパーDr.Gじゃない、ふつうの内科医が取り組む意義

 専門を選ばずにやりたいことを優先してきて現在の仕事をしていますが、総合診療や総合内科というものが、数少ないスーパーDr.Gによって布教されるものばかりでなく、ふつうの内科医によって普及されることはそれなりに意義があると思います。高齢者を総合的に診る、専門科の隙間を埋める医師は多くの病院や地域で需要があり、どこにでもいる内科医で対応することが、いくらかの努力を要するもののいちばん簡単ではないでしょうか。その努力の内容についても、自分のようなふつうの内科医にこそよくわかることがあります。直腸診やグラム染色を初めて経験しました、論文など読んだことありません、意思決定は上司の言う通りにしていました、と言う若手医師は過去の自分と同じだからです。

ある日の勉強会風景。各自の端末でデジタルの教材を見ながら進めます。

 すべての研修医が有名病院でスーパーDr.Gの教育を受けられるわけではありません。そのような環境を経験しなかった医師が10年程度をかけて総合内科を実践していくために、自分がこれまでに感じたこと、行動したこと、必要な知識、などを提供していくことで、この分野の裾野というか間口を広げることができると思います。

 なお、総合診療とか総合内科という用語は自分の所属してきた部門に応じて適当に使用しています。紛らわしくてすみませんが、新専門医制度に付随して議論の対象となっている「総合診療」という専門領域の定義とは関係ありません。病院の総合内科を専門領域と認定するべきかどうかという議論にもあまり興味はありません。専門家と認定されなくても仕事は成立するし、多様な問題への正しいアプローチを検討する毎日は楽しくやりがいがあります。

 当科は一部の有名な総合診療科に比べるとものたりない部分もありますが、有名病院で教育を受ける機会のなかった人や、興味の対象を特定の専門分野に絞れない人、専門科へ進む前に内科の基礎を広く経験したい人、うちじゃないと言いたくない人、それ本当?って思っている人、自称“ふつうの内科医”の人、等々は、当科での勤務を検討していただければ嬉しいです。一緒に勉強しましょう(とはいえ、新しい制度で枠組みの設定された総合診療専門研修をしたいという方のために、近隣の協力施設とともに認定されたプログラムもあります)。

 本稿のおしまいに中期的な目標を掲げてみます。まず組織としての目標は、人材の流動性を保ちながら科が存続することです。とてもありがたいことに奈良医大感染症科や阪大総合診療科からも協力をいただき、現在は複数人の後期研修医がいます。このまま総合内科が成長しつつ、患者アウトカムの向上や地域医療への貢献を達成し、若い医師が経験を積むことができればよいと思います。そして個人的な目標は、これまでやってきたこととの連続性を大事にして40代を生きること、人生の後半に向けて自分の社会的価値を稼ぐことです。そのため勤務地域に限らず総合内科の普及に関与したいと考えます。たとえば居住している京都府南部は僻地というほどではないものの高齢者は多く、医師は少なく、総合内科的医療の発展する余地があると思います。私に出来ることは限られていますが、住人のひとりあるいは内科医として、地域を支えている医師の方々と協力して勉強会などを開けないかと思います。地域の関係者の方がもしこの記事を読んでいれば声をかけてください。

 

 

    -----   ♪   ----  引用、終わり。

 

 

元センセのご専門は「呼吸器内科」だったけど、普通の内科医ではなく、総合内科医っていうプロフェショナルだったんだな・・って有難く思っています。

 

ほーんと、シアワセな患者でございます。

 

 

 

https://www.m3.com/news/iryoishin/602145?dcf_doctor=false&portalId=mailmag&mmp=MD180511&dcf_doctor=false&mc.l=292815764&eml=3e8d9dc0986ac03df55512eb112b4e27

元ネタです。


リブレセンサー出血

2018年05月11日 | DMお勉強

本日、リブレセンサーが無事14日間のオツトメを満了してくれました。

 

でね。

 

新しいセンサーをかざしたんだけど、60分後に1回作動表示してから、次には「センサーが感知できませんでした、10分後に再度測定します。」となったんです。

 

(×_×;)オイオイ! また、不良品なの!? と、げんなりしましたが、30分程度で復活いたしました。(^。^;)ホッ

リブレをお使いの方にもご経験があるかもと思いますが、センサーの不具合が生じても、半日くらいで復活することもありますので、すぐに剥がさないことをお勧めします。

だって、交換対象にならない場合や自費購入の場合、勿体ないでしょ?

