『 気嵐の立つ朝 』
森川 雅昭さん 撮影
先日のこの日記で、おかしくなくても笑いましょう!と書いた。
もちろんそれは大事なことに変わりはないが、私の心理学の先生から聞いた
エピソードを思い出した。それは先生の講演の数日後に苦情が入って、
生徒の家族からで家のおじいさんが突然大声で笑い出して家族一同愕然とし
慌てたと言うことだった。
やはり朝一番の鏡の前か、午後1人で何かをしている最中に家の中で笑うのが
良いのだろう。或いはTV等で良質でセンスのあるお笑いやくすぐりに大声で
笑うのが一番だろう。家の中ならせいぜい驚くのは猫か犬か、インコが首を傾げ
る位だろうから。
しかしそのTVを見ていても、ニュースは暗いし腹立つことばかりだ。
最近のお笑い番組と来たら、やたらと賑やかで或いは若い大勢の芸人達が手を叩いて
笑い、自分たちが大はしゃぎで大笑いしている。これには却ってしらけて笑えないのが
多い。芸人達の馬鹿騒ぎに決して無理に笑うこともないが、それとも政治家の質問のつぼ
を外した答弁に呆れたり思わず苦笑したりばかりだが、これでも効果はあるのだろうか。
下らない話でも大いに笑ってやろうじゃありませんか。