本日もご来店有難うございます。
金曜の夜に、とどいたばかりの本を抱えて
ベッドに入るのはこの上ない幸せです。
しかし今宵は良質な本を読む楽しみとともに
ひとつのテーマもベッドに持ち込んでみます。
「山へ入って草を刈ろう~草刈十字軍17年の軌跡」
ことの発端は、
友人(信州気候フォーラムのamadeusさん)が、
森林に関るようになったきっかけが
「草刈十字軍」の映画を自主上映したのがはじまりだった
という話。
(聴覚障害者の方のために手作りの字幕をつけたそうです)
興味を持った私が
草刈十字軍と足立原先生について調べていたら
この本を紹介してくれました。
そしてそのときに紹介してくれた
本の冒頭の文章が非常に印象に残りました。
*************
「山へ入って草を刈ろう~草刈十字軍17年の軌跡」
(足立原貫 野口伸 著)より
コトをおこす者は、もともと地位もないところに地位をつくり、
責任もないところに責任を生じさせる。疑うこともなく自ら
かって出るべきものとして生じさせたその”責任”を、自ら
果たそうとしてコトを起こすのが、「運動」というものの本筋で
あろう。
コトをおこすこととなるには、それに先立つ”事件”がある。
しかし「運動」の対象となるそういう”事件”は、もともと
”事件”であったのではなく、コトをおこす側が、それを
”事件”と受けとめるのであり、その”事件”に対処する
”責任”を自らに課して、「事件処理」のためにおこすコトが
”運動”として展開されるのである。
************
そしてそのときの友人の言葉をそのまま引用すると、
「足立原さんは、造林地への除草剤の空中散布を”事件”ととらえ
コトをおこし、それが草刈り十字軍となりました。
ぼくたちは、気候変動を、そして持続可能性を阻害するあらゆる
ことを”事件”としてとらえているのだろうと思います」
確かにそうなんです。
私の中では、気候変動は事件であり、
持続可能性のある社会が理想。
しかし「事件」が起こっている割には、
私はまだ何もできていないなあ。
ブログ書いたり、原稿書いたり、
リサーチしているだけでではなくて
(勿論、この活動は凄く大切)
実際に行動していきたいなあ・・・。
と思いました。
その後、彼の言葉を引用する許諾(?)を貰うために
ここまでの文章の草稿を送ったところ
こんなアドバイスをもらいました。
***********
「行動」のことは、あまり気にしないほうが
というのか、焦らないほうがよいと思いますよ。
その時の、その人の状況にあった「行動」って
ものがあるはずで、無理をしてまで行動、
いわゆる行動ってやつですね、それをする必要は
ないと思いますよ。
自分自身の継続性、持続性も大切だから。
そういう意味からすれば、くまさんは、くまさんを
とりまく環境と自分自身の状況からして、十分に
行動していると思います。
***********
ふむふむ。
■焦らないほうがよい
■無理をしてまで行動しなくても良い
■自分自身の継続性、持続性も大切
りょうかいです。
子供を育て仕事をしながら、
あんまり丈夫とはいえない心と身体を
どうマネジメントし無理なく持続的に行動していくか、
それがこれからの大きなテーマだと思いました。
友達(先輩?)っていいなあ。
さんくす。
ちなみに行動する人amadeusさんの森の話は
こちら
経由でご覧になれます。
ではでは、みなさまおやすみなさいませ。
良い夢をみて下さいね。
本とテーマを持って、すいみんlove




金曜の夜に、とどいたばかりの本を抱えて
ベッドに入るのはこの上ない幸せです。
しかし今宵は良質な本を読む楽しみとともに
ひとつのテーマもベッドに持ち込んでみます。
「山へ入って草を刈ろう~草刈十字軍17年の軌跡」
ことの発端は、
友人(信州気候フォーラムのamadeusさん)が、
森林に関るようになったきっかけが
「草刈十字軍」の映画を自主上映したのがはじまりだった
という話。
(聴覚障害者の方のために手作りの字幕をつけたそうです)
興味を持った私が
草刈十字軍と足立原先生について調べていたら
この本を紹介してくれました。
そしてそのときに紹介してくれた
本の冒頭の文章が非常に印象に残りました。
*************
「山へ入って草を刈ろう~草刈十字軍17年の軌跡」
(足立原貫 野口伸 著)より
コトをおこす者は、もともと地位もないところに地位をつくり、
責任もないところに責任を生じさせる。疑うこともなく自ら
かって出るべきものとして生じさせたその”責任”を、自ら
果たそうとしてコトを起こすのが、「運動」というものの本筋で
あろう。
コトをおこすこととなるには、それに先立つ”事件”がある。
しかし「運動」の対象となるそういう”事件”は、もともと
”事件”であったのではなく、コトをおこす側が、それを
”事件”と受けとめるのであり、その”事件”に対処する
”責任”を自らに課して、「事件処理」のためにおこすコトが
”運動”として展開されるのである。
************
そしてそのときの友人の言葉をそのまま引用すると、
「足立原さんは、造林地への除草剤の空中散布を”事件”ととらえ
コトをおこし、それが草刈り十字軍となりました。
ぼくたちは、気候変動を、そして持続可能性を阻害するあらゆる
ことを”事件”としてとらえているのだろうと思います」
確かにそうなんです。
私の中では、気候変動は事件であり、
持続可能性のある社会が理想。
しかし「事件」が起こっている割には、
私はまだ何もできていないなあ。
ブログ書いたり、原稿書いたり、
リサーチしているだけでではなくて
(勿論、この活動は凄く大切)
実際に行動していきたいなあ・・・。
と思いました。
その後、彼の言葉を引用する許諾(?)を貰うために
ここまでの文章の草稿を送ったところ
こんなアドバイスをもらいました。
***********
「行動」のことは、あまり気にしないほうが
というのか、焦らないほうがよいと思いますよ。
その時の、その人の状況にあった「行動」って
ものがあるはずで、無理をしてまで行動、
いわゆる行動ってやつですね、それをする必要は
ないと思いますよ。
自分自身の継続性、持続性も大切だから。
そういう意味からすれば、くまさんは、くまさんを
とりまく環境と自分自身の状況からして、十分に
行動していると思います。
***********
ふむふむ。
■焦らないほうがよい
■無理をしてまで行動しなくても良い
■自分自身の継続性、持続性も大切
りょうかいです。
子供を育て仕事をしながら、
あんまり丈夫とはいえない心と身体を
どうマネジメントし無理なく持続的に行動していくか、
それがこれからの大きなテーマだと思いました。
友達(先輩?)っていいなあ。
さんくす。
ちなみに行動する人amadeusさんの森の話は
こちら
経由でご覧になれます。
ではでは、みなさまおやすみなさいませ。
良い夢をみて下さいね。
本とテーマを持って、すいみんlove





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