少しイメージをハイソにしようと
姑息にも高級ホテルネタ。
しかも、父が赴任していて大学時代入り浸っていた
シンガポールです。
懐かしい・・・。
グランド・ハイアット・シンガポールは
その頃はなかったと思うのですが、
とにかくそこの環境プロジェクトです。
ホテル業界もCO2削減が本格化しているようですね。
まず、ランドリー施設では、
すすぎの最終段階で使用した水を次の洗濯に利用するそう。
(この機能、普通の洗濯機にも欲しいですう)
全客室の窓に紫外線を防ぐソーラーフィルムを貼り、
(このフィルムも欲しいです)
空調の負荷を軽減するそう。
シンガポールは日差し強いですからね~。
ホテル内のトロピカルガーデンに撒く水には、
「ニューウォーター」と呼ばれる通常の下水処理がされた水を、
飲用可能な水準まで高度処理し、利用しているそう。
(これは、そこまで綺麗にしなくてもいいんではないか?)
そのほか、ホテル内で電力生産した余熱で湯や蒸気を利用する
トリジェネレーションについても取り組んでおり、
(コジェネの先がトリジェネ?)
これにより年間約3000トンのCO2削減、
35%のエネルギー利用率が可能になそうです。
「ハイアットのCO2削減を体験しない?」
という誘いの言葉もありかしらん。
JTBのカーボンオフセットツアーでハイアットにお泊りデート。
「洞爺湖サミットについて」がピロートークか?
結局、おばかな話になってしまいました。
すみません。
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P307HDiさんがこんなコメントくださいました。
大規模施設のコジェネ (P307HDi)
2008-04-05 02:31:31
ホテルなどの電力と空調・温水を大量使用する
大規模施設では、電力を購買するよりも
コジェネレーションシステムによって自家供給するほうが、
イニシャルコストはかかるもののランニングコストは安くつく、
という事情もあるようです。
最近のコジェネレーションシステムは
超高効率化が進んでいますし、
モノによっては廃食用油をそのまま混焼させることが
できるものもあります。
ホテル内で発生した廃食用油をコジェネで燃焼させる・・・
これはバイオディーゼルより遥かに
無駄のない廃食用油の使用法です。
視点を変えると、
百貨店やホテルにこのようなコジェネレーションシステムを
設置することは、大規模災害時に
電力等を自家供給できる緊急避難先を確保することになり、
都市の耐障害性を高める公共インフラとしての側面も
あるように思います。
何より
「いざというとき市民の頼りになる」
という事実はブランドイメージの向上にはもってこいでしょう。
中国に進出した日系資本の大型店でも
大規模停電時に自家発電で営業を続け、
生鮮食料品等を市民に継続供給して評判になり、
それ以後固定客が増えたそうです。
自家発電装置は米国製の1台が数千万円もするものを2台。
高価格のため開業前には必要性を疑問視する声もあったようですが、
日本国内と同様のサービスクオリティを確保する
という理念のもと設置することとなり、
結果的にじゅうぶん元がとれたそうです。
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いつも有難うございます。
コジェネレーションシステムとは、
一種類のエネルギー源から複数のエネルギーを取り出すこと。
とくに、発電の際に生じる熱エネルギーを
再度発電に利用すること。
廃熱発電。熱電併給。熱併給発電の総称です。
P307HDiさんのブログは、
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