まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都二年坂「はろうきてぃ茶寮」でランチ

2014年12月29日 | 京都市東山区

先日、清水寺へ今年の漢字「税」を見てきました。詳細は【前ぶろぐ】にて。その後、二年坂へ・・・この日は、変身舞妓さんの姿もありました。

二年坂の終点(始点)ちかくにある「はろうきてぃ茶寮」へ。先日は、パフェを頂いたので、今回はランチを頂く事にしました。11月にオープンしたばかりのお店です。

今回は、まじくんも一緒。*小6のまじくんは、終始居心地悪そう(--;)でしたが、たまには母に付き合って!と、お願いしました。(^^;)席にはキティちゃんが座っています。

「そば御前」1,706円を頂きました。先付(とろろ、くみあげ豆腐)・・豆腐はキティちゃんのリボン型に盛られた抹茶塩と薬味で頂きます。

 

相盛のざるそば、キティちゃんの稲荷寿司、煮物・・・。いろんなのところにキテイちゃんが・・・。(^^)は、キャラクター重視と思いきや、意外と(失礼・・・)いけます。(^^;)これなら年配の方もOK!

 

 店内はスッキリとした感じです。よく見るとあちこちにキティちゃんが・・・。前回訪ねた時に、ご報告しています。【前ぶろぐ

「はろうきてぃのおもてなし抹茶ラテ」864円も頂きました。しっかり濃いお抹茶ラテに、マシュマロのキティちゃんが浮いています。これは甘さも控えめでおいしかったです。お菓子はおこしです。

お土産に、御膳のお箸をお持ち帰りください!との事で、お箸とコースターを頂いて帰りました。お箸には店名が入っています。残念ながら、キティちゃんは描かれてないです。

店頭でオリジナルの生菓子も売られています。お正月には、キティちゃんの焼き印付花びら餅を販売予定です。

はろうきてぃ茶寮 http://www.telacoya.co.jp/kt/ 

前回の様子【前ぶろぐ


師走の清水寺へ行ってきました。今年の漢字「税」

2014年12月27日 | 京都市東山区

今日は午後から、清水寺へ行ってきました。今年最後の土曜日・・・さすがに団体さんは少なかったけど、参拝者はそれなにり・・・いっぱいでした。(ピーク時を考えると少なめ)

実は、ここ数年、清水寺はあちこち修理中です。(拝観料は通常と変わりません。大人300円・小中200円)

でも、本堂の舞台には、変わらずたくさんの人です。

本日の私の目的は、今年の漢字のパネル撮影!毎年、本堂には、毎年12月12日の「漢字の日」に、財団法人日本漢字協会から発表される今年の漢字が展示されているのですが・・・今年は経堂で開催の「漢字が表す20年の世相展」【前ぶろぐ】に出展されていたため撮影NGでした。展示会終了後、本日より本堂に展示されるとの事だったので・・・今日、出かけたんです。 

今年の漢字は「税」でした。増税、消費税率アップ、税金の使い道にいろいろ問題があったなどの理由だそうです。あんまり前向きな漢字じゃない・・・来年は前向きな漢字が選ばれるといいですね。展示は31日の正午までです。

奥の院も修理中です。ちなみに今日は、まじくんも同行です。クリスマスに(進学祝いを兼ねて)伯父さんからもらったipadであちこち撮影・・・。ただ今、padをさわるのが楽しくてしょうがない様子です。*ちなみに伯父(私の兄)はサイパンでレストランをやっています。サイパンへお出かけの際はぜひ~。

今週末が、今年最後のお出かけ日和って事でしたが、晴れていはいるものの、午後からは、時折雨がポツポツ・・・。(傘が要らない程度)

まじくんの「学業成就御守」を新しく受けてきました。今まではランドセル型のものでしたが、来春からは中学生なので、巻物?型です。(400円)筆箱に入れておくといいそうで、汚れれば、汚れるほど成就するとか・・・。

清水寺 http://www.kiyomizudera.or.jp/ 拝観料:大人300円 小中200円 拝観所要時間60分~ 

今年の漢字、以前の清水寺での展示の様子は前ぶろぐにて。

世相展】【2013】【2012】【2011】【2010】【2009】【2008】【2007】2006

 


祇園割烹「匠庵」で忘年会ランチしてきました!

2014年12月19日 | 京都市東山区

気がつけば12月も半ばを過ぎ、慌ただしくなってきましたね~。昨日は冬の嵐、日本海側は大雪で、実家のある富山の山奥は1メートル近く積もったようです。京都は金閣寺などは雪景色でしたが、私の住む京都市南の方は、時折湿気の多い雪が舞うだけで積もることはなかったです。

先日「祇園割烹 匠庵(しょうあん)」さんへ行ってきました。忘年会を兼ねてのランチです。四条河原町から四条通を八坂神社方面(東へ)、鴨川、南座を越えて、大和大路通(ゑびす神社への道)を下がりすぐ(南下)・・・通りからすこし入ったところにあります。(ちょっとわかりにくい隠れ家風?です)