ちなみに、私は、2日間そのままにしても復活しなかったら外します。

 

 

あのね。

長い前置きでしたが、今回の不具合についてのネタです。

 

 

    ♪

 

 

2日前の事です。

 

つけているリブレセンサーが、残り30時間くらいになってきたので、反対側に新しいセンサーを取り付けることにしたんです。

 

こーしておくと、リブレの空白の時間が無くなるし(勤務中や出先では新しいリブレを装着するのは難しいです、鏡が必要だし、大きな箱を持たなきゃいけないし。)、それに、センサーを馴染ませた方が測定の値が安定するって仰るお仲間さんも多いので、あらかじめ装着しておくんです。

 

なので、ダブルでセンサーが付いている日も数日はある・・と言う事です。

 

 えっとね。

 

今回の新しいセンサーなんですけど、装着時に、真ん中の針穴の部分から血が噴き出しちゃったんですよー。ぐすん。

血管に直撃しちゃったようで・・。

 

問題は、そのセンサーの信用性なんです。

先生のオハナシでは、出血したセンサーで拾った数値はかい離が大きいかもしれない、数日はSMBGと並行してよく見てね。…って感じでした。

 

   ♪

 

現に、出血したせいなのか、リーダーに表示されるグルコース曲線は途切れ途切れになっているし、SMBG値68mg/dlでLO表示は出るし、使えませんっ!!!

なにより、時間の乖離が大きいように感じました。

 

実測血糖値よりも、リブレのグルコース値は遅れてしか表示されません。

ソレが、今回は大きいように感じます。

 

 

ガンバレ、リブレ。

 


リブレ雑感

2018年05月09日 | MY主治医と病院

昨日、元主治医センセの診察室を辞するとき、リブレの話題を振りました。

MY病院での導入の可能性を探る目的です。

 

 my 「センセ、リブレのオハナシしてもよろしいですか? リブレ、お使いになるご予定はありませんよね?」

 元センセ 「ありません。」

 「もぉー、ホーント、すんごいんですから。」って、しゃらーんして、リブレの数値とグルコース曲線を表示させました。

 

 

 

リブレの画面をご覧になった元センセは「ヘェェ(・O・)-┐〃、ソレで今のA1cはいくつなんですか?」と訊かれました。

 

  うふふ、**(y゚∀´゚+)ニヤリ**

センセが驚かれたのは、表示されたグルコース曲線がフラットだったからです。

それで、私のHbA1cが気になったという事です。

ポーカーフェイスのセンセも気になるんですねぇー、笑。

 

 

あっ、(myさん、すごーい!)など、努々誤解されませんように。

だって、私、胃カメラ検査の為、ずっと絶食だったんですよー。

食べなきゃ射たなきゃ、そうそう、血糖値の乱高下はありませんもん。(まぁ、基礎は合っているってことですね。)

 

 

ちなみに、転院してからHbA1cは上げましたので、フラットなコントロールを見て、センセが考えていらした事が解りますね。_| ̄|○

 

 

ガンバレ、リブレ。

 


カラーコピー

2018年05月09日 | MY主治医と病院

本日、胃の内視鏡検査を受けました。

 

そーしたら、また、胃炎があったんです。

元の主治医センセの診察室で、あーだこーだと胃の画像を説明頂きました。

 

でね。

 元センセ 「新主治医の先生へ画像を持っていきますか?」

 my 「もちろん、ありがとうございます。・・・・┗(-_-;)┛でも、タダじゃないですもん、情報提供料加算されますもん。この画像、スマホで撮ってもいいですか?」

 元センセ 「( ̄ー+ ̄)ニヤリ CD代ですよー。」

 

と言うわけで、じゃあ、カラーコピーして下さったというわけです。アハハ。

いつまでも「生意気な患者」でしょ?

 

 

      ♪

 

胃炎が繰り返しているのか、ずっーと治らないでいるのかはわかりませんが、元センセは「胃粘膜の保護力より攻撃する因子が上回ると炎症を起こします、まず、たばこ、食べ過ぎ・・(`∀´)にゃっ…あ、食べ過ぎはアナタには有り得ませんでしたね。」って笑いました。

 

  くぅー、相変わらず、優等生のDM患者は食事量を守っているはずだって前提なんですねぇー σ'ω^)ベェ~

 

 

胃炎が見つかったのは、W不幸の時なので、最初はストレスだったのかもしれません。

でも、「食べ過ぎ」の次の因子は「アルコール」だそうなので、コッチかもしれません。笑

実際、W不幸の後、たくさん呑んできましたから・・・。

 

 

ちなみに、今日は休肝日です。

 

 

今更ながら、カラーコピーでご報告する私を、現主治医先生は何とお思いになるだろう? そっちの方が恥ずかしくなってきました、笑。