先日、映画「源氏物語 千年の謎」を見てきました。原作となる小説は早い時期に読んでいましたが、映画は封切されてから1ヶ月ほど?ようやく見に行きました。
私が源氏物語を初めて読んだのは、中学生の時、それ以来、原文はもちろん、いろんな作家さんが訳したものを読みました。今回の映画の小説は、作者の紫式部に焦点があたり(創作ではありますが)ちょっと面白かったです。
映画はどうかな~?と思って見ました。実は、源氏物語の映画を見るのはこれが初めてです。原文とかけ離れてると嫌なので、今まで源氏物語と名のつく映画は見なかったのです・・・。
映画の展開は、小説を読んでわかっていたので・・・私は、ロケはどこ?っていうことばかり見てました。CGもたくさん使われていましたが、京都でもロケ?もしくは背景使用があったようです。そして、一番気になったのは・・・平安神宮かな?と思ってしまった「藤原の郷」でした。岩手県奥州市にあるテーマパークです。現在放映中の大河ドラマ「平清盛」などもここで行われています。
そもそも、この映画を知ったのは(映画の監修をされた)朧谷壽先生の講義でした。昨年の夏の古典カフェでのことです。【前ぶろぐ】テーマが平家物語だったので、翌年の大河は「平清盛」であり、久しぶりの平安時代が舞台のドラマであることも知りました。平安時代のことはわかっているようでわからないことが多く、再現すると予算もかかり、すごく大変とのことでした。確かに、平安時代の事はよくわからない。昨日の事さえ忘れちゃいますからね。σ(^^;)
さて、そろそろお正月(松の内)も終わり、我が家の喪も明けます・・・今年も京都&富山へいろいろ出かけ、ご案内できればと思っております。2月には、春の古典カフェに参加します。なんと、今回のカフェは紫式部ゆかりの廬山寺で開催されます。テーマはもちろん「源氏物語」です。今から楽しみです~。