歳

誕生日でした。
また一つ歳食ってしまいました。
とうとうアラフォーの扉を開けました。
出来ればそのまま扉を閉めて、引き返せたら…なんて(笑)

この歳になると、別段誕生日に何かをして欲しいとか一切思わなくなり、
何とかお祝いをしてくれようとする嫁さんには、肩透かしばかり食わせてしまっている。

なので朝一、日の昇らぬ内に車に乗り込み、
嫁さんと一緒に日の出…というか朝焼けを見に行きました。
特に意味がある行動ではないんですけど、
今までやった事のない何かをしてみたかったので(笑)

車中、ずっとハッピーバースデーの歌を歌ってくれる嫁さんは
まるで子供のように、そして我が事のように喜んでくれた。

大台に乗りかかった年齢になり、
この無邪気で健気な嫁さんに、何を残してやれるだろうかと考えた。
今のとこ何もない、と速攻で答えが出る辺りが情けないやら悲しいやら。

でも
残す努力はもう始めて久しい。
後は形にして、嫁さんの目の前に差し出すだけだ。

ここまでの人生で、必死に何かを掴み取る努力をしたことがなかった。
当然、何もそこには残らず、誰に何を与えられるでもなかった。


生まれて初めて努力というものに、惜しまず恐れず挑んだ。
だからといって結果が出るとも限らない。

しかし、栄光を掴んだ人たちは、皆必ずと言って良いほど努力している。

これはもう、死ぬまでずっと僕のテーマだ。

幾つになろうが、何があろうが、挑み続ける。
後先に囚われず、努力を続ける。弛まずに進む。