まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都・東山休日プチ修行(7)お寺でおけいこ:月輪未生流「生け花」体験

2016年03月24日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日プチ修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院での「早朝特別拝観」修行(5)御寺泉涌寺での「プレ涅槃会」特別拝観、修行(6)法音院での「写仏」体験です。

そして、いよいよ修行の総仕上げ・・・華道月輪未生流の「生け花」修行です。

月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)は、泉涌寺で創流された流派で、泉涌寺歴代長老が家元を継承しています。本来、神仏を迎える拠所として床の間に松をいけたり、神仏に供するため色花を飾ったことが「いけばな」の発祥であるといわれますが、月輪未生流は歴代皇族への献華がそのルーツだそうです。毎年春秋に催される京都御所の一般公開でも京都を代表する流派として生け花が展示されています。【2015春の公開:前ぶろぐ】今年は4月6(水)~10日(日)までです。

いくつかの花のセッ トから、選んで生けてくださいって事でしたが、花を選ぶことすら難しく・・・結局参加者みんなでジャンケンで決めました。私が生けたのは、ほんのりピンクのバラゼンマイ(観賞用)などのセットです。普通だったら絶対にバラとゼンマイは一緒に飾らないような気がしますが、生け花となると、くるくるのゼンマイがいい味、出すんですよね~。(技量があれば・・・)

実は、私の母は「花嫁修業でちょっと華道をかじった事があります」っていう世代です。家で母が生けるのをよく見ていたものの、私はまったくの不作法です。もし、花嫁修業で生け花習ってたら、かなり晩婚だったんで、師範になれたぐらい長い修行ができたかも?わはは。今回習った月輪未生流の先生はすごく楽しくて素敵な方だったので、今からでも頑張って習ってみようか?

完成した生け花を、泉涌寺さんの客間の床脇(とこわき)に飾ると、それなりにサマになっています。(^m^)ちなみに、2枚目の写真・・・床の間に飾ってあるのは、私と同じ花のセットで行けたyucooさんの生け花です。同じ花なのに・・・こんなに違う(@@;)やっぱ、師範の夢は無理ですね、私・・・。

修行の最後に、このプチ修行のまとめのお話をしてくださった泉涌寺のお坊様から教えていただいた「虚往実帰」という言葉が心に残りました。「虚往」は何もわからず空っぽの頭で行くこと。「実帰」は充実して帰る、また、十分に満足して帰ることです。まさにこのプチ修行にふさわしいお言葉でした。いろんな修行をして、普段見れないもの見たり、貴重なお話を伺ったり、笑ったり、あせったり、がんばったり・・・とっても充実した2日間でした。

さらに、ツアータイトルの「ご縁結びさんぽ・・・」の通り、このプチ修行を通じて、たくさんの方々に出会ったこともうれしかったです。みなさんありがとうございました。このご縁が続きますように・・・。ろくろ体験で出来上がった陶器で、お茶会もいいかもしれないですね~。(^^)

以上1泊2日の「京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日プチ修行」のご報告でした。京都には楽しい体験ツアーがいっぱいあります。本格的に習うのは大変だけど、体験ツアーなら気軽に参加できます。旅行客はもちろん地元の人も十分楽しめます。


華道 月輪未生流 http://www.kadou-tukinowa.com/

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/


京都・東山休日プチ修行(6)お寺でおけいこ:法音院「写仏」体験

2016年03月23日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院での「早朝特別拝観」修行(5)御寺泉涌寺でのプレ涅槃会特別拝観です。

続いての修行は、泉涌寺の塔頭(たっちゅう)、法音院(ほうおんいん)での「写仏」体験です。法音院は、鎌倉時代末期にあたる嘉暦元年(1326)に泉涌寺山内に創建されたお寺です。その後、江戸時代の初期に現在の地に再建されています。泉涌寺七福神の寿老人を祀るお寺としても知られています。

 

ここの写仏は、元になる仏画のお手本を敷いて、薄い和紙を載せて写しますただ写すという行為ではなく、清らかな心で仏さまと一体となる気持ちをもって写す心の修行・・・だそうです。写す順は、仏様の光背や衣からです。お顔は最後に心を落ち着かせ、より丁寧に・・・。描きやすいように用紙を回転させてもOKです。上手下手にとらわれることなく最後まで丁寧に仕上げるのが肝心だそうです。お手本の仏画は選べます。自分や家族の守護神でもいいし、好きな仏様でもいいし・・・。写しやすいのでも(^^?

