一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

「戦い続けて、生き残り続けろ」

2013-05-16 00:57:18 | 日記

昨夜遅く、親友にドラコンの件と合わせて色々相談に乗って貰ってました。

数少ない親友の内の一人ですが、会う度に彼から学ぶ事はとても多い。

勿論、親友と呼べる人全てが、未熟な僕にとって掛替えのない手本であり、模範でもある。
卵が先か鶏が先かになりますが、見習う処が多いから親友なのか、親友だからそう思えるのか…
分かりませんがとにかく、僕は友人にとても恵まれていると感謝しない日はありません。

正直、不安定な生活の中で家族に支えられながら、ドラコンの道を歩み続ける事に迷いが生じていました。


幸いな事に家族や嫁さんは一も二もなく、ドラコンを続けろと言ってくれます。
しかし、この度の試合は僕の中で衝撃だった。
たった一年ではあるものの、トレーニングと練習に明け暮れた日々の中で、
口幅ったい事ですが、確かな手応えを感じていたからです。

それが残念ながら通用しなかった。
正直、色んな思いが音を立てて崩れた感じでした。

勿論、そう易々とトップの選手たちに立ち向かえるとは思っていませんでしたが、
余りにも練習の成果が出せなかった自分に、このまま家族に甘える訳にいくか、という迷いが生じた。


そんな中で、親友は彼自身が取り組んでいる道に準えて僕に説いてくれた。

どんな世界であっても共通して言えるのは、戦いに身を投じ続けるのが肝要だという事。

何故「続ける事」が重要なのかは、その戦いの中でしか学べない事があるからで、
擦り減らしても、苦境に立っても、迷っても、そこで「生き残り続ける事」が
何よりも大切ではないか、と。
戦い続け、迷い続け、学び続け、そして生き残り続けろ、と。

そして彼は立て板に水を流すかの如く、僕の心情をサラサラと言い当ててみせた。

「今の生活を案じるが余り、ドラコンを先延ばしにする気だろう」と。

ぐうの音も出なかった。その通り過ぎて。

そこで続けて彼は言いました。
「考えてみろよ、お前が40歳や50歳になった時、きっと後悔するから」
「あの時、なんでやり続けなかったんだろう、って」

僕のホームグラウンドでの試合は今シーズンはたった一度のチャンスしかなかった。
だから僕は浅薄にも、そのたった一度で区切りを付けるつもりでいた。


親友は、遠征してでも戦い続けろと言った。
嫁さんにも家族にも言われた言葉だ。


確かに、数多くの選手たちはそうやって他府県に遠征しながらしのぎを削っている。
それだけやっても、あの伯仲した実力を持つ人間の中で勝ち上がる事は困難なんだ。
わかっていた事だけど、僕は夢を完全に追えないでいたに過ぎない。


今回の試合で最も深く感じたのは、戦いの最中に得るものの多さと重さ。
そしてその学びの多さに身を打ち震えさせるかの如く湧き上がる喜び。


練習やトレーニングで得るものは確かにある。
だけど、それは相手のいない戦いに過ぎないのであって、
やはり実戦から得るものとは、比べるべくもない。


親友はそれらを知っていて、だからこそ僕を諭してくれたのだろう。

今シーズン、まだ僕の戦いの幕を引く訳にはいかない。
優勝する事は本当に大きな意義を持つ事だろうけど、
それ以前に僕は自分自身に後悔を残して、年を取るのが何より口惜しい。
自分に負けたくない。


今シーズン最後の戦いまで、あと2か月。

身体は鍛え続け、更にパワーを付けてやる。
そして、スイングはもうやってる事だけれど一度0に戻して再構築する。

脳裏に焼き付いて夢にまで出てくる、あのトッププロ達の強弾道。

あれをこの2か月で何としても身体に叩き込む。


支えてくれる全ての人に感謝、感謝…!!

戦い続け、生き残り続け、学び続けていたい。







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