一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

「活きる」と「生きる」

2019-09-08 19:19:21 | 日記
父親が今年で後期高齢者となった。
先日昼食を一緒した時に、その痩せ方がとても気になった。

会話している最中、父が庭の小さな段差に躓いてひどくよろめいた。
咄嗟に僕が抱きかかえて支えるも、その身体はいやに軽く感じる。

元々骨が太く、肉も付きやすい体質。
髪も眉も、けっこうしっかりと太い人な筈だが、その全てが痩せている。

どう考えても、タンパク質が不足している事は明白。

本人曰く「医者から栄養指導を受けてるから大丈夫」との事だが、
果たして現代の医者が何を以て指導しているのか、極めて懐疑的だ。

75歳と聞けば、多くの人は「高齢だから仕方ない」と言うだろう。
しかしその決まり文句は、真実だろうか?
ハッキリと僕は「大間違い」だと断言する。

骨や軟骨は確かに摩耗・劣化するし、それらは再生に長い年月を要する。
高齢であれば、その再生が寿命に追いつかないのも事実だ。

だが、何のために「筋肉」があるのか考えた医学者はいないのだろうか?
実質、ほぼ恒久的に短期間で再生・回復を続けてくれる筋組織。
それらが何故そこまでの回復力を持っているのか、考えないのだろうか?

父親は言った。
「糖尿の傾向があるから、炭水化物を大幅に減らしてる」と。

それは良い。
だが、食事全般の総量までも併せて減らしていたのでは、
栄養素が欠乏するのは当然だ。

その指導医に強い憤りを覚えた。

が、父も古い時代を生きた人だ。
悲しいけれど、医者の言う事以外には決して耳を貸すまい。


先の記事にも書いたが、日本のスポーツ医学は贔屓目に見ても「先進的」とは言えない。

勿論、医者そのものがダメだとは言わない。
医療業界そのものの体質が、完全に方向性を見失っているのだ。

・血圧が高い→降圧剤を飲みましょう。

・腹が痛い→痛み止めを飲んで様子を見ましょう。

・足が痛い→痛み止めの湿布を出しときます。

他にも、「ワクチン打ちましょう」だのと効きもしない、
あるいは悪影響すらある毒物を平気で処方したり、
「抗生物質出しときます」と腹を下すだけで何の効果もない劇薬を飲ませたり。

今の医者の多くは「治し、活かす」のではなく
「ただギリギリ生かす」ための措置しかしない。

要は、製薬業界との癒着が常態化しているため、
如何に優秀な医者であっても、「投薬」以外に出来ないのだ。

75歳だろうが90歳だろうが、今もジムに通う人たちがいる。
病院には最低限通うのみに抑え、人間本来の機能である「自己修復能力」を上手く活かしているからだ。

医療が悪いと言っているのではない。
現代までに多くの人が洗脳され、作り上げられた「根拠なき医療信奉」が悪いと言っている。

「今、これさえ飲んでたら大丈夫」という万能薬はない。

「今、これをやってるから大丈夫」という神懸り的行動もない。

そんなこと、昭和を駆け抜けた人になら、きっと分かるはずだ。

これからを「活きる」ために食い、動き、鍛えるのか。
ただジリジリと衰え「生きながらえる」ために、薬や医者に依存するのか。

個人の自由だと片付けるほど、非情にはなれない。




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