実は、私、写仏は初めての体験です。下絵を写すだけとはいえ、筆ペンを使うので、力加減が難しいです。↓1枚目の写真は一緒に体験をした「りせさん」です。京都を歩くアルバムという素敵な写真ブログを毎日アップしてらっしゃいます。お写真の腕もすごいけど、写仏も素晴らしい!2枚目の写真は、わたくしの…б(^^;)根気のなさがよくわかります。これでも、まじくんの健康と家族の幸せを願って心を込めて写したのですが・・・。

写し終わったら、願意(例えば為〇〇家先祖代々供養とか 祈家内安全とか)と、日付、自分の名前を書きます。最後に、本堂にてお経(般若心経)をあげ、ご本尊の前に直接奉納します。(持ち帰りもOK)

法音院のご本尊は、あらゆる人を救う羂索(投げ縄)をもつ不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)です。胸の前で二手が合掌、二手が印を結び、残り四手が羂索や蓮華などを持つ印象的なお姿です。お顔は近くで見たときは柔らかに見え、離れてみたときはきりっとした感じに見えました。また会いに行きたくなる素敵な観音様でした。

泉涌寺塔頭 法音院 http://www.houonin.com/   参拝自由

なお今回の修行では、写仏または写経が選べました。写経は雲龍院で行われました。

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

この後は、いよいよ女磨きの仕上げ!生け花修行です。次のぶろぐにて。

 

【おまけ】待ち合わせの時間の合間を利用して、泉涌寺総門のそばにある「即成院(そくじょういん)」を覗いてきました。即成院は、泉涌寺派の寺で、正暦3年(992)恵心僧都により伏見に建立され光明院を始まりとしています。その後、明治35年に、現在の地で再興され、即成院と呼ばれるようになりました。本堂には、御本尊阿弥陀如来像を始め二十五菩薩座像が安置されており、境内には那須与一の墓と伝えられる石造宝塔があります。 

寺伝によれば、与市は出陣する途中に病にかかった際、この寺に籠り平癒し、屋島の戦いで戦功をたてたといわれます。晩年は出家して源平の戦いで亡くなった人を弔い、最後は即成院の阿弥陀様の前で没したと伝えられています。境内には与一の手洗い場があり扇型の紙せっけんとおみくじ入りのガシャポンがあります。(1個200円)

手を洗うことは手を合わせること・・・手を洗うことで願いが成就するそうです。私が引いたおみくじは「吉」でした。学問:努力すればよろし・・・がんばって修行しなさい!ってことですね。恋愛:未来に幸福あり・・・ってことは、新しい出会い?(^m^)いや、旦那で我慢すれば幸せが来るのか?(^^;)・・・おみくじは、結び木に結んで、専用シールを貼ってとめます。

即成院 http://www.gokurakujyoudo.org/index.html  参拝自由

以前もご紹介しています。【前ぶろぐ


京都・東山休日プチ修行(5)御寺泉涌寺「プレ涅槃会」特別拝観

2016年03月22日 | 京都市東山区

先日京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・修行(4)智積院(ちしゃくいん)での「早朝特別拝観」、そしていよいよ今回のメイン、御寺泉涌寺でのプレ涅槃会特別拝観です。

泉涌寺では、3月13日から15日まで涅槃会が行われます。涅槃会とは、お釈迦様が亡くなった日にあたる2月15日(旧暦)に行われる行事のことで、泉涌寺では、月遅れの3月15日に法要が行われます。今回の休日プチ修行では、その前日、一般公開の一足お先に、涅槃図を間近で見せていただきました。

なお、泉涌寺は、天平年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来します。時を経て、宋の法式をとりいれた月輪大師がこの地に大伽藍を営み、寺地の一角より清水が湧き出たことにより、寺号を泉涌寺(せんにゅうじ)と改めました。この泉は今も湧き続けているそうです。仁治3年(1242)に四条天皇がこのお寺に葬られて以来、皇室とのゆかりが深く「御寺(みてら)」と呼ばれ親しまれています。

泉涌寺の大涅槃図は紙本極彩色で、大きさは縦16メートル、横8メートルあり日本最大級の大きさを誇ります。かなりの重さ(150㎏?200㎏?850㎏って聞いたような・・・)なので、数日前から業者さんに協力してもらって、重機なども用いて仏殿に天井から床面までコ字の形に掛けられます。準備のため涅槃会の期日前から大涅槃図が掛けられている事を知る人は、前倒しで参拝される方もいるそうです。(準備期間は業者さんの都合もあり毎年変動します)

私たちは、プレ涅槃会特別参拝・・・お坊様の案内のもと、特別に内陣まで入れていただき、間近に涅槃図を見せていただきました。当然、普通は見ることができない床面に広がる部分も・・・。(^^)そこには、涅槃図ではあまり見られないの姿や、実物を見ず当時の見聞のみで描かれた虎や象などが鮮やかに描かれ、とても興奮しました。

涅槃会の準備のため、いつもは閉まっている舎利殿で、生け花の展示の準備が行われていました。ちなみに舎利殿には、お釈迦様の歯が祀られています。お釈迦様の歯(仏牙)の長さは、言い伝えによると9センチぐらいだそうです。身長が48メートルを超えておられたそうですから歯も大きいですね。

そして、ここからは通常拝観ができない霊明殿(れいめいでん)へ・・・。霊明殿には、御寺とよばれる所以となった、四条天皇御尊像(木像)と御尊牌をはじめ、明治天皇・皇后・大正天皇・皇后・昭和天皇・皇后の御真影、御尊牌が奉安されています。近代天皇をお祀りしてあるのは(畏れながら)親しみがわきます。また、それ以前の天皇・皇妃・親王方のたくさんの御尊牌も奉安されています。写真は、霊明殿からの眺めです。

