昨日、宇治の三室戸寺へ出かけました。三室戸寺は、西国三十三所観音第10番札所で、約1200年前、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥の岩渕より出現された千手観音菩薩をご本尊として創建されました。ツツジ(2万株)、シャクナゲ(1千本)、アジサイ(1万株)、ハスの名所で花の寺として親しまれています。
ツツジの花が少し残り、紫陽花にはつぼみがついていました。境内は、土砂崩れの被害を受けた様で、あちこち修復工事が行われていました。紫陽花の季節には復旧するのかな?
階段を登りきったところに、3年ほど前に鎮座された「宇賀神さま」という蛇の神様が・・・。三室戸寺を信仰する娘と蛇のお話にまつわる神様です。撫でると金運などいろいろがアップします。初めて見た時はびっくりしましたが、だんだん馴染んできました。(^^;)
本堂の前の蓮の花は、丸い葉がポコポコ出始めたところです。毎年7月には、大きな蓮の葉っぱに日本酒を注ぎ茎から飲む「蓮酒を楽しむ会」をが行われます。→【前ぶろぐ】
庭園の花があちこち咲き始めています。こでまり、うつぎ、杜若・・・
つつじはまだ満開の木もありましたが、見頃は終了です。満開の頃の様子は【前ぶろぐ】にて。斜面がピンク色に染まります。
遠くに宇治の街が見えます。伏見の京セラ本社ビルも見えました。
しゃくなげはまだ見頃です。あと1週間ぐらいは楽しめそうです。
↓遠くから見ると、実でもついてるのかと思いましたが、白い花に紫の模様がついているしゃくなげです。蘭の花の塊みたい。しゃくなげは、熱帯、亜熱帯、寒冷地・・・広い範囲に生息するそうで、山寺に咲く花としては、華やかな花ですよね~。葉には毒があるとか。(@Д@;)
三室戸寺はよく出かけています。【カテゴリ:京都府宇治市】
三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/ 拝観所要時間60分~
拝観料 大人:500円 小人:300円 駐車場500円
おまけ:帰りに宇治川へ寄りました。川面に目をやると怪しい影?・・・鵜のようです。野生なのか?脱走鵜なのか?けっこう長い時間、川に潜っては顔を出し、魚を獲っていました。見てると飽きません。
宇治橋の東詰にある「お茶の通園」さんのカフェで甘味を頂いてきました。創業は平安末、茶店としては日本一、世界一古いお店です。このお店の初代は、平氏政権下に源氏の長老として中央政権に留まった源頼政の家臣の古川右内(ふるかわうない)という武士で、晩年、この場所に庵を結んでいたそうです。
主君の源頼政が平氏の専横に不満が高まる中、打倒平氏の以仁王(もちひとおう)の令旨(りょうじ)を奉じ、宇治で決戦に及び、平等院で自刃した際、初代通圓もその後を追っています。自刃した場所が平等院内の扇之芝です。詳細は【前ぶろぐ】
お茶の通園 http://www.tsuentea.com/
なお「通圓」さんのそばには、以前紹介した「駿河屋」さんもあります。【前ぶろぐ】ちょこっと団子を食べたいときは駿河屋さん、ゆっくり甘味を楽しみたいときは通園さんがおすすめです。新茶の季節、宇治にでかけましょう。
川鵜ですか、なるほど。
確かに、潜った位置から次に顔を出す位置が
かなり離れれて、予想できず、写真も撮れず(><)