一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

たった一度の人生

2018-05-02 20:51:45 | 日記
人は何度も生まれ変わったりするという死生観もあるけれど、
誰にもそういった経験というか記憶はないからか、人生はたった一度だという言葉がこの世にはあって。
ホントかどうかは知らないし、どうだっていい気もするけど。

その言葉は、忘れた頃に耳にする。
人生は一度きりだ、ってやつ。

でもその考え方がもし真実だったとして、だからどうするというのだろうか。
そう感じずにはいられない人間が本当に多い。
要は、「一度きりだから悔いのないように」という意味を穿き違えている奴だ。

一度きりだから、暴食の限りを尽くすの?
一度きりだから、怠惰に塗れるの?

一度きりだからって、他人にウソばかりついて裏切って傷付けて陥れて。
一度きりだからって、小さな欲望に感けて時間を無為に過ごし、挙句の果てにこんなはずじゃなかったと愚痴を吐く。

多くを求めている体ではあるものの、結局それに向けた努力をしないもんだから
終に手に入れたものと言えば砂の楼閣、泥の船。

自業自得とか因果応報っていう言葉は、伊達や飾りで考えられた言葉じゃないと思うけどなぁ。

別に他人のことだから、どうだって良いんだけど。
どうだって良いんだけども、「人生は一度きりだぞ!」って言ってくるヤツに限ってそういうヤツだったりする。


勘違いしちゃいけないと僕は思う。

一度きり。

もしもそうなのだとすれば、そのたった一度の短い時間をよそ見に使っちゃダメだろう。

さすがにどんなバカでも、よそ見してる自分自身を「俺は真っすぐ前を向いてるぜ!」なんて嘯かないでしょ?(笑)

よそ見してたら時間は当然その分、過ぎて行く。
過ぎた時間は戻らないし、もっと有用に使っていたら…などと嘆いても何もならない。
考えなくても分かることだ。

考えなきゃならないのは、自分が一体「何を一番大事に思っているか」じゃないのかなぁ。

ウソついたり自分を正当化したり、ちっぽけな見栄を張ったり誰かを陥れたり…。
そんなことをするのが「一番大事なこと」なんだと言うのなら、別にそれは良いんだろうけど。
実に充実した人生でしょうし(笑)

一度きりの人生を無為で埋め尽くすように自ら選択し続けて、
その結果「こんなハズじゃなかった」というのはムシが良すぎる。

自分の人生の舵取りは、自分にしか責任はない。

「一度きりの人生だから、好きなように生きろ」という言葉。
実はこれが最もシビアで、自制心を求められる性質のものだと何故分からないのだろう。

そして

一度きりの人生には、何度でもやり直せるチャンスがあることも、どうして分からないんだろう。

刹那的で、浅学で、粗末で、下品な生き方は、結局何もしていないのと同じだ。

全エネルギーを注ぎ込み、何度でも挑戦し、何度も失敗する権利が僕らには与えられているのに。









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