ランチコース、1日限定20食の「大碗盛り(2,300円税別)」を頂きました。大きなお椀の上にいろんなお料理が少しづつのった女性好みのランチです。まずはお造り・・・ぶりと帆立です。脂ののったブリがおいしかったです。続いて、メインの大碗盛です。お椀のすのこの下には、お湯とドライアイスが入っており、蓋を外すと、ふわっ~とドライアイスの煙が広がる演出です。(@m@)天空の城みたいな・・・。

他に、茶わん蒸し、だいこん飯、汁物、香物、アイスクリームがついています。

コーヒー・紅茶(各300円)を追加できます。

味は?普通ですが・・・(^^;)お値段、個室(掘りごたつ式)での対応などを考えると、グループなどでゆっくりした食事をするには、いいかもしれません。単品メニューもいろいろあります。

祇園割烹 匠庵 http://shouan.co.jp/index.html

ランチは事前予約がベターです。

 


京都二年坂「はろうきてぃ茶寮」へ行ってきました。

2014年12月03日 | 京都市東山区

昨日、清水寺の「漢字が表す20年の世相展」へ出かけました。紅葉はほぼ終了ですが、すこしだけ見頃のところもありました。詳細は前日ぶろぐにて。

その後、産寧坂を経て二年坂へ・・・。11月13日にオープンした「はろうきてぃ茶寮」へ行きました。高台寺のねねの道手前、二年坂の(始点?終点?)にあります。うどんの「おめん」さんの向かい、トトロのお店と同じ建物です。周辺に馴染んでいて気づかないかも?

入口は、キティちゃんグッズが売っているお店の右奥にあります。ハローキティの本格的な茶寮は世界初出店です。

奥へ進むと、和服姿のキティちゃんが出迎えてくれます。訪ねたのは午後3時頃、待つことなくスムーズに入れました。まだ大々的な宣伝はしていません。これから続々。それでも、国内外、ネットや口コミで情報が広がっているとか・・・。

店内は、ピンクっぽいキティちゃんワールドかと思いきや、意外にも白木でスッキリした感じです。ぱっと見、キティちゃんのぬいぐるみがなければ、キティちゃんのお店と思わないくらいです。お店の方の話によると、男性や年配の方でも落ち着いて過ごせるように、あえてすきっとした感じに仕上げたのだそうです。

「はろうきてぃのおしゃれ生麩パフェ(950円:税別)」を頂きました。わらびもち、あんこ、バニラアイス、生クリーム、求肥餅、キティちゃんの顔はマシュマロかな?リボンは生麩です。想像してたより小さかったけど・・・。(^^;)かわいくてうれしかったです。

よく見るとあちこちにキティちゃんがいっぱいです!お抹茶は手描きの清水焼の抹茶碗で煎れてくれます。高価なので、扱いが大変(><。と、スッタッフさんが嘆いてました。ちなみに、販売の予定は当分ないそうです。でも、そのうちに・・・だ、そうです。もし販売されたら、清水焼の手描きですから、けっこう良いお値段になりますね。

テーブルの足は、キティちゃんのリボン。壁紙もキティちゃん。よく見ると、キティちゃんのボーイフレンドのダニエルくんもいます。(^^)

トイレの鏡、手水鉢もキティちゃん・・・。こちらも、手描きの清水焼ですね~。

中庭にも出る事ができます。ここでキティちゃんを抱いて記念撮影する人もいっぱいいます。石仏もキテイちゃん・・・。

和菓子のお持ち帰りもできます。(入店せずお持ち帰りのみもOK)この日の生菓子は4種類ありました。日持ちは翌日までです。女性の和菓子職人さんが「作ってるとテンションあがります~(^^)」って喜んでました。楽しそうですね~。

リボンがついているのは「古都の雅」栗の形が「里の秋」です。2個で900円(税別)です。

「古都の雅」はふわっとやわらか、甘さ控えめです。「里の秋」は栗あんが入ってとってもおいしかったです。表面にキティちゃんの顔の刻印がされています。家で頂きました。

はろうきてぃ茶寮 http://www.telacoya.co.jp/kt/ 

営業時間10:30~17:30  和の食事メニュー、お子様ランチもあります。

【追記】錦市場には同じ会社が経営している「スヌーピー茶屋」が2016年夏にオープンしました。【先ぶろぐ】 


清水寺「漢字が表す20年の世相展」見てきました。

2014年12月02日 | 京都市東山区

今日は午後から清水寺へ行ってきました。紅葉の見頃も過ぎているので、人が少な目かなぁ~って思いましたが、修学旅行生、外国人観光客と、まだまだたくさんの人で賑っていました。

昨日から12月26日(金)まで、経堂(きょうどう)で「漢字が表す20年の世相展」が行われています。【詳細こちら】「今年の漢字」の20周年を記念して、歴代の今年の漢字(実物)が一堂に展示されています。(観覧無料・拝観無料区域にあります)残念ながら堂内は撮影できません。今月の12日に発表される「2014年の今年の漢字」も、13日よりこの場所に展示されます。*12月27日~31日正午まで本堂展示予定だそうです。

今年の漢字の募集発表が開始されたのは、1995年、阪神・淡路大震災、オウム真理教事件、金融機関の崩壊のあった年です。選ばれた漢字は「震」でした。阪神タイガースが優勝した2003年は「虎」、東日本大震災のあった2011年は「絆」・・・

