2014年度の僕のドラコンシーズンが終わりました。
実に呆気ないものだ。
出足は自己最高記録から始まったものの、
続く三重大会ではまさかの記録なし、
そして先日の東条CCでの一戦は約320ヤードしか出せず敗退。
ただただ悔しいの一言に尽きます。
しかもその悔しさというものが、人生に於いて経験した事のない、
途轍もなく深く大きなもので、自身の内で大いに戸惑っています。
東条の大会では、最長不倒距離を叩き出した選手が337ヤード。
自分の記録は、数字としてみる限りは決して遠く及ばないものではなかったはずなのに、
その選手の背中が随分と離れた位置にあるような錯覚を感じた。
振れたか?と聞かれたら、
振れた…と思う、と答える。
そんなスイングでした。
その時点でもうダメだ。話にならん。
会心を食ったとはいえないけれど、それでも
6球全てを「上手に」フェアウェイへと運ぶような気持ちだった気がする。
嫁さんが撮ってくれた動画を見ても、練習場で発してる気合いが見えない。
どこかで、記録ナシになる事を恐れていたに違いない。
中途半端な結果を出すくらいなら、
ことドラコンに於いてはマンブリして記録ナシくらいの勢いの方が良い。
僕はそう思ってます。
何故なら、僕はチャレンジャーだからです。
トッププロになれば、
スポンサーの期待にも応えなきゃならないから
フェアウェイを狙うのも必然だろう。
そして彼らは、それでもマンブリ出来る技量を持っている。
つまりは方向性と飛距離の両立が、高い次元で実現出来るのだ。
常人離れした次元と言って良い。
僕にそれが出来るのか。
今は悔しいけれど、確率的には劣る。
況してや、東条の時のように大粒の雨が降った場合、
場馴れしていない僕など、彼らを脅かすには程遠い存在だ。
悔しい。
しかし同時に、なんと素晴らしい選手達だろう。
やはり死ぬまで辞められない。
もうドラコン競技の魅力に、僕らはスッカリやられてしまっている。
出直しだ。
どこまで行っても出直しだ!!!