一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

人次第

2019-08-24 23:07:39 | 日記
嫁さんが初めてのマネジメントを任されて壁に直面し、連日相談を受けていた。

僕はシンプルに考える方なので、組織のベクトルを明確にして反対意見があるなら集約し、
なるべくコンセンサスを得ようとする。

それでも明らかに不当な事由で社の方針を蔑ろにする者がいる場合は、
「悪・即・斬」とまではいかないまでも、最終的に会社経営に不利益な要素はスッパリ斬り捨てる。

いみじくもマネジメントを任された者が、
他人からどう思われるかなどと自分の体裁ばかり気にして、
本来の仕事が疎かになるよりよほどマシだと考えるからだ。

管理者なんて嫌われて当たり前の立場だ。
それも仕事のうちだ。
何も個として憎まれている訳でもあるまい。

にも関わらず、嫁さんの前任者がそれをやっていた。

要は部下の顔色ばかりを気にするあまり、部下の実務能力が全く育っていなかった。
指導も教育も叱責も、何もやってこなかったようだ。
ハッキリ言ってしまえば、職務怠慢に他ならない。

嫁さんはそれでも、前任者は「販促に力を入れてる、スゴイ人なんだと思っていた」と言う。

僕からすれば販促なんてやって当たり前の仕事であり、むしろ社員が育っていない状態で
販促企画などをいくら推し進めても、お客さんが付いてこないのであれば全く意味がないと考える。
そんな管理責任者には、どちらかといえばボンクラの評価を下す。

事実、その無責任で無能な前任者から、嫁さんはこう言われていたらしい。

「現状で精一杯、これ以上この店舗の質を向上させるのは無理」
「アタシでも無理だったんだから」と。

なんて自己肯定感の強い人だろう(笑)
自分が出来ない事はまるで正義であるかのような物言い。恐れ入る。
僕ならそんな奴、クビにするわ(笑)

僕との会話で得た納得性を以て、嫁さんはある日、現場で行動を起こした。

要は前任者がしなかった事を、自分の代からやると皆に宣言し、旗を振った。

勿論、あるとっておきの「事実」を前任者は自己保身のために隠していたため、
それを切り札に一つのアクションをとってごらんと入れ知恵をしておいたのだが。

果たして、意外なほどに部下の皆さんは高いモチベーションを以て嫁さんを受け入れたそうだ。

「あれだけ前任者に“無理、絶対不可能”と言われてたのに、なんで?」と聞いてきた。

答えは一つだ。

無能な怠け者が叫ぶ「無理、不可能」な物事は、
優秀な働き者にとっては「呼吸をするかの如く容易」だからだ。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。