今年は、どんな漢字でしょう?ちなみに、先日募集ポストに家族3人分、「危:危険ドラック」「泣:号泣会見いろいろ」「圭:錦織圭(^^)」の文字を応募してきました。選ばれそうもないけど・・・(^^;)(13月3日まで募集)

【追記】12月12日、2014年今年の漢字は「税」となりました。消費税が上がった事、税金の使い道などで問題があった事などの理由だそうです。我が家の投票した「泣」は6位でした~。世相展では今年の漢字「税」のパネルは、経堂の入り口付近に展示するためのスペースが設けられていました。

本堂周辺の紅葉は、見頃はすでに終了しています。

本堂からの眺めは、あちこち工事中・・・ちょっと痛々しい感じです。

子安塔周辺は、まだ紅葉が残っているようです。

境内もあちこち工事中・・・。今日は着物姿の修学旅行生をたくさん見かけました。

舞台周辺の紅葉は終わっていても、まだまだ紅葉を楽しめる場所が少しだけ残っています。でも、やはり、今年の紅葉は早めですね。

清水寺 http://www.kiyomizudera.or.jp/ 拝観料:大人300円 小中200円 拝観所要時間60分~ 12月7日まで夜間拝観が行われています。

漢字が表す20年の世相展 主催:公益財団法人日本漢字能力検定協会 【詳細こちら

今年の漢字、以前の清水寺での展示の様子は前ぶろぐにて。

2013】【2012】【2011】【2010】【2009】【2008】【2007】2006

 


京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展&ランチ

2014年10月31日 | 京都市東山区

先日、京都国立博物館で開催中の「国宝鳥獣戯画と高山寺」展を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。展示会を見終わった後は「京へのいざない」の2期展「桃山 秀吉とその周辺」開催中の平成知新館へいきました。。ちょうど大河ドラマも秀吉の時代ですから、より興味深く見る事ができました。秀吉好みのキラキラがいっぱい。(^^)

途中、先日ご紹介した館内の「レストラン ザ・ミューゼ」を覗いたら、席が空いていたので、ランチを頂く事にしました。 今回もテラス席へ。前回訪ねた時に気になっていた「どんぶりランチ」を頂きました。牛丼です。えーっと、普通です・・・。(^^;)1,800円(税別)やはり、前回食べたザ・ミューゼスランチが、コーヒーもデザートもついててお得でお勧めです。【前ぶろぐ】*この日、お昼には少し早目だったので席が空いていましたが、11:30過ぎには10人ほどが待っていました。

平成知新館からの眺め・・・ずいぶん秋らしくなっています。鳥獣戯画展の看板を見ると、待ち時間が「70分」鳥獣戯画を目の前で見る時は「+50分」になっていました。(@Д@;)大変そう・・・。

新登場した館内企画の「さわって発見!ミュージアムカート!」のひとつ「彫刻のカート」では、仏像の玉眼を入れる体験をすることができます。仏像の眼のパーツを外して仕組みを知り、再び組み立てます。仏像の眼を外すなんて、めったに体験できない事で、とっても面白かったです。許可を頂いて写真を撮りました。

この日はとっても良い天気。噴水には虹がかかっていました。

博物館の庭のあちこちに、鳥獣戯画の甲巻から飛び出した動物たちのパネルとハンコがおいてあります。館内に置いてあるパンフレットがスタンプラリー用紙になっています。

スタンプは全部で6つ。飛び出した跡に押して楽しみます。スタンプが全部たまっても記念品などはありませんが、意外に楽しいです。(^^;)右下写真:限定お土産の生八つ橋「おたべ」です。(540円税込)

庭園内にあるお茶室「堪庵」も覗いてきました。紅葉が少しだけ進んでいました。先日訪ねた時【前ぶろぐ】には、咲いてなかったサザンカが咲き始めていました。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

【おまけ】博物館の近くにある七條甘春堂さんへ寄ってきました。現在、店の前に茶席を設けてるようです。なんか、昔の茶店を覗くようで、ちょっと面白い眺めです。室内席もあります。メニューは甘味やお赤飯のランチなどがあります。

お土産に、平成知新館のオープン記念のお菓子「知新」(150円)、秋琥珀(650円)を買ってきました。知新は抹茶餡が入った平たいお饅頭です。けっこうおいしかったです。ここの琥珀は甘さや食感が気に入って、よく買います。季節によって色が変わります。(味は変わりません)*税別価格

七條甘春堂 http://www.7jyo-kansyundo.co.jp/


京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」見てきました。

2014年10月30日 | 京都市東山区

昨日、京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展へ行ってきました。開催初日に覗きに行った【前ぶろぐ】ら60分待ちだったので、少し落ち着いてから行こうかな~と、思っているうちに日がたってしまいました。連日人気で待ち時間がかなりあるみたいだし・・・とりあえず、待つ覚悟を決めてオープンの9:30を目指しました。博物館近くへ行くと・・・ん?人だかり(@Д@;)朝からこんな混雑してるんだ・・・。(私が到着と同時に開門でした)

すでにチケットを持っていたので、そのまま入場して・・・明治古都館を見ると・・・行列のためのテントにはギッシリの人。係りの人が、約30人毎に、順に入場を促していました。ちなみに、待ち時間、混み具合は京都国立博物館がツイッターでつぶやいています。https://twitter.com/izanai_choju (ログインなしで誰でも見れます)

