今日は、3月14日から23日まで開催中の「京都東山花灯路(はなとうろ)」へ行ってきました。東山花灯路とは、21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年から東山地域において始まった「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業です。
期間中は、北は青蓮院から南は清水寺まで、7つの寺社が夜間特別拝観を行っています。今日は「高台寺(こうだいじ)」の夜間拝観を見てきました。境内に入ると、まず、ライトアップした「祇園閣」が見えます。祇園閣は、織田信長の菩提を弔う大雲院の背後に建つ、祇園祭の鉾をかたどった建物です。以前、特別拝観の際に詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】
方丈前庭「波心庭」もライトアップされています。以前は、かなり奇抜なライトアップをして、BGMが流れていた時もありましたが、今年(本日)は音響はなく、静かに移りゆく光を楽しめました。
庭の3ヶ所に万華鏡をのぞいたような映像が次々と映し出されます。庭のシンボルツリーのしだれ桜も時折ライトアップされます。このしだれ桜は、ソメイヨシノより早く開花します。昨年は3月末にはすでに満開でした。【2013/3/28ぶろぐ】昨年は桜の開花宣言が例年より1週間ほど早く3月22日でしたから、今年はもう少し遅いでしょう。
境内はあちこちがライトアップされています。臥龍池には水鏡のように木々が映っています。高台寺は、年に何度もライトアップを行っています。この池は秋のライトアップの頃が、とても美しく人気がありますが、今の季節のライトアップもとても美しいです。
その他、竹林、茶室など、散策しながらライトアップを楽しめます。また、方丈内ではきれいに修復された秀吉公とねね様の木像が夜間も公開されています。ちょっと、きれいになりすぎた感?がありました。そして、意外な発見!ねね様って一重だったようです。ドラマなどではおめめパッチリな女優さんが演じる事多いですけどねぇ・・・。
隣接する霊山観音さんの横顔も楽しめます。霊山観音さんの境内には、早咲の「彼岸桜」があります。【2011/3/31】こちらはその名の通り、お彼岸の頃に咲き始めるので、そろそろ開花かな?と思いますが、残念ながら夜間は閉まっているので確認することができませんでした。
高台寺 http://www.kodaiji.com/index.html
拝観料:大人600円 中高生250円 夜間拝観所要時間:30分~ 駐車場有(1時間500円、高台寺拝観で1時間無料)
すぐそばの、高台寺公園では「お絵かき行灯」が展示されていました。毎日先着50名様が無料で行灯の絵を描くことができます。私が訪ねたのは7:10頃で、ちょうど終わったところでした。なお、高台寺公園の総合案内所では、散策マップと一緒に、京都府内のマクドナルドで使用できるポテトとコーヒーの無料券を配布していました。コーヒーはもちろん、ポテトは、子持ちは、超助かります。(^^)
今日は暖かい夜、たくさんの人が、花灯路を楽しんでいました。ねねの道のソメイヨシノの蕾は、膨らみ始めていました。
京都東山花灯路 http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html
以前もご紹介しています。 2012 2011 2010 暖かいとはいえ、夜間の散策はじわっと冷えますので、用心してお出かけください。
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