特別拝観の後は、泉涌寺御座所での昼食です。精進料理店「矢尾治」さんの半月弁当を頂きました。矢尾治さんは明治元年創業、各宗派御本山御用達の仕出し専門の精進料理店です。食事の前に、店主さんから精進料理についてのお話を伺いました。精進料理は仏門の食事の規範であり、その食味、食法、食礼は日本料理の根源だそうです。よく魚や肉に似せた”もどき”料理がありますが、その発想が教えに沿わないとのことで、泉涌寺さんでは好まれないそうです。

半月弁当の中には、旬の筍を使ったお料理や、煮物、揚げ物、あえ物など、たくさんの味が詰まっていました。特に、滑らかなコマ豆腐と、緑色鮮やかな抹茶和えが気に入りました。(^^)抹茶和えにはリンゴが入っていて、ほんのりとした甘さとしゃりっとした食感が癖になりそうでした。

矢尾治さんはもともとお寺出入りの八百屋さんで、野菜を持ち込んだ時に調理もするようになり、仕出し屋さんになったそうです。野菜のおいしさを知り尽くしてるから、動物性食材を使わなくても、さらにおいしいのですね~。以前、東福寺の塔頭の天得院さんで、矢尾治さんの精進料理を頂いたことがあります。【前ぶろぐ

御寺 泉涌寺 http://www.mitera.org/ 参拝料金がかかります。

以前、紅葉の季節にご紹介しています。【前ぶろぐ

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この後は、写仏、生け花修行です。次のぶろぐにて。

【おまけ】泉涌寺へは、東福寺のひとつ北側のバス停の「泉涌寺道」で降りて、坂道の参道を10分ほど上がるとあります。坂道を参加者みんなで歩いていると・・・なにやら見慣れたバスがスイスイと上がっていきました。思わず、あ~!!!うちのバス!!って叫んでしまいました。

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京都・東山休日プチ修行(4)智積院「早朝特別拝観」

2016年03月19日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験、修行(3)沖よしで「京料理を学びながらの夕食」で1日目が終了です。続いて2日目の早朝・・・智積院(ちしゃくいん)での「早朝特別拝観」です。

朝6時に東山のホテル「東山閣(とうざんかく)」に集合して、その後、智積院へ移動します。私は市内なので泊まりませんでしたが、東山閣には京都市内随一と 謳われる大浴場があるらしいです。いいなぁ~(^^)そして、朝6時半から金堂で行われる朝の勤行に参加しました。すでに明るいものの、この日はとっても寒い朝でした。(><。)金堂での勤行は約40分、暖房もないので全員コートのまま参加です。耐えれるかな・・・と不安になるものの、堂内に響き渡る修行僧の若くて張りのある読経の声に励まされ、気がつけばあっという間の40分でした。

の後、明王殿へ移動し約10分間の勤行(護摩炊き)に参加しました。明王殿のご本尊は大きな不動明王様です。こちらは、金堂での読経とちがって、猛々しい力強い真言で、寒さも吹き飛ぶくらいだったと書きたいところですが、実は入り口そばに座っていたので、寒くて叫びたいくらいでした。ぎゃ~\(T0T)/

勤行終了後、大書院へ移動し、名勝庭園を前に、一服しながらお話を聞きました。智積院は、真言宗智山派の総本山です。全国に末寺が3千余ヶ寺、檀信徒は30万人を擁し、その中には、成田山新勝寺、 川崎大師平間寺、高尾山薬王院など関東の超有名なお寺もあります。

大書院からの眺める名勝庭園は 利休好みの庭と伝えられ、中国の蘆山を形どって造られています・・・しかし、ただいま大規模な改修工事中です。利休好みといわれる所以のひとつ、バチ形の植え込みも抜かれていました。お寺の方に伺ったら、作庭当初に比べると、バチ形の植え込みがかなり大きくなってしまったため、やり直すのだそうです。たしかに大きかった・・・。バチというより羽子板みたいだった・・・。以前の姿は【前ぶろぐの写真】にて。はやく工事が終わるといいですね。楽しみです!

大書院の庭を眺める間は、長谷川等伯一派によって描かれた国宝の楓、桜、松に秋草など大きな壁画のレプリカで飾られており、その実物を収蔵庫で間近に見ることができます。朝の特別拝観では、25歳の若さで亡くなった等伯の息子、久蔵が描いた桜図を特別の趣向で見せてもらえます。どんな風に見えるかは、参加した人のみのお楽しみ~。ちなみに、桜図の桜は、貝の粉を盛り上げて彩色されており、電灯のなかった当時、暗闇に桜の花が浮かび上がって見えたそうですよ~。

特別拝観の後は、朝食を頂きました。精進料理なので肉魚系はありませんが、十分な量でした。寒い朝だったので、湯豆腐の温かさがありがたかったです。なお、智積院の障壁画は、福山雅治さん出演のアサヒビールのCMの背景に使われています。ロケでなく合成だそうですけど・・・。

総本山 智積院 http://www.chisan.or.jp/

参拝自由 参拝者用駐車場有 庭園・収蔵庫拝観料(大人500円、中高300円、小200円) 拝観所要時間:50分~ *通常、智積院会館に宿泊すると朝の特別拝観ができます。