結局、私は、30分待ちで入場することができました。このくらいなら、大したことなかったです。お天気もよかったし~(^^)音声ガイドは佐々木蔵之助さんです。(520円)

今回の展示会では、絵巻の中でも最もよく親しまれ、世界的にも知られる高山寺の国宝「鳥獣人物戯画」全4巻(甲乙丙丁)を1度に見ることができます。(前期・後期で、各巻の前半・後半を展示)また、高山寺中興の僧・明恵上人(みょうえしょうにん)に関わる資料や、国宝「華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)」などの名宝の数々が展示されています。

高山寺は、774年、光仁天皇の勅願によって開創、その後、鎌倉時代に明恵上人によって再興され、後鳥羽上皇より「日出先照高山之寺」を賜りました。真言宗のお寺で、平成6年には、世界文化遺産に登録されています。

明恵上人は、生涯独身を貫き、仏の道一筋に生きぬいた方で、40年間にわたる「見た夢の記録」を続け、端正な顔立ちの美男子だったそうです。紀州生まれで、4歳のとき姿形が美しいので御所に参らせようと思っていた両親の考えに対し、すでに仏門に入りたいと決めておられたそうです実際には8歳の時に母が病死、父も頼朝との戦いで戦死しています。実際に描かれた夢の記録も本展で見ることができます。絵入りでした。

 

たくさんのすばらしい品が展示されていますが、やはり鳥獣戯画はメインという事もあり、ものすごい人気。間近で見ようと思うと待ち時間がかかります。私は10分程待ったかな?絵本やおみやげ品などで鳥獣戯画はよく目にしますが、本物はやはり力強く迫力がありました。多少待っても間近で見ることをお勧めします。

私は、9:30到着、入場は10:00、音声ガイドを聞きながら、全部見終わったのは11:00でした。展示数は、それほど多くないので(十分ではありますが)ゆっくり見ることができます。私が帰る正午頃は入場までは80分待ち、鳥獣戯画の甲巻を間近で見る場合は館内で30分待ちになっていました。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館の展示【前ぶろぐ】も見ることができます。

お、高山寺のある栂尾は、京都の紅葉の名所三尾「高雄・槇尾・栂尾」のひとつです。明恵上人の住居跡、国宝「石水院」では、鳥獣戯画の4分の1のサイズや寺宝のレプリカが展示されています。

いつも見ていたものの本物を、展覧会で間近に見る事が出来るのは、とっても貴重な体験となりました。

栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/ 紅葉時によく訪ねています。【13/11/23】【13/11/12】【09/11/10】【07/11/30】【07/11/16】【07/10/18

おまけ:地下鉄北山駅下車すぐ、京都府立陶板名画の庭には、実物サイズの2倍の鳥獣戯画の陶板絵が飾られています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

この後は、ランチとお土産、常設館などをご紹介します。次のぶろぐにて。


京都国立博物館:レストラン The Muses (ザ・ミューゼス)でランチを頂きました。

2014年10月10日 | 京都市東山区

先日から京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展がはじまりました。出かけたついでに覗いてはきたものの、観覧は60分待ち(詳細は前ぶろぐ)・・・そこで、観覧は次の機会にして、先月リニューアルオープンした平成知新館のレストラン「The Muses (ザ・ミューゼス)」でランチを頂くことにしました・

 

11:50頃・・・やはり、行列(^^;)15人ぐらい待っておられました。ここは、名前を記入して待つのではなく、順に座って(立って)待つしかないです。待つこと30分、ようやく私の番になりました。室内の席に通されましたが、テラス席が空いていたので、そちらを希望し移動しました。

ザ・ミューゼズランチ(2,000円税別)を頂きました。このレストランは、博物館の向かい側(南)にあるホテル、ハイアットリージェンシー京都の経営です。ホテルメイドのスィーツやハイアットクオリティのおもてなしです。

前菜はスープかサラダを選びます。グリーンサラダにしました)メインは5皿から選べます。(ビーフシチューブルゴーニュ風にしました)牛のほほ肉が柔らかでとってもおいしかったです。前歯治療中の私にはうれしい軟らかさ・・・(^m^)

デザートは2種から選びます。(栗のタルトにしました)飲み物(紅茶)・・・タルトは甘さ控えめ栗がホクホクでとってもおいしかったです。

他にランチセット(1,500円)どんぶりランチ(1,800円)、単品もあります。ランチセットの場合は、前菜(スープ又はサラダ)メイン(パニーニかスパゲッティ)に飲み物がついています。どんぶりランチは牛丼のようです。

ニュー写真クリックで拡大します。(シーズンによって変わると思います)席は、室内席はテーブルが詰まった感じなので、お天気のいい日は、テラス席を選んだ方が、非日常的な雰囲気を味わえてよいかもしれません。

なお、レストランは、博物館の入場券(本館・常設館どちらでもOK)がないと敷地内に入れません。レストランのみの利用はできません。左下写真:外から見たレストラン(テラス席) 右下写真:レストランの行列(私が食事を終えた13:00すぎ・・・まだ列は続いていました。ランチは17:00まで対応ですので気長に待ちましょう・・・)

 

