まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:紫陽花の和菓子

2008年06月29日 | グルメ・お土産

梅雨明けが待ち遠しいこの頃・・・でも、なかなか明けませんねぇ(T0T)京都は昨夜から激しい雨が降ったりやんだりです。

6月の初めごろから見ごろだった紫陽花もそろそろ見ごろも終わりでしょうか?紫陽花は、色が変化することから花言葉が「移り気」なんていわれますが、実は、その花びらは散らないのです。なんて一途???え?しつこい?・・・正確に言うと花に見える場所は装飾花【前ブログ】で、花びらだと思っているのは「がく」ですから、散らないのです。そのまま色あせて枯れるだけだそうです。ありゃりゃ(^^;)

この季節、紫陽花のお菓子がたくさん出ています。少し紹介させていただきます。まずは鶴屋吉信さんの「季のこよみ(735円:箱10㎝角ぐらい)です。季節ごとにでる琥珀糖です。今は紫陽花が出ています。

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装飾花(がく)が丸い形の「おたふくあじさい(うずあじさい)」みたいです。味は甘めでお抹茶に合います。日持ちは20日です。そういえば、以前紹介した七條甘春堂さんの夏琥珀【前ブログ】のほうがあっさりしています。

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続いて、仙太郎さんの「あづさい」です。(577円:箱直径105ミリ)仙太郎さんは近くの産物にこだわり、無添加・無着色の和菓子をつくるお店です。「ご存じ最中」が有名です。あじさいのほんのりピンク色は紫芋、葉はお抹茶で色がつけられています。日持ちは20日ほどで、やわらかいシャリシャリした琥珀です。ピンク色の琥珀は、紫芋が効いているのか、しっとりした感じでおいしいです。

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ちなみに紫陽花の語源は「青い花が集まっている」ので、集めるの意の「あづ」に青の意の「さ藍」で「あづさあい」から「あじさい」となったという説があるそうです。この商品「あづさい」も語源に由来しているのでしょうね。

なんだか素敵な名前です。なのに・・・まじくんがお菓子の蓋をあけて言ったのは「あ!まぐろや・・・」でした。(ーー;)

季節をたっぷり味わえる和菓子っていいですよねー。これから夏に向けて涼しげな和菓子が出てくるのが楽しみです。


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