智積院は以前、新緑の季節に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

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この後は、休憩をはさんで泉涌寺の涅槃会のスペシャルプランです。次のぶろぐにて。


京都・東山休日プチ修行(3)沖よし「京料理」体験

2016年03月18日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅修行(2)瑞光窯での「ろくろ」体験・・・続いて、京料理沖よしで「京料理を学びながらの夕食」です。

「京料理 沖よし」さんは、泉涌寺や東福寺、智積院など東山の数々の寺院御用達で、観光客はもとより、地元の人々に愛されている京料理と寿司割烹店です。先日ご紹介した三十三間堂の春桃会にもご奉仕(出店)されています。【前ぶろぐ

座禅に、ろくろ・・・そろそろお腹もすいてきたところですが、まずは京料理のお勉強です!明るくて楽しいご主人から京料理の基本の出汁について学びます。出汁は3種類、昆布、カツオ、昆布とカツオの合わせ出汁がありました。昆布はうまみ、カツオは香りがものすごくいいです。

この合わせ出汁を使って「出汁巻き卵」を作りをしました。卵焼きは、毎朝まじくんのお弁当に入れるために焼いていますが、人前で焼くのは初めて・・・とても緊張しました。ちなみに、卵焼きを焼く場合、手前から奥へ巻くのは関西巻、奥から手前に巻くのは関東巻だそうです。初めて知りました。(^^)写真は関西巻です。

同じ材料、同じ道具を使って焼いても、焼き具合、油の量、巻くタイミングの違いで、なんとな~く個性が出ます。それぞれ分け合って食べてみると、味もなんとなく違いました。でも、出来立てホカホカの出汁巻き卵はどれもおいしかったです!

そして、待ちに待った?夕食タイムです。2段重ねのお重においしい京料理がたくさん詰まってました!汁椀の吸口は柚子の花でした。柚子は、花も柚子の味がしてさわやかでした。(あたりまえ?)

他に、ちらしずし、デザートが付きます。プラス、お店からのサービスで特製茶碗蒸しも頂きました。茶碗蒸しの底に梅が入ったオリジナルレシピで、恐々食べてみましたが・・・これが不思議とおいしくて癖になる味でした。(^^)

陶が茶屋 沖よし http://www.okiyoshi.com/ 

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

修行はまだまだ続きます。翌朝、智積院で朝の勤行へ参加しました。次のぶろぐにて。

沖よしさんで出汁巻き卵を習ってから、毎朝、関西巻でフライ返しを使わず箸で卵焼きを焼いています。なんかレベルアップした気分でうれしいです。(^^)V

【おまけ】しっかり出汁をとった沖よしさんの出汁巻きにはかないませんが・・・私が出し巻き卵を作るときにたまに使っている魔法?の調味料をご紹介します。辻鶏卵さんの「だし巻きの素(320円)」です。錦市場の高倉側から入って左4軒目、乾物の田邉屋商店さんで買っています。最近はお土産としても人気のようで、京都駅西改札口前のスバコJR京都伊勢丹にも売っています。なお、写真のオレンジの棒はたまごのなめらかスティックです。これを使うと上手に卵が混ざります。

料理教室は、以前・・・全日空ホテルで親子ケーキ作り教室前ぶろぐ】 ホテルグランヴィアで親子パスタ教室前ぶろぐ】に参加しています。

 

 


京都・東山休日プチ修行(2)瑞光窯「ろくろ」体験

2016年03月17日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行(1)は東福寺塔頭の勝林寺での座禅、続いて、瑞光窯での「ろくろ」体験です。

瑞光窯(ずいこうがま)は、京都東山の山麓、清水焼の窯元として、手作り手書きによる多品種少量生産を特色とした質の高い京焼・清水焼を生産しています。初心者向けの陶芸教室から、プロを目指す陶芸スクールまで目的に合わせたカリキュラムがあります。私たちは、今熊野にある東山本店で体験しました。ほかに、八坂の塔が正面に見える清水店もあります。

まず、窯元の方から、ろくろの扱い方や、姿勢、成形の仕方について実演を交え説明を受けます。何もないところから成形するのは初心者には難しいので、筒形から始めます。そして、気分を盛り上げるため?作務衣に着替えます。(無料貸出)

頭の中に作りたい形はあるものの、それを表現するのは難しく、ちょっと油断すると形が歪んだり、姿勢が崩れたり・・・。これは、今こそ、さきほどの座禅体験で培った無心の心で・・・って一瞬目をつぶると・・・あっ歪んじゃった(^^;)。そんな時でも大丈夫、窯元の方がちゃんとフォローしてくれます。苦心の結果、私が作り上げたのは、抹茶碗です。(写真の一番手前の作品)

色は5色から選べます。最初は青色がいいと思ってましたが、作品が出来上がると、抹茶の緑が映える白がいいな~と思い、白にしました。出来上がりは約1ヶ月後、自宅に届きます。楽しみ~。なお、注ぎ口などを作りたい場合は、成形後にフチを加工します。