レストランのある平成知新館(常設館)からの眺めです。ガラス、水越しに本館が見えます。キレイ~!柱がちょっと邪魔ですけど・・・。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。 レストランについてはこちら

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館↓の展示も見ることができます。

平成知新館オープン記念展「京へのいざない」 詳細は【前ぶろぐ

第1期 9月13日~10月13日 第2期 10月15日~11月16日


京都国立博物館「国宝 鳥獣戯画と高山寺」覗いて・・・

2014年10月07日 | 京都市東山区

今日から京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画と高山寺」展がはじまりました。出かけたついでに覗いてきました。きっと混んでるかなと思ったら「60分待ち!」やっぱり・・・。(^^;)ちなみに、混み具合は京都国立博物館がツイッターでつぶやいています。https://twitter.com/izanai_choju (ログインなしで誰でも見れます)

まぁ、とりあえず入ってみようと、中へ。先月訪ねた時よりも秋らしい雰囲気です。入場券を見せれば敷地内に入ることができます。

中に入っても、やっぱり60分待ち・・・行列はテントの中だから、雨も日照も大丈夫。でも、私は待つのをあきらめ、平成知新館のレストランへ食事に行くことにしました。(詳細は後程・・・ぶろぐて)

 

ランチの後、再び行列を見ると、やっぱり60分待ち・・・。鳥獣戯画展はまたの機会にして、敷地内にあるお茶室「堪庵」を見に行きました。(無料公開)途中には、赤い実。いっぱい落ちててイクラみたい(^m^)なんだろサンザシ?

堪庵の紅葉はまだまだです。でも、柿の葉が色づき始めていました。

もみじは、日の当たるところが少しだけ。ここの紅葉の見ごろは11月末ぐらい、遅めです。昨年の紅葉の様子は前ぶろぐにて。13/12/3】静かでとってもきれいです。

今年の春に、ここを訪ねた時【前ぶろぐ】、小さなもみじの芽がたくさん出てましたが、ぜんぶきれいになくなってました。やはり抜いちゃうのですね・・・。

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

明治古都館(本館)特別展覧会「国宝鳥獣戯画と高山寺」 

前期 10月7日~11月3日 後期 11月5日~11月24日

本館↑の観覧券で平成知新館↓の展示も見ることができます。

平成知新館オープン記念展「京へのいざない」 詳細は【前ぶろぐ

第1期 9月13日~10月13日 第2期 10月15日~11月16日

追記:結局、鳥獣戯画と高山寺展は10月29日に見てきました。【こちら


京都国立博物館:平成知新館オープン記念展「京へのいざない」へ行ってきました。

2014年09月24日 | 京都市東山区

先日、京都国立博物館へ出かけました。5年前に休館となった平常展示館が「平成知新館」として9月13日にオープンしました。オープンを記念の展示会「京へのいざない」の第1期が開催されています。平安遷都以降の約千年間、日本の首都でありつづけた京都は、同時に文化の中心地でもあり、王朝文化、北山・東山文化、桃山文化などの様々な文化が京都の地で花開いています。展覧会「京へのいざない」では、国宝50余点、重要文化財110余点を含む総計約400点の規模です。(Ⅰ期、Ⅱ期の合計)

 

オープンしたばかりは混んでるだろうし、そろそろ少し空いたかも?と、19日(金)に出かけました。11:30頃に博物館に到着、駐車場は入口に3台ほど、収容台数が少ないので20分待ちでした。敷地内は人が少な目でした。明治古都館(本館)には、10月7日から始まる「国宝 鳥獣戯画と高山寺」の案内板が出ていました。

 

音声ガイド(500円)を借りて、いざ入場~。展示品のうちいくつかに番号が提示されていて、その番号を選ぶと解説が流れます。音声ガイドは、展示会オリジナルのものではなく、以前のものを寄せ集めた感じです。以外にあっさりとした解説も・・・(^^;)展示場は注目展示の前には人が集まっていましたが、どの展示もじっくり見ることができました。

 

展示内容は、以前の展示よりはおしゃれ~な感じです。展示の仕方によっては、格段に素晴らしく、ありがたく見えるものも・・・。パンフレットにも掲載されている「伝 源頼朝像」も、これぞ国宝!って感じで展示されていました。平常展示館は2008年の冬、閉館2日前に、まじくんと出かけています。前ぶろぐ】頼朝像も、鳥獣戯画も見ています。

 

館内からの眺めも、なかなか良いです。(^^)なんだかエキゾチック~。

 

フロアには、休憩場所などもあり、のんびり過ごせます。レストランが新設されましたが、この日は満席。常に順番待ちでした。ビストロ風ランチが1500円ぐらいからありました。ハイアットホテルが営業してるみたいですね。

 

ショップにも、面白いものがいっぱいありました。

 

京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

平成知新館オープン記念展「京へのいざない」

第1期 9月13日~10月13日 第2期 10月15日~11月16日

観覧料:大人520円 大学生260円 高校生以下、18歳未満、満70歳以上は無料です。 音声ガイド:500円 観覧所要時間は・・・音声ガイド使用、全館見て、シアター(20分)も見て・・・2時間は軽く超えました。ターゲットを絞って何度か訪ねるのがお勧めです。私的には祇園祭礼図屏風がすごーく面白かったです。

専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料) *収容台数が少ないのでピーク時は公共交通機関をお勧めします。

