うちは真言宗豊山派なのでクリスマスとは無縁の筈だが、今では冬の一つの
風物詩というか大きな行事であって、我が家でもいつの間にかこの時期には
こんな飾りが出現する。
何となく昔から商業主義に踊らされている感じはするが、若い頃にはプレゼント
を貰ったりカードが届いたりして嬉しい気分を味わった。
今ではそんな事もなくクリスマス気分は極めて薄い。昔の東京の家でも今頃は
正月準備で忙しく慌ただしいだけだった様な気がする。
それでも今は孫達も含めて皆で夕食を囲む。いつもより一寸ご馳走があって
いつもは食べない銀紙とリボンに飾られたローストレッグがあり、ワインで
乾杯(私は直ぐに日本酒にするが)で暖かいホッコリした夕べを味わう。
こんな人の心を暖かくさせる力で、世界の各地の紛争が収まればと願う。
イスラム教、ロシア正教等々様々な宗教の違いとは、その民族の違い同様に
根深くなかなか理解も妥協も出来ないようだ。
その意味では日本ではキリスト教も仏教も神道も穏やかに共存している。
このように世界でも各民族や宗教が平和に共存共栄出来ないものだろうか。
キリスト教のお陰で、今は大売り出しもあるし楽しいイベントや美しい
イルミネーションで町中が彩られて心が浮き立つし、家では皆が集まるし
ご馳走とケーキのパーティがあるのだからイエスキリストに感謝である。アーメン!
序でに南無阿弥陀仏……。