2008年10月16日、パナソニック電工は、省エネ性の高い住宅用照明器具合計19品番を10月21日より順次発売することを発表しました。
同社は従来より、LED、パルックボール、ツインPaなど省エネ性の高い住宅用照明器具「エコ商品」※1を多数展開しています。
今回、LEDダウンライトとパルックボール採用器具の品種を拡充。新光源「パルックボールプレミアQ(クイック)」採用の器具も含め、合計19品番を発売します。
また、省エネ照明器具の品揃え強化と平行して「
あかりのエコアイディア」として「エコ商品」をCM、ポスターなどを通して消費者へ提案し、照明器具の取り替えについて啓発していきたいとしています。
また2009年春には住宅用LED照明器具を100品番以上拡充予定とのこと。
これらを通じ2012年度には住宅用照明器具の販売構成比(金額ベース)に占める「エコ商品」の割合を現在の50%から70%へ引き上げるとのことです。
中でもE26口金対応器具は出荷台数ベースで現在47%が白熱灯器具ですが、2012年には90%をパルックボール器具にし、省エネ戦略をさらに加速していきたいとのことです。
※1
ツインPa、パルックボール、FreePa、LED製品、ブライトフェイス
■ 同社の省エネ推進戦略
(1) 品揃えの強化で施主への提案力向上
今回の品揃え拡充で「エコ商品」は合計約2,100品番。
幅広い製品で、「家一軒まるごとエコ商品」のあかりプランなど、
施主への提案力を向上。
(2)「あかりのエコアイディア」として消費者の意識を喚起
2007年10月より開始した「あかりのエコアイディア」の啓発活動を引続き実施。
2008年4月より「あかりのエコアイディア」のCMを放映し、幅広いエコ商品群について訴求。
【あかりのエコアイディアについて】
同社では、CO2排出と電気代を抑える数々の独自技術を生み出し、それを「エコアイディア」と名づけ、地球温暖化防止のために積極的に推進しています。
照明器具の分野でもその技術を活用し「あかりのエコアイディア」として環境への取り組みを加速させています。
(3) 海外でもエコアイディア
同社主照明の主力製品「ツインPa」を中国名「TwinPa」として2005年より中国市場で販売開始。2008年上期には、専売店ルートへの売り場作りを拡大し、市場に対する露出度を上げたことなどにより、2005年度上期に比較し約570%増の販売台数約10,000台(08年度上期累計)を達成しています。
今後も中国をメインに販売を継続。2010年には海外での「ツインPa」売上12万台/年を目指すとのことです。
■ニュースリリース
http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0810/0810-8.htm
■問い合わせ先パナソニック電工株式会社
照明事業本部 インテリア照明事業部 事業企画グループ
TEL 06-6908-1131(大代表)
あかりの総合サイト
http://panasonic.jp/sumai/lighting/