前回は南山城の古寺巡礼展を見ています。【前ぶろぐ

 


京都国立博物館「南山城の古寺巡礼」展を見てきました&新緑の庭園散策&お茶室「堪庵」

2014年04月23日 | 京都市東山区

昨日から京都国立博物館で開催の、特別展示会「南山城の古寺巡礼」を見てきました。南山城とは、京都府の南、木津川流域に位置する地域です。聖武天皇が一時「恭仁京(くにきょう)」を置いた場所で、奈良・平安時代に創建された古刹が点在しています。

P1110432今回は、仏像や、仏画など文化財や考古遺物など、南山城の歴史と風土、仏教文化の全貌を大規模にご紹介する初めての展覧会です。笠置寺、海住山寺、浄瑠璃寺、岩船寺、酬恩庵(一休寺)等、十数ヶ寺、国宝2件、重要文化財26件を含む約140件です。展覧にあわせて修復されたのか?状態が良いものが多かったです。

←多くの手を持つ珍しい千手観音さんは、とっても大きな像です。通常は42本で千本とみなすそうですが・・・この像は実際に何本あるのか?間近で確かめてみてくださいね。三方面から鑑賞できます。その他、展示されている数々の仏像のお姿は、ふっくらで多少胴長(^^;)、かつての色鮮やかな様子が偲ばれ・・・もともと奈良時代好きの私には、とってもうれしい展覧会です。京都市中心部で見る仏像さんよりも時代が古いものが多いのでとちょっと違います。

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南山城は、京都市内中心部から訪ねるのには多少時間がかかるため、私にとっては、あまり訪ねたことのない場所です。まじくんが小さいときは、何度か保育園をサボって一緒に出掛けた事がありましたが(旅ぶろぐを始める以前の事です)最近は、なかなか時間がとれません。これを機会にまた出かけたくなりました。まじくんはもう同行してくれないでしょうけど・・・(TmT)岩船寺・浄瑠璃寺を訪ねた時のぶろぐが残ってました。【こちら】だだし、ブログ人終了のために写真のみ消えています・・・。残念。

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今回の展示会のオリジナルのお土産を買ってきました。チケットファイル(税込300円)、鶴屋吉信さんの干菓子詰合せ(税込1200円:日持ちは2週間ほどです)

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館内には、子供向けの「南山城のみほとけめぐり。」のパンフレットもあります。質問に答えながら展覧会の仏様をめぐります。中学生ぐらいまでが対象かな?

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展覧会のあと、敷地内をウロウロ・・・。案内図を見てみると・・・9月に新しくオープンする新館は「平成知新館」、本館は「明治古都館」と名前がついています。新館にはレストランもできるのですね~。写真クリックで拡大。

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東の庭は、ツツジや藤の花が咲き始めていました。

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お茶室「堪庵」の様子も見てきました。

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相変わらずの静けさ、新緑がきれいでした。

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足元を見ると・・・もみじの新芽がギッシリ(@Д@;)いずれ、庭師さんに抜かれてしまうのでしょうか?それとも絶えちゃうのかな?堪庵の詳細と紅葉時の様子は【前ぶろぐ】にて。

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展覧会で見た蟹満寺さんのヘビから娘を救ったサワガニの大群みたいです。ワサワサしてます。↓(^m^)

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京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

特別展覧会「南山城の古寺巡礼」は4月22日~6月15日までです。音声ガイドは女優の中島朋子さんです。(収録時間約30分:1台520円)観覧所要時間:60分~ 専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料)

5月11日(土)・18日(土)に小中学生向けの観賞会が開催されます。*まじくんを小さい頃に美術館や博物館へ連れて行ったときの話ですが、子供は思ったことをストレートに声に出します。その素直な感想が聞けるのは親としてはうれしく、先入観なく展示品を見れる事は子供にとってとても良い経験です。しかし、作品の前で親子で感想を話したりしていると、係の方に「お静かに」と注意される事も何度かありました。注意されてマナーを覚えるのも 大切なことだと思いますが、それと同時に、小さな子供が大きな声で感嘆したり、ストレートな感想を言ったりできる展覧会や美術展があればいいのにと、いつも思っていました。・・・「子供向けの鑑賞会」いいですねぇ。(^m^)

この展覧会が終了したら再び9月12日まで「全館休館」です。なお、博物館敷地内(庭散策や茶室見学など)へ入る場合は、展覧会等のチケットが必要です。(敷地入場のみの設定はありません)

 

 

 


「京都東山花灯路2014」行ってきました。高台寺夜間拝観

2014年03月17日 | 京都市東山区

今日は、3月14日から23日まで開催中の「京都東山花灯路(はなとうろ)」へ行ってきました。東山花灯路とは、21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年から東山地域において始まった「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業です。

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期間中は、北は青蓮院から南は清水寺まで、7つの寺社が夜間特別拝観を行っています。今日は「高台寺(こうだいじ)」の夜間拝観を見てきました。境内に入ると、まず、ライトアップした「祇園閣」が見えます。祇園閣は、織田信長の菩提を弔う大雲院の背後に建つ、祇園祭の鉾をかたどった建物です。以前、特別拝観の際に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ

