一昨日、大原へ出かけました。最初に寂光院の桜を見てきました。詳細は【前ぶろぐ】にて。続いて「三千院」へ・・・。参道は新緑がとてもきれいでした。
三千院の創建は、最澄(767~822)が比叡山延暦寺建立の際に、草庵を結ばれたのがはじまりで、別名を梶井門跡、梨本門跡ともよばれる天台宗五箇室門跡のひとつで、皇族が住職を務めた宮門跡です。明治4年の法親王環俗以後、三千院と称されるようになりました。
御殿門の紅しだれ桜がまだ見頃でした。↑
客殿から見る景色は桜・・・ではなく、すでにしゃくなげが見頃でした。
国宝の阿弥陀三尊像を祀る「往生極楽院」周辺もしゃくなげがたくさん咲いています。弁天池には散った桜の花びらと落ちた椿がたくさん浮いていました。
池のそばにはかわいいわらべ地蔵さんがいらっしゃいます。
そして、金色不動堂へ・・・5月31日まで秘仏の金色不堂明王像が御開扉されています。平安時代作で重要文化財に指定されています。
周辺の桜はまだ見頃でした。
桜の他にもたくさんの花が見頃です。八重桜はこれから見頃を迎えます。
観音堂の紅しだれ桜も見頃でした。
ここには八万四千体の観音様が奉納されています。1口10,000円だそうで、奉納すると参拝料がかからないみたいです。詳細は写真クリックで拡大
観音堂のそばでお抹茶もいただけます。
お茶を頂くこの場所のそばには、私が気になる「紅しだれ桜」が1本あります。私の故郷・・・富山県の八尾町ゆかりの「越中おわら桜」です。実は、毎年秋のお彼岸には三千院と聞名寺との縁で、富山の民謡:越中八尾風の盆おわら踊りが奉納されているのです。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。
お茶席からは、石を25の菩薩に見立てた「二十五菩薩 慈眼の庭」が見えます。
あじさい苑内の遊歩道を歩くと・・・大原の石仏「売炭翁石仏」があります。
帰りに売店でお土産にわらべ地蔵さんのクリアファイルを買ってきました。はがきが収納できるサイズです。(200円)
三千院 http://www.sanzenin.or.jp/ 拝観所要時間:40分~ 拝観料:一般700円 中学生400円 小学生150円 *駐車場は周辺にあります。(1日:乗用車400円~500円)
三千院周辺は以前もご紹介しています。【13/12/5】【13/11/17】【13/11/16】【13/11/1】【2007/9/23】【2007/4/14】
この日は、トミーズツアーの「大原三千院と寂光院」のバスも来ていました。秋と比べると春の大原は静かでのんびりできます。皆様、楽しんで頂けましたでしょうか?またご参加お待ちしていま~す!
富山発着:日帰り京都の旅
http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#kyoto
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