瑞光窯 http://www.taiken-kiyomizu.com/

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この後は、京料理沖よしさんでの修行・・・です。次のぶろぐにて。

【おまけ】ろくろは、まじくんが小さい時に何度か体験させています。この日、家に帰ったらまじくんに「ろくろ、思ったより難しかったやろ・・・」と、言われました。(^^;)そうなんです。人がやっているのを見ると簡単そうに見えるんですけどね~。

陶器は良い思い出になりますね。写真の、赤いのは4歳の時【前ぶろぐ】、緑は7歳の時【前ぶろぐ】のものです。いずれも清水寺周辺で体験しています。絵付け皿は嵯峨野で6歳の時【前ぶろぐ】です。5歳の時【前ぶろぐ】の作品は富山のおばあちゃんへのプレゼントにしました。

絵付けの作品は普段使いできませんが、ろくろの作品は普段使いできるので、今でもたまにお茶を飲むのに使っています。本人が言うには「4歳のは、ほとんどお店のおねーさんが作らはったから上手やで・・・」だ、そうです。(^^;)その時の事、覚えてるんだ・・・。


京都・東山休日プチ修行(1)勝林寺「座禅」体験

2016年03月16日 | 京都市東山区

先週末京のご縁結びさんぽ 京都・東山休日ぷち修行に参加しました。2016年春の泉涌寺の「涅槃会」にあわせた、女性限定の1泊2日スペシャル体験プランです。紅葉で有名な東福寺や国宝を間近で見ることのできる智積院、そして皇室にゆかりの深い泉涌寺・・・ 京都の名寺が集まる東山エリアで、ゆったりとした空気の中で心を磨く、女性のための休日プチ修行です。

修行は、東福寺塔頭の勝林寺(しょうりんじ)での座禅体験からはじまります。

勝林寺は、東福寺の鬼門(北方)に位置し、東福寺の北門、もしくは東大路通東福寺バス停から東福寺へ道なりに歩くと案内板が出ています。途中には、以前ご紹介した退耕庵前ぶろぐ】、盛光院前ぶろぐ】があります。

勝林寺は、天文19年(1550)に、東福寺第二百五世の高岳令松和尚により創建されています。本堂は、近衛家の大玄関を移して建立されています。(近衛家は、五摂家の一つで摂政や関白を多く出している家系です。現在、京都御苑内に残る邸宅跡の周辺には30本ほどの桜の大木があり、桜の季節はたくさんの花見客で賑わいます。【前ぶろぐ】)御本尊は「毘沙門天立像」で、長く東福寺仏殿の天井内にひそかに安置されていたのが江戸時代に発見され勝林寺に祀られたのだそうです。通常非公開です。以前、83年ぶりの御開帳の時に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

まず最初に、ご住職からお寺の歴史などを伺った後、座禅を行います。足の組み方、呼吸の仕方、心構えなど、初めての人にも優しく教えてもらえるので初心者でも安心です。足が組めない人には椅子を、和服姿の女性は正座をして座禅を行います。警策(けいさく)は希望者のみです。なお、警策とは、座禅中パシーンと背中を打つ棒(所作)のことで、禅堂内では文殊菩薩の手であると考えられています。座禅修行が円滑に進むように文殊菩薩に励ましていただくということだそうです。*警策は、座禅中に住職が近くに来られたら、静かに合掌してお願いします。

座禅は、15分間の座禅を休憩をはさんで2回行います。足を組んで目を閉じて、ひたすら無心に・・・しかし、なかなか無心になれず、あれこれ考えてしまいます。それに、せっかくの座禅だから、やはり文殊菩薩さんの励まし・・・警策を受けたい!それは、いつ?いま?(^^;)などと考えてるうちに、1回目が終了(TmT)

休憩中「いろんな事が頭の中をよぎるのなら、車窓から景色を眺めるようにただ見送ればよい」とのご住職のアドバイスを頂き、2回目の座禅開始です。今度は、始まってすぐに警策をしていただき、そしてその後は、思い浮かぶことを見送り・・・気が付けば2回目が終了していたのでありました。少しは無心になれたかも(^^)V

座禅の後は、お抹茶を頂きました。お菓子は永楽屋さんの「琥珀柚子」でした。琥珀の中にゆずの皮が入って、琥珀のしゃりっとした食感とともに、甘酸っぱいさわやかな柚子の味を楽しめます。

 

ちなみに、勝林寺さんにはオリジナルのお茶「禅茶」があります。京都 椿堂茶舗とのコラボレーション商品です。ほうじ茶を頂きましたが薫り高くておいしいお茶でした。なお、椿堂さんは藤森神社のそばにあり、以前カフェをご紹介しています。【前ぶろぐ】ここの京都産茶葉を使った紅茶もおすすめです。

勝林寺 http://shourin-ji.org/ 過去にもここの座禅を体験しています【前ぶろぐ

おすすめ京都体験オスキョー http://taiken.onozomi.com/

この後は修行2つ目・・・ろくろ体験です。次のぶろぐにて。

 

 

 

 