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方丈前庭「波心庭」もライトアップされています。以前は、かなり奇抜なライトアップをして、BGMが流れていた時もありましたが、今年(本日)は音響はなく、静かに移りゆく光を楽しめました。

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庭の3ヶ所に万華鏡をのぞいたような映像が次々と映し出されます。庭のシンボルツリーのしだれ桜も時折ライトアップされます。このしだれ桜は、ソメイヨシノより早く開花します。昨年は3月末にはすでに満開でした。2013/3/28ぶろぐ】昨年は桜の開花宣言が例年より1週間ほど早く3月22日でしたから、今年はもう少し遅いでしょう。

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境内はあちこちがライトアップされています。臥龍池には水鏡のように木々が映っています。高台寺は、年に何度もライトアップを行っています。この池は秋のライトアップの頃が、とても美しく人気がありますが、今の季節のライトアップもとても美しいです。

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その他、竹林、茶室など、散策しながらライトアップを楽しめます。また、方丈内ではきれいに修復された秀吉公とねね様の木像が夜間も公開されています。ちょっと、きれいになりすぎた感?がありました。そして、意外な発見!ねね様って一重だったようです。ドラマなどではおめめパッチリな女優さんが演じる事多いですけどねぇ・・・。

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隣接する霊山観音さんの横顔も楽しめます。霊山観音さんの境内には、早咲の「彼岸桜」があります。【2011/3/31】こちらはその名の通り、お彼岸の頃に咲き始めるので、そろそろ開花かな?と思いますが、残念ながら夜間は閉まっているので確認することができませんでした。

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高台寺 http://www.kodaiji.com/index.html

拝観料:大人600円 中高生250円 夜間拝観所要時間:30分~ 駐車場有(1時間500円、高台寺拝観で1時間無料) 

すぐそばの、高台寺公園では「お絵かき行灯」が展示されていました。毎日先着50名様が無料で行灯の絵を描くことができます。私が訪ねたのは7:10頃で、ちょうど終わったところでした。なお、高台寺公園の総合案内所では、散策マップと一緒に、京都府内のマクドナルドで使用できるポテトとコーヒーの無料券を配布していました。コーヒーはもちろん、ポテトは、子持ちは、超助かります。(^^)

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今日は暖かい夜、たくさんの人が、花灯路を楽しんでいました。ねねの道のソメイヨシノの蕾は、膨らみ始めていました。

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京都東山花灯路 http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html

以前もご紹介しています。 2012 2011  2010  暖かいとはいえ、夜間の散策はじわっと冷えますので、用心してお出かけください。




縁切り・縁結びの「安井金毘羅宮」行ってきました!

2014年03月05日 | 京都市東山区

先日、高台寺でお茶をした後、歩いて5分・・・「安井金毘羅宮」へ行ってきました。祇園側と東大路通側から入る事ができますが、東大路側の参道がわかりやすいです。(安井交番の南側に鳥居↓があります)*祇園側の参道はちょっと猥雑な感じです。(^^;)

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ここは、天智天皇の御代(668~671年)に、藤原鎌足が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と号して、家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことに始まる歴史の古い神社です。その後、崇徳天皇がこの藤を好まれ、久安2年(1146)に堂塔を修造して、寵妃である阿波内侍(あわのないし)を住まわされました。阿波内侍は、平清盛の娘、建礼門院徳子に仕えた女官で、出家して大原の寂光院【前ぶろぐ】に入寺しています。大原女のモデルとも言われています。

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主祭神の崇徳天皇が、保元の乱で讃岐に流され、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って籠られた事から、古来より断ち物の祈願所として信仰されています。また、また、戦によって心ならずも寵妃の阿波内侍と別れざるを得なかったため、人々が悲しい境遇にあわぬよう「幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さる」そうです。

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その象徴としてあるのが「縁切り縁結び碑(いし)」です。高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石で、中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれているそうです。祈願の方法は、まずご本殿に参拝し、次に「形代(100円)」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書き、「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。これでまず悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。そして最後に「形代」を碑に貼ります。

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どっちが表?と、迷わなくても大丈夫・・・足元に「表・裏」が記されています。お願い事は良縁に恵まれますよう等の可愛いお願い事から、望まない縁、夫の?妻の?浮気相手の縁を断ち切りたい等というシビアなお願い事など様々です。良縁に恵まれたカップルがお参りしてもさらに絆が深くなるとか・・・。実際にくぐる姿は・・・貞子?(@m@;)いや、こちらの写真は、京都に研修旅行中の弊社社員のKちゃんです。よい縁に恵まれるといいですね~。(^^;)

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シビアなお願いをしたい人は、碑は24時間開放されていますので夜中がいいかも?とりあえず、私は、夜中に行こうか・・・。わはは、大丈夫、大丈夫σ(^^;)

安井金比羅宮 http://www.yasui-konpiragu.or.jp/

参拝自由 所要時間10分~ *碑に貼ってある形代は数年に1度きれいにされるようです。前回はゲリラ豪雨の後・・・【こちら


法住寺「つり雛展」を見てきました。

2014年03月04日 | 京都市東山区

昨日、三十三間堂の「春桃会」へ行ってきました。詳細は前日ぶろぐにて。その後、隣接する「法住寺(ほうじゅうじ)」の「つり雛展」を見てきました。

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法住寺は、平安時代中期に藤原為光によって創設され、その後、院政期にはこの寺を中心に後白河上皇の宮廷「法住寺殿」が営まれた場所です。三十三間堂は、もともと法住寺殿のお堂のひとつとして造営されたのだそうです。

