私の家族で希死念慮のある者があって
そのとき先ゆく仲間の一人が「本当に死にたいんなら死にたいって言わずに行動するもんだから、言ってるうちは言ったるだけ」と
怒りではなく、悲しみがわいた。
ちがう、ちがうよ、と。
私は、死にたいと言う人は決して嘘を言ってないと思うし、真剣に受け止めたい。止めることはできないけど。
でも、今日読んだところによると、真剣に受け止めると、本人が病気から降りられなくなる…という。
私は「ハイハイ、忙しいからあとでね」とか、「みんなも辛いんだよ、あなただけじゃない」とかで、口を塞がれる痛みを知っている。そうしてきたから。
だから、仲間にただただ聴いてもらったとき、すごくひるんだ。
最後まで喋ったことがなかったので、そもそも最後までしゃべれなくて、いつも尻切れとんぼになった。最後自分の言葉でなく、社会や教科書の言葉で締めくくった。
それでも、どんなときも、ただただ聴いてくれる仲間がいたから、死にたいというひとの話を聴けるようになった。
でも…
病気から降りられなくなるっていう本人の困りごとも、本当なんだろうな…
最近、たてつづけに、死について仲間の口をかりて神さまが語りかけてきたんだよ
今日の読み物もそうだった
今日一日