泉涌寺「涅槃会」へ行ってきました。

2016年03月14日 | 京都市東山区

今日、3月14日から16日まで、泉涌寺で涅槃会(ねはんえ)が行われています。涅槃会とは、お釈迦様が亡くなった日にあたる2月15日(旧暦)に行われる行事のことで、泉涌寺では、月遅れの3月15日に法要が行われます。10:00~ 13:00~

泉涌寺 http://www.mitera.org/index.php

涅槃図一般公開 2016/3/14(月)~3/16(水)  9:00~16:30

 
泉涌寺の境内には、大きなヤマザクラがあり、咲き始めいました。暖かくなれば一気に開花するでしょう。今週中には確実に見頃になると思います。
 
 
私は、一般公開の前日に「京都・東山 休日プチ修行」に参加し、泉涌寺の特別拝観で涅槃図を、特別に見せていただきました。泉涌寺の大涅槃図は、紙本極彩色で、大きさは縦16メートル、横8メートルあり日本最大の大きさを誇ります。縦が長いため、天井から壁面、床面までコの字の形でかけられた姿は、見ごたえがあります。
 
泉涌寺での特別拝観のほかには、勝林寺での座禅修行、ろくろ体験・・・

京料理を学び、そして食し・・・

翌日は、智積院での朝の勤行に参加し・・・

そして、泉涌寺で、涅槃図拝観、精進料理・・・

写仏、生け花・・・

2日間かけてじっくり修行をしてまいりました。(^^)詳細はこの後順にぶろぐアップしていきますので、ご期待ください~!!


東山花灯路が始まりました!2016

2016年03月13日 | 京都市東山区

今年も「東山花灯路」が始まりました。東山花灯路とは、21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年から東山地域において始まった「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業です。期間中は、北は青蓮院から南は清水寺まで、7つの寺社の夜間特別拝観や、各所でイベントを行っています。

開催初日に、お出かけついでにちらっと覗いてきました。上の写真は、東山のシンボル「八坂の塔」です。その八坂の塔は通称名で、正式名称は「法観寺(ほうかんじ)」といいます。589年に聖徳太子が創建し、1440年に再建されました。高さは46メートルあります。花灯路の期間中特別公開されています。

普段は静かな通りもあちこちライトアップされていて、とてもきれいです。(^^)京都いけばな協会による現代いけばな展も行われています。

後頭部が殺せんせー(ころせんせー)みたいな(^^;)えびす屋のえびすけと、人力車に乗って記念撮影するコーナーや、お絵かき行灯など子供たちが楽しめるイベントもあります。

途中、時間が合えば?運が良ければ?地元小学生によるかわいい「火の用心・お囃子組」や縁起物の「狐の嫁入り」にも遇えます。

京都東山花灯路 http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html

開催期間:3月12日(土)~21日(振・月) pm6:00~21:00

以前もご紹介しています。2014(高台寺夜間拝観) 2012 2011(東山祈りの灯り)  2010(芸舞妓踊り奉納)  暖かいとはいえ、夜間の散策はじわっと冷えますので、用心してお出かけください。

 

 


京都国立博物館「雛まつりと人形」展を見てきました。

2016年03月05日 | 京都市東山区

一昨日、三十三間堂の「春桃会」へ行ってきました。三の重なる日に因み、3月3日は無料開放されいろんな催しが行われます。特に作家の瀬戸内寂聴さんの青空説法が人気です。詳細は前ぶろぐにて。

その後、三十三間堂の向かいにある京都国立博物館で開催中の「雛まつりと人形」展を見てきました。平成知新館の特別展示室で行われています。

受付を済ませると、経と国立博物館のゆるキャラのトラりんのパネルが・・・今やどこへ行ってもゆるキャラがいますね。土日は会えるみたいです・・・。展示が行われている平成知新館は、2014年の秋にリニューアルされ新しく開館した平常展示館です。

お雛様見るの楽しみ~と歩いてると、なにか気になるもの発見!工事中?いや、発掘調査です!発掘調査を見るのは大好き・・・近づいて、じーっと見つめて、写真撮って・・・ってしていると、調査員の方が「もしよかったら、詳しい資料ありますよ~」って、声をかけてくれてあれこれ説明してくださいました。(^^)調査しているのは、秀吉が復興した方広寺大仏殿南回廊などです。現在の方広寺は豊国神社の北側にあり、在りし日の大仏の10分の1の大きさの大仏が復元安置されています。なお、大仏殿は江戸時代に焼亡しています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

雛人形の展示は、1階の特別展示室に展示してありました。ひな祭りは、古くから行われているように思われがちですが、人形を飾ってこの日を祝うようになったのは、江戸時代の初めだそうです。今回の展示では、当時作成された、いろんな種類のひな人形が展示されています。特に、御殿の中に内裏雛や官女を飾る、関西風の御殿飾り雛はとても大きいもので見ごたえがあります。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

以前は、鳥獣戯画展をご紹介しています。【前ぶろぐ

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

ゆるキャラのトラりんです。

 


三十三間堂「春桃会」へ行ってきました!寂聴さんの青空説法 2016

2016年03月03日 | 京都市東山区

今日は、三十三間堂へ行ってきました。3月3日は「三が重なる日」「三」に因み「春桃会(もものほうえ)」が行われています。三十三間(120メートル)の堂内に安置される千一体の観音様には、華道池坊による献花、桃や菜の花がお供えされ、いつもより華やかです。また、京都島津の7段の立派なお雛様も、中尊の横に飾られています。(堂内は撮影NG)