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堂内いっぱいにつり雛やお雛様が飾られています。つり雛は、江戸時代後期から伝わる伊豆稲取地方の風習だそうです。長女の初節句に、無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両脇に細工を吊し、過去においては庶民の雛壇代りでもあったそうです。最近はあちこちで見かけますね。

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副住職?(息子さん?)に伺ったところ、飾られているものはお寺所有のものだそうです。お祖母様が、伊豆の稲取ご出身で、つるし雛は、ひとつひとつ手づくりされた品なのだそうです。

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京都のお雛様の飾りは、右側にお内裏様・左側にお雛様と、御所風です。ちなみに、一般的には、国際礼儀にのっとり右にお雛様、左にお内裏様です。

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趣味でかわいいお人形さんもたくさん作っておられます。けっこう根気がいる作業ですよね。この先も、がんばって作って、見せていただきたいです。(^^)

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法住寺
 京都市東山区三十三間堂廻り町655  参考サイト【こちら】 つり雛展は2月25日~3月3日まででした(拝観料300円)  以前、義士会法要の様子をご紹介しています。【前ぶろぐ

【おまけ】今年のお雛様に頂いたお菓子です。(^^)V 

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おたべ本館さんの「ひなまつりケーキ」(1,575円)と、俵屋吉富さんの京菓子資料館で頂いた「ひちきり」です。(抹茶とセットで700円)ごちそう様でした。(^人^)


三十三間堂「春桃会」へ行ってきました。

2014年03月03日 | 京都市東山区

今日は、午後から三十三間堂へ出かけました3月3日は「三が重なる日」「三」に因み「春桃会(もものほうえ)」が行われています。三十三間(120メートル)の堂内に安置される千一体の観音様には、華道池坊による献花、桃や菜の花がお供えされ、いつもより華やかです。また、京都島津の7段の立派なお雛様も、中尊の横に飾られています。(堂内は撮影NG)

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今日は拝観料がかからず誰でも自由にお参りできます。境内では、雛うどんやお寿司のお店が出ています。(各500円)そして、恒例の「青空説法会」には、続々と、たくさんの人が集まってきます。

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毎年、説法会でお話して下さるのは・・・瀬戸内寂聴さんです。(体調を崩されてお休みの年もありました)御年91歳、相変わらず元気で楽しいお話に、境内は笑い声でいっぱいでした。(^^)法話は13:00より50分ほどでした。

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三十三間堂の由来は・・・平安時代末、ひどい頭痛持ちだった後白河法皇が医者にかかっても治らず、熊野詣でをして平癒祈願をしたところ「法皇の前世 は熊野の蓮華坊という名のお坊さんで、その髑髏(どくろ)がある川の底にあり、その髑髏を貫いて柳が生えていて、その柳が風に揺れるたびに頭痛がする」とお告げがあったそうです。探すと実際に髑髏があり、その供養のために建てたのが「蓮華王院(三十三間堂)」です。

P1080099_2後白河法皇に命じられて、実際にこのお寺を建てたのは平清盛です。たくさんの仏像建立を命じられてさぞかしびっくりしたのかと思いきや、当時は百とか千とかたくさんの仏像を並べた数量信仰のお寺がたくさんあったのだそうです。それらはすべて焼失しましたが、唯一、三十三間堂だけは1249年に焼失したものの124体の観音様が運び出され、すぐ再建されています。

この日のみの授与の「桃のお守り(500円)」を頂いてきました。私は、仕事上、1年を通じて数々の寺社へ行きます。管理に困るのでお守り類はなるべく頂かない様にしていますが、このお守りは、この日限定・女性限定授与で・・・つい(^^;)せっかくですから、大切に持ち歩こうと思います。

P1080095_2 お守りと一緒に「仏名帳」を頂きました。なんと、千一体の仏様すべてのお名前が記されています。三十三間堂に詣でたら「いとしい故人に会える」といわれるそうです。千一体もの面影のちがう仏像のなかに、思慕する人の面影を見つけることができるからだそうです。ふと、目に留まった仏様、お名前を知って、なるほど・・・という縁があるのかも?

右写真:現在、お向かいの京都国立博物館はリニューアルのため4月21日まで閉館中です。閉館前の様子は【前ぶろぐ】にて。

蓮華王院 三十三間堂 http://www.sanjusangendo.jp/

拝観料:大人500円 拝観所要時間:30分~ 参拝者用駐車場有(40分以内)

三十三間堂さんから歩いてすぐ「七條甘春堂」さんで、お雛様の生菓子を買ってきました。1個357円です。「お雛様」と「ひちきり」です。ここの生菓子お雛様は“ほくっ”と、ひちきりは“しとっ”と、しています。(^^;)ちなみに「ひちきり」という名は、蛤を模した生地の先端をちぎって作られてる事に由来してます。蛤の貝殻は、他の貝と合わない事から貞節の象徴とされています。

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七條甘春堂 http://www.7jyo-kansyundo.co.jp/

以前も、ここのお雛様のお菓子をご紹介しています。【こちら