昨日、城南宮で行われた「お火焚祭」へ行ってきました。「お火焚き」とは、江戸時代から京都地方などで行われる神事で、陰暦11月に社前において火を焚き、祝詞や神楽で神意を慰めるもので秋の収穫感謝の新嘗祭のひとつです。また、古くから庭燎(にわび)を焚いて神楽を舞ったものの名残であるとも言われています。
お火焚き祭は、交通安全祈祷殿の前で、午後2時から3時半ぐらいまで行われます。(参加無料)まず、参詣者をお祓いし、神殿にお供えをします。お供えの際の神職さんの仕草が、とてもゆっくりで美しいです。
そして火床に種火を使って火を入れます。昨日は日曜ということもありたくさんの人でした。
火床には、参詣者が納めた願い串(奉納料300円)が次々と入れられます。そして、宮司さんにより榊葉や塩、水などが、くべられます。途中、何度か、参詣者全員で詞を唱え、無病息災、家内安全を祈願します。今年の火は安定した火でした。昨年【前ぶろぐ】は、すごく高く燃え上がってた感じでした。
その後「浦安の舞」が奉納されます。浦安の舞は、1940年の「皇紀二千六百年奉祝会」の全国の神社で行われた奉祝臨時祭のために作られたものです。国風歌舞や全国神社に伝わる神楽舞を下地に、作曲作舞した神楽舞です。「浦安」とは心中の平穏を表す言葉です。また日本書紀には、日本の事を浦安の国と記されています。
動画を撮ってきました。
城南宮:お火焚き祭の神楽奉納「浦安の舞」2016
終了後は、火床に近づく事ができます。 思ってたより熱いです。このそばで舞うのは熱いんじゃないかな・・・。
城南宮は、来年、本殿の修理のために40年ぶりに遷宮が行われます。修理後は、本殿は現在の檜皮葺の屋根からチタン建材の屋根になります。檜皮葺は材料入手や維持が困難…苦渋の決断ですね。2017年2月より修理が始まりますので、来年の初詣が檜皮葺屋根の見納めとなります。
現在、七五三参拝のため、境内には菊花や写真撮影用のパネルなどで飾られて、京都のあの会社のキャラもいます。(^m^)
参拝、駐車場は無料 神苑拝観:大人600円 小中400円 神苑拝観所要時間:20分~ 城南宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索してみてください。
今年も沢山のリポートと素敵な写真の数々… お疲れ様です。
さて、20日の『お火焚祭』… 行かれたんですね。しかも、動画までUP… まことにありがとう御座います。
『浦安の舞』ですが、今年も同じペアで臨んだようで、きっと去年を上回る上出来だったと思います。如何でしたか?(^w^)
日曜日と重なったおかげで、我等もその一部始終を初めて拝見できまして、その厳かな気にすっかり酔いしれて帰ったのですが、「まじくんママさん」が直ぐ近くに居たのですねぇ。
何だか恥ずかしいような嬉しいような不思議な感じです。
ご挨拶できるとよかったなぁ… (*^^*)。
さて、宮司様曰わく「例年以上に高く幾度も燃え上がった炎」の吉兆を励みに、良い歳を迎えたいものですね。
… っと、年の瀬を語るには少し早過ぎました(笑)。
来る師走もまだまだ行事目白押しの京都ですね。(^-^)
日曜だし、もしかして・・・って思っていました。
ご挨拶…そうですね~、正体σ(^^;)が見破られたら、ぜひ!
昨年とおなじペアだったのですか。
すごく揃っていて、すごいな!って思ってました。頑張った甲斐がありましたね。
さて、気が付けば、師走!頑張ります!