今日は拝観料がかからず誰でも自由にお参りできます。午後1時からは、恒例の青空説法が開催されます。

説法してくださるのは・・・作家の瀬戸内寂聴さんです。体調が悪い時などお休みされますが、今年はお元気にお話をしてくださいました。2年前【前ぶろぐ】に聞いたハリのある元気な声ではないものの、年を重ねられて静かで穏やかな口調がとても素敵でした。笑いを交え1時間ぐらいお話ししてくださるのですが、私がついた頃は、ちょうど三島由紀夫さんとの交流についてお話をされているところでした。三島さんとのお話は著書などでも書いておられますが、生で聞けてとてもうれしかったです。

この日のみの授与の「桃のお守り(500円)」を頂いてきました。私は、仕事上、1年を通じて数々の寺社へ行きます。管理に困るのでお守り類はなるべく頂かない様にしていますが・・・2年前に頂いたので、それを納め新しくまた受けてきました。このお守りはこの日限定・女性専用です。境内には、台宗のゆるキャラしょうぐうさんが来ていました。募金をさせていただいたのでハイポーズ!写真を撮らせていただきました。お坊さんのゆるキャラなので穏やか~な感じでした。(^^) 

華やかな雛うどんとお寿司の露店も出ています。うどんにひし餅が~。

境内の河津桜が咲き始めていました。今日の京都は16℃近くになり、日も照って暖かでした。京都の桜開花予報も3月27日から3月25日に変更になりました。(3/3現在)去年の開花宣言は27日でしたから・・・となると、去年より早い開花状況ですね~。

蓮華王院 三十三間堂 http://www.sanjusangendo.jp/

以前もご紹介しています。【前ぶろぐ】 隣接する法住寺のつり雛展【前ぶろぐ

拝観料:一般600円 中高生400円 小人300円 拝観所要時間:30分~ 参拝者用駐車場有(40分以内)

この後は、向かいの京都国立博物館で開催の「雛まつりと人形」展を見てきました。次のぶろぐにて。

 


師走の清水寺へ行ってきました&2015年今年の漢字

2015年12月31日 | 京都市東山区

昨日、清水寺へ行ってきました。毎年今年の漢字を見に行っています。今年の漢字は「安」です。安倍政権のもと安保法案採決でもめた事、世界中で起きたテロで不安になった事、建築偽装、ワクチン製造違反、排ガス規制偽装など生活の安心が揺らいだ事・・・など、あまり前向きな「安」ではないですね~。来年こそは「安らぐ」年になることを祈ります!

12月の清水寺・・・例年はシーズンオフで、空いているはずなんですが、外国人ツーリストのバスがたくさん入っていて、参道は人で埋まっていました。

久しぶりにまじくんも同行です。年末年始は部活動(中学野球)もお休みです。参道にある経書堂のおもかる石を試したり、作り立てのホカホカのお饅頭(60円)を食べたりと久しぶりに楽しみました。

昨年は元旦に大雪警報が出るほどの寒さでしたが・・・今年は驚くほど暖かいです。青空も広がっています。なお、今年の漢字のパネルはその年の12月31日の午前中まで本堂に飾られています。

本堂からは京都タワーもくっきり見えました。

今年は紅葉がいまいちだったので、たくさんのもみじが枝に残ったまま枯れていました。まだ赤い葉っぱも少しだけありました。(^^)

清水寺 http://www.kiyomizudera.or.jp/ 拝観料:大人300円 小中200円 拝観所要時間60分~ 

今年の漢字、以前の清水寺での展示の様子は前ぶろぐにて。

2014】【世相展】【2013】【2012】【2011】【2010】【2009】【2008】【2007】2006

【おまけ】私個人の今年の漢字は「捨」です。なぜかと申しますと・・・今年は50年続けた家業を廃業、社屋解体、ついでに自宅も減築と、激変の年でした。家業関連のものはもちろん、家財道具、仏壇、神棚、地主神さまなどの整理、故人の遺品整理など・・・本当にたくさんのものを捨てました。残ったものよりも捨てたもののほうがはるかに多い!

この1年は、精魂尽き果てる日が多く、お出かけも、ぶろぐアップもままならない1年でしたが、おかげさまでなんとか無事に終え、すっきり!新しい年を迎えることできます。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。 


京都の紅葉(15/12/1)東福寺へ行ってきました。

2015年12月06日 | 京都市東山区

先日、東福寺へ出かけました。今年の京都の紅葉は今一つ・・・情報番組などでは素晴らしいなどと言ってましたけどね。(^^;)

紅葉の名所として知られる臥雲橋から通天橋を眺めるこの場所・・・写真を撮ると割と赤く見えますが、実際はもう少しくすんでいます。(TmT) 臥雲橋から日下門へいく途中には、不断桜が咲いています。

通天橋を拝観してきました。

紅葉の渓谷の洗玉澗(せんぎょくかん)へ下りると、やはり褪せた感じ・・・。

とはいえ、あちこち鮮やかな紅葉が残っていて、それなりに楽しめます。

今いち・・・とはいえ、やはり迫力の紅葉、さすがだなぁ~と感心しました。見頃はそろそろ終了かな・・・。

東福寺 http://www.tofukuji.jp/  紅葉シーズンは一般車両の進入、駐車場利用ができません。自転車の場合は南門から上り、六波羅門より入ってください。(駐輪:無料)東福寺はよく出かけています。

以前の紅葉の様子は前ぶろぐにて。13/11/29 13/11/7 12/11/27  11/12/05  10/11/29 】【09/9/11/16】 東福寺は塔頭を含めよく訪ねています。東福寺でぶろぐ内検索してみてください。


京都の桜「霊山観音」彼岸桜が見頃・ねねの道&はろうきてぃ茶寮の限定パフェ

2015年03月20日 | 京都市東山区

今日は、まじくんの卒業式でした。朝から暖かで良い天気(^^)本当によかったです。小学校なんで、あんまりウルウルすることなく、明るい卒業式でした。午後から、子供たちは卒業記念?でボウリング大会へ参加。私はママ友さんと一緒にお花見に出かけました。ソメイヨシノはまだだけど、東山の霊山観音の彼岸桜は見頃のはず・・・。

残念ながら4時に受付終了してしまい、中には入れませんでした。(TmT)でも、なんとか網越しに写真を撮ることができました。思った通り見頃です。5分咲きぐらいかな?彼岸桜の名の通り、ソメイヨシノより一足早く開花し、お彼岸の頃に見ごろとなります。

霊山観音 http://www.ryozen-kwannon.jp/

以前もご紹介しています。【2012/4/3】【2011/3/30

なお霊山観音は高台寺のそばにあります。その門前のねねの道の桜は・・・。今日は、アメリカのミシェル大統領夫人とキャロライン駐日大使が清水寺へお越しだったので、あちこち警戒中でした。沿線には警察官もいっぱい。

ねねの道のソメイヨシノは、まだつぼみです。また寒気が戻るそうなので、大体予定通りなのかなぁ~。京都は、3月25日開花の予報が出ています。周辺には早咲きの桜もちらほら・・・。

ねねの道から二寧坂へ。久しぶりに「はろうきてぃ茶寮」へ行ってきました。

店内はすっきりおしゃれな感じ。キティちゃんも座っています。

定番の「はろうきてぃのおしゃれ生麩パフェ:1026円」に加え・・・3月限定の「仲良しパフェ:1242円」があります。ホワイトデーって事で、キティちゃんのボーイフレンドダニエルくんがのっています。

「コーヒー:お値段後程アップ・・・」はコースターのお土産がついています。

はろうきてぃ茶寮 http://www.telacoya.co.jp/kt/ 

以前も詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】【前ぶろぐ

 


京都:八坂神社「祇園さんの節分祭」へ行ってきました。

2015年02月03日 | 京都市東山区

今日は節分!明日は立春です。1年の無病息災を願って京都のあちこちで節分会(せつぶんえ)が行われます。豆まきなどの節分の派手な?催しは、午後から・・・が多いのですが、午前11時から奉納行事が行われる八坂神社へ行ってきました。

まずは、本殿にお参り、そして福豆を1袋購入しました。(300円)

豆は1袋に、20代の方なら年の数に間に合うくらい入っています。足りないσ(^^;)福豆には福引券が1枚ついています。その券を持って引換所に・・・。

えいっ!と、気合を入れて引いたら「10-4」・・・ん?10番台だ(^^)もしかして、家電製品とか、いいものが当たるかも~。

引換所も、10番台は別のテントだ~\(^o^)/ドキドキしてもらったものは・・・アヒルのボディスポンジでした。(^^;)まぁ、いいっか・・・。うれし~。

福引を済ませ、日本今様謌舞楽会さんの今様奉納を見てきました。今様(いまよう)は、平安中期に発生した日本の歌曲の一形式です。今様とは、現代風、現代的という意味で、当時の流行歌という意味です。

歌に合わせて白拍子が舞を舞います。水干姿で、凛々しい舞です。

今回は楽器が少なかったため、少しざわついた感じでしたが、十分楽しめました。白拍子の舞は、以前、城南宮の曲水の宴での舞をご紹介しています。ご参考まで。【前ぶろぐ

舞の間に、福男、福姫さんが歌を詠み、その場で披講されます。即興での歌、踊りもありました。

今様の奉納が終わると、いよいよ豆まきです。

「福はうち~」・・・写真は撮れましたが豆はとれず(TmT)残念無念。

福男のお1人は、前京都府知事の荒牧禎一さんでした。お元気そうです。(^^)

なお、撒かれる豆は、白い小さな袋に入っていました。ちなみに、まじくんが小さい時に、舞妓さんの豆まきでもらったのは、福引券付の豆と同じ袋でした。【前ぶろぐ】物価あがってるもんね・・・。

八坂神社 http://www.yasaka-jinja.or.jp/

この後、壬生寺へ移動しました。次